- ブログネタ:
- 今年に入って読んだ面白い本を3つ教えて! に参加中!
ブログネタで「今年に入って読んだ面白い本を3つ教えて!」というものがあったので書いてみよう。
今回は3冊、それぞれジャンルが異なるので、もし興味のあるものがあれば、よろしくどうぞ。
でも、有名どころばっかりなので、読んでいる方も多いかな。
◆生存者ゼロ(安生正):小説
第11回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作。
北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。
救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられた。
北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが…。(Amazonより)
Amazonのレビューでは賛否分かれていますが、がっちりしたミステリーを期待すると失敗します。
この作品は、あくまでエンターテイメント作品であり、ミステリー色が弱いです。
なぜ事件が起きたのか、その部分がこの作品のミステリー部分ですね。
事件が起きて、探偵役が現れて、推理して……などはありません。
この作品、予備知識なしで読んだのですが、かなり面白かったです。
「え、なにそれ??」って展開で、一気に読んでしまいました。
最初は、少し退屈になりますが、途中からページをめくる手が止まりませんでした。
確かに知識のある人が読むとツッコミどころ満載かもしれませんが、あくまで小説。
良い時間つぶしのために、まっさらな気持ちで読む事をオススメします。
◆ヲタクに恋は難しい(ふじた):漫画
隠れ腐女子のOL・成海(なるみ)と、ルックス良く有能だが重度のゲーヲタである宏嵩(ひろたか)とのヲタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメディ。(Amazonより)
万人受けする漫画ではありません。
ネットスラングの知識やアニメ・ゲームなどの知識があれば、普通の恋愛漫画として楽しめるかと。
ヲタクと書かれていますが、登場人物は格好良い、美人ぞろい。
なので、いかにもなオタクは出てきませんし、それを期待すると失敗します。
あくまで、ラブコメ。
自分がヲタクなので共感しようとすると、この漫画は全く楽しめないと思います。
◆まず、のび太を探そう! 大ヒットを生み出す逆転発想(川上 昌直):ビジネス書
ドラえもんがわかれば、経営もわかります
お客さんから望まれる、しっかり利益が残る商売を作るには、何を、どんな手順で考えればいいのか?
新進気鋭のビジネスモデル研究者、川上昌直氏(兵庫県立大学経営学部教授)がやさしく解説。
9つの質問に答えるだけで、すごい!と言われる事業のアイデアがザクザク生まれます!
本書で身につくポイントはこの2つ!
・コレが欲しかった!と言われるアイデアを量産できる「のび太視点」
・良い商品でしっかり稼ぐための「ビジネスモデル」の作り方(Amazonより)
月間Kindleセールで購入した本です。
ビジネス書ではありますが、かなりわかりやすい本。
漫画もあり、文章も小難しいものではありませんので、一気に読んでしまいました。
他のビジネス書だと「この方法が良いよ」と書かれていても、なかなか実践できないものです。
しかし、この本の方法は、かなり簡単で実践しやすい。
中小企業の商品企画に携わっている方に、特に読んでほしい。
私は退職後にこの本に出会ってしまったので、会社で実践できなかったのが、悔しくて残念です。
今年は、まだ二か月残っていますので、面白い本があれば、またご紹介します。