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先日書いたアニメ制作会社マングローブについての記事。マングローブが製作を進めていた劇場用アニメ「虐殺器官」ですが、再始動決定!

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伊藤計劃さんの作品は読んでいないのですが、せっかく他の著作が映像化されたのに、制作会社の経営破綻で映像化が無効になるのは残念ですからね。監督さんやメインスタッフさんは続投するとの事。ただメインではないスタッフさんは別会社が製作に入るので、再度作り直しという事でしょうね。現在のところ、2016年の公開を目途に完成を進めるとの事。


シネマトゥデイさん:公開延期のアニメ『虐殺器官』が再始動!
http://www.cinematoday.jp/page/N0078073

チーフプロデューサーの山本幸治が、同作の英語タイトル「GENOCIDAL ORGAN」から名称を取った新スタジオ「ジェノスタジオ」を11月中にも設立することになり、制作再開の目途が立ったという。

今回のマングローブ経営破綻について、今までの業界体制をいよいよ改める時期が来ているような気がします。今の製作体制は手塚治虫さんが基本を作りましたけど、手塚先生もまさか、21世紀までそのまま使用されるとは思っていなかったんじゃないですかね。どこかで体制は変わるものと考えていたと思います。考えるべき人たちが怠けた結果、今の12話体制問題や数年前のガンダムディスティニー事件とともに、今回のマングローブ経営破綻が起きたと考えます。

3か月毎に新しい作品に出会える事は、アニメ好きにとっては素敵な事です。ですけど、それで経営が大変だったり、原作不足に陥るのであれば、業界のためにも改めて欲しいです。製作費をどのように回収するのか等、色々課題があると思いますが、ぜひ踏ん張って頂いて、業界をより良い方向へ導いてほしいです。