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日々の出来事 その3 に参加中!
サラリーマン時代から、ふたつのメールマガジンをとっているのですが、そのうちのひとつのメルマガを読んで、久しぶりに「へぇ~」ボタンを押してしまいました。(←古い)

マインドマップ公認インストラクター・倉橋竜哉さん:毎朝1分!天才のヒント

本日のメールマガジンは、今回の記事タイトルになっている、「怠けたことはありますか?」というものでした。

無職のおっさんは、怠けた事など、しょっちゅうなので(自慢にならない)、こういう状況になっている次第ですが、今回の話は、そういう話ではありません。

メルマガの中では、学習塾の先生との話について書かれていました。
その中で、「なるほど!」って、膝を叩いてしまった文章がありました。
気になる部分を引用させて頂きます。

先日、学習塾の先生と話をしていまして、

「怠惰は、まるで風邪のようにうつる」

という話で盛り上がりました。


高校受験、大学受験を控えて猛勉強している集団の中に、

ものすごく勉強をする努力家を入れても、
それほど大きな影響はないのに、

さぼり癖がある子を入れると、あっという間に
引きずられるように周りもさぼり始めるとのこと。


「アイツもサボっているから、
ボクも少しぐらい手を抜いていいかな・・・」と。


もちろん、その子の影響力にもよりますが、
同じ友達関係やクラスでも、

「自分を高めあうこと」よりも、

「易きに流れる」方が

簡単に起こりやすいそうです。

これは、会社でも平気で起こります。
やる気のない人が一人でもいると、周りがそのやる気ない人のまねをし始めて、仕事に対して手を抜いていきます。
ちなみに、私が会社を退職した原因は、これでしたね。
手を抜かない連中に、全部しわ寄せがきてしまいます。
結局、体調が悪化したため、退職してしまいました。

学習塾の先生は、こんなことを言われていました。

「困るのは、勉強しなくても成績が伸びるタイプです。」

とのこと。


勉強しなくても成績が伸びるタイプの子は、

普段の授業を集中して聞いていたり、

読解力が高いので教科書を数度読むだけで
内容を理解できる素養があります。

なので予習や復習、テスト勉強を軽く済ませるとのこと。


本人は成績が伸びるので問題ないのですが、

周りの子は「予習や復習、テスト勉強をしない」という
ところだけマネようとする場合があるそうです。

こういうタイプの人、いますよね。激しい嫉妬の炎を纏ってしまいます。
天才肌ってやつでしょうかね。

そういう場合、どうするのですか?

と聞いたところ、

「勉強しなくても成績が伸びる子から、
そうでない子に指導をさせます。」

とのこと。


勉強しなくても成績の伸びる子は、ある種のセンスがあって、
感覚的に覚えたり、問題を解くのは得意なのだけれど、

「なぜそうなるのか、説明するのは苦手」

という子が多いそうです。


自分はセンスでクリアしてしまっているので
それを説明しろと言われても、

「なんでこんな簡単なことがわからないのかが、わからない」

なんてことになってしまうわけです。


それでも指導をさせようとすると、

「教えるための勉強」

をするようになるとのこと。


なぜここがわかりづらいのか?

どうやったら理解しやすく伝えられるのか?


センスで「なんとなく」クリアしていた所を、
改めて見返して復習するわけです。

その姿を見て、周りにもいい影響が広がるとのこと。
(少なくとも悪い影響は広がらなくなるとのこと)

もちろん、指導する本人の成績も上がるそうです。

考えると、すぐに思いつきそうですけれど、この部分、私は「おおっ」と声をあげてしまいました。
「なるほど」と。
確かに天才肌の人は、最初は何かと説明下手ですよね。少なくとも、私の周りの天才肌の人は、そうでした。
これを実践すると、天才肌の秀才は、さらに高みを目指せるのですね。
周囲にとっても、先生以外の気軽に話せる「プチティーチャー」ができるのは、プラスになりますしね。

会社にて、センスで実績を作っている人も、これくらい素直な人なら、部下の事を任せたり、業績が悪い人の事をお願いできるのに。
社会人の中には、ひねくれている人も多いので困ります。

すべての事柄に応用できる事ではありませんが、上記のような事でお困りの方、一度試してみてはいかがでしょうか?


マインドマップ公認インストラクター・倉橋竜哉さん:毎朝1分!天才のヒント