最後まで席を立つな。この映画は2度はじまる。
今回ご紹介する映画:『カメラを止めるな!』
英題:『ONE CUT OF THE DEAD』
製作:2017年日本
日本公開日:2017年11月4日、2018年6月23日
上映時間:96分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
自主制作映画を手がける製作スタッフたちがそこに集まり、ゾンビ映画の撮影をおこなっていた。
リアリティーを求める監督の要求が、どんどんエスカレート。
なかなかOKテイクがでないまま、時間だけが過ぎていく。
一旦、休憩になり、それぞれ一息ついているその時、山奥から本物のゾンビが現れ、撮影クルーたちに襲いかかるのであった。
スポンサーリンク
どーも、四十郎のおっさん999です。
当初は、大阪の公開がシネリーブル梅田で9月からの上映だったので、9月までお預けだろうと思っていたら、アスミックエースが力を貸して、超拡大ロードショーしてしまった『カメラを止めるな!」。
TOHOシネマズなんばで上映していたので、鑑賞してまいりました。
お盆休み中で、シネマイレージ会員だと安くなる日に行ったため、ほぼ満席状態。
自主製作映画で、これだけの人が入るとは、かなり驚きました。
今回、おっさんは、前知識ゼロで映画を鑑賞しました。
以前に書いた記事にも記載しましたとおり、この映画は予備知識ゼロで観ないと、本当に意味のない作品です。
だから、もし、まだ観ていない人がいたら、こんな感想読んでないで、早く映画館へゴーだよ?!
撮影: 曽根剛
録音:古茂田耕吉
助監督:中泉裕矢
特殊造形・メイク:下畑和秀
ヘアメイク: 平林純子
制作:吉田幸之助
主題歌・メインテーマ:鈴木伸宏、 伊藤翔磨
音楽:永井カイル
アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎、牟田浩二
プロデューサー: 市橋浩治
真魚(日暮真央)
しゅはまはるみ(日暮晴美)
長屋和彰(神谷和明)
細井学(細田学)
市原洋(山ノ内洋)
山崎俊太郎(山越俊助)
大沢真一郎(古沢真一郎)
竹原芳子(笹原芳子)
浅森咲希奈(松浦早希)
吉田美紀(吉野美紀)
合田純奈(栗原綾奈)
秋山ゆずき(松本逢花)
『鉄男』や『ミートボールマシン オリジン』、自主製作ではありませんけれどそれに近しいパワーで作られた『へんげ』などは、とにかく作りたいものを作る!って感じで、作品の良し悪しは別にして、観ていて心地の良いものでした。
けれど、海外作品のように、みんなに受けて大ヒットする映画っていうものは、邦画の自主製作映画では現れていません。
残念なんですけどね。邦画と日本の映画事情を考えると、仕方がないのかもしれません。
しかし。
ついに登場しました。
これからの日本映画の業界を180度変貌させてしまうかもしれない作品。
それが、この『カメラを止めるな!』です。
自主製作映画でありながら、比較的、大勢の人に受け入れられる内容に仕上がっており、だからといって作り手の熱量が少ないかというと、そうでもない。
非常にクオリティーの高いエンターテインメントに富んだ邦画なのです。
また、邦画独特の会話劇も健在で、これまで観た日本映画の中でもトップクラス級でございました。
今後、日本における自主製作映画は、Z級ホラーモキュメンタリーと、本作のように普通に映画館で上映されてもおかしくない作品のふたつの流れができる事でしょう。
そして、YouTube やクラウドファンディングなどを通して資金を調達したり宣伝したりして、素晴らしい才能が発掘されるのではないでしょうか。
内容を詳しく書けないのですが、間違いなく、おっさん的には、今年ナンバーワンの映画です。
すごい構成で、単にお遊びで入れただけのシーンかと思いきや、伏線だったとか、ただただ脱帽。
また、無名の俳優陣も素晴らしかった。
無名だから演技できないとか、そんな事はありません。
しっかり、きっちり、ちゃっかりと、お芝居されていて、とても楽しかった。
2度3度観てみたくなる、ステキな映画でございました。
決して怖い映画ではありませんぜ。
というのも、この映画、「ザ・邦画」というほど、日本映画らしい作品です。
派手なシーンではなく、会話と間を楽しむのが日本映画なので、そこの面白さがわからないと、正直、辛い。
だから、日本映画に日頃から接していない方は、逆に過度な期待はしない方が良いかと思います。
久しぶりに映画館で一体感を味わった素晴らしい映画。
映画館で、みんなと一緒に笑いたい、そんな作品ですね。
という事で、今回は『カメラを止めるな!』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
この記事がイイネ!と思ったら下のブログランキングボタンをクリックして頂けると嬉しいです☆
人気ブログランキングへ
次世代IMAXレーザーを楽しむ!
四十郎おっさんが綴る日常(アメブロ)
今回ご紹介する映画:『カメラを止めるな!』
英題:『ONE CUT OF THE DEAD』
製作:2017年日本
日本公開日:2017年11月4日、2018年6月23日
上映時間:96分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)
あらすじ
人里離れた山の中の廃墟。自主制作映画を手がける製作スタッフたちがそこに集まり、ゾンビ映画の撮影をおこなっていた。
リアリティーを求める監督の要求が、どんどんエスカレート。
なかなかOKテイクがでないまま、時間だけが過ぎていく。
一旦、休憩になり、それぞれ一息ついているその時、山奥から本物のゾンビが現れ、撮影クルーたちに襲いかかるのであった。
スポンサーリンク
どーも、四十郎のおっさん999です。
当初は、大阪の公開がシネリーブル梅田で9月からの上映だったので、9月までお預けだろうと思っていたら、アスミックエースが力を貸して、超拡大ロードショーしてしまった『カメラを止めるな!」。
TOHOシネマズなんばで上映していたので、鑑賞してまいりました。
お盆休み中で、シネマイレージ会員だと安くなる日に行ったため、ほぼ満席状態。
自主製作映画で、これだけの人が入るとは、かなり驚きました。
今回、おっさんは、前知識ゼロで映画を鑑賞しました。
以前に書いた記事にも記載しましたとおり、この映画は予備知識ゼロで観ないと、本当に意味のない作品です。
だから、もし、まだ観ていない人がいたら、こんな感想読んでないで、早く映画館へゴーだよ?!
今回利用した映画館
TOHOシネマズなんばスタッフ
監督・脚本・編集:上田慎一郎撮影: 曽根剛
録音:古茂田耕吉
助監督:中泉裕矢
特殊造形・メイク:下畑和秀
ヘアメイク: 平林純子
制作:吉田幸之助
主題歌・メインテーマ:鈴木伸宏、 伊藤翔磨
音楽:永井カイル
アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎、牟田浩二
プロデューサー: 市橋浩治
キャスト(役名)
濱津隆之(日暮隆之)真魚(日暮真央)
しゅはまはるみ(日暮晴美)
長屋和彰(神谷和明)
細井学(細田学)
市原洋(山ノ内洋)
山崎俊太郎(山越俊助)
大沢真一郎(古沢真一郎)
竹原芳子(笹原芳子)
浅森咲希奈(松浦早希)
吉田美紀(吉野美紀)
合田純奈(栗原綾奈)
秋山ゆずき(松本逢花)
おっさんのネタバレなし感想
邦画で自主製作というと、監督の熱量だけで突っ走る作品が多かったですね。『鉄男』や『ミートボールマシン オリジン』、自主製作ではありませんけれどそれに近しいパワーで作られた『へんげ』などは、とにかく作りたいものを作る!って感じで、作品の良し悪しは別にして、観ていて心地の良いものでした。
けれど、海外作品のように、みんなに受けて大ヒットする映画っていうものは、邦画の自主製作映画では現れていません。
残念なんですけどね。邦画と日本の映画事情を考えると、仕方がないのかもしれません。
しかし。
ついに登場しました。
これからの日本映画の業界を180度変貌させてしまうかもしれない作品。
それが、この『カメラを止めるな!』です。
自主製作映画でありながら、比較的、大勢の人に受け入れられる内容に仕上がっており、だからといって作り手の熱量が少ないかというと、そうでもない。
非常にクオリティーの高いエンターテインメントに富んだ邦画なのです。
また、邦画独特の会話劇も健在で、これまで観た日本映画の中でもトップクラス級でございました。
今後、日本における自主製作映画は、Z級ホラーモキュメンタリーと、本作のように普通に映画館で上映されてもおかしくない作品のふたつの流れができる事でしょう。
そして、YouTube やクラウドファンディングなどを通して資金を調達したり宣伝したりして、素晴らしい才能が発掘されるのではないでしょうか。
内容を詳しく書けないのですが、間違いなく、おっさん的には、今年ナンバーワンの映画です。
良いところ
とにかくシナリオが秀逸です。すごい構成で、単にお遊びで入れただけのシーンかと思いきや、伏線だったとか、ただただ脱帽。
また、無名の俳優陣も素晴らしかった。
無名だから演技できないとか、そんな事はありません。
しっかり、きっちり、ちゃっかりと、お芝居されていて、とても楽しかった。
2度3度観てみたくなる、ステキな映画でございました。
決して怖い映画ではありませんぜ。
悪いところ
邦画に慣れ親しんでいないと、この映画の面白さは、わからないでしょう。というのも、この映画、「ザ・邦画」というほど、日本映画らしい作品です。
派手なシーンではなく、会話と間を楽しむのが日本映画なので、そこの面白さがわからないと、正直、辛い。
だから、日本映画に日頃から接していない方は、逆に過度な期待はしない方が良いかと思います。
今回のネタバレなし感想のまとめ
間違いなくDVDが販売されたら、即購入するのは、間違いなしですわ。久しぶりに映画館で一体感を味わった素晴らしい映画。
映画館で、みんなと一緒に笑いたい、そんな作品ですね。
という事で、今回は『カメラを止めるな!』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
この記事がイイネ!と思ったら下のブログランキングボタンをクリックして頂けると嬉しいです☆
人気ブログランキングへ
【関連記事】
笑どころ満載で時々ホラー描写に力の入る妙作『映画版「心霊調査ビッグサマー」』のネタバレなし感想おっさんの運営ブログ
四十郎おっさんが綴る読書感想文まがい次世代IMAXレーザーを楽しむ!
四十郎おっさんが綴る日常(アメブロ)