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どーも、おっさんです。

Z級映画かな?と思っていたら、意外な着地点を示し、予想外に楽しむことができたホラー映画『バチカン・テープ』。

この作品は、ビジュアルにだけ頼るような西洋系ホラー映画ではなくて、雰囲気・空気感で見せる作品。

地味でありながらも、映画好きには、ささる映画ではないかな?って感じのクオリティーでした。

おっさんとしては、なかなかに良い作品でしたけど、巷の評判は、あまり良くない感じで、( ´-ω-)しゅんとなりました。

なんで??




ということで、今回は『バチカン・テープ』のネタバレあり感想を書いていくんだぜ?

未見の人は、今回の感想はスルーしてください。








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ネタバレなし感想

不穏な空気感を楽しめるか?『バチカン・テープ』のネタバレなし感想


ネタバレあり感想

準備不足な悪魔払い

ホラー映画の名作である『エクソシスト』によると、悪魔払いを行うには、「悪魔が取り憑いている」という事を証明しないといけないそうです。

これが本当に大変なようで、大体は悪魔払いは行われないらしいのです。

そこにきて、本作は、割りとあっさり悪魔払いをとりおこなうようのですが、それでいいのか?って、逆に心配になりました。




そりゃ観客は、アンジェラには悪魔が憑いていると知っています。

だからといって、登場人物がそれを受け入れるかどうかは、また別問題です。

「反キリスト」である事象がいくつかあり、それらがアンジェラの周囲に顕現されているのであれば、話はわかるのですが、あまりにも、あっさりバチカンがアンジェラに悪魔払いをおこなうストーリーには、ちょっと首をかしげてしまいました。

アンジェラのそばにいる神父様がなにかするのかな?って思っていたんですけど、そうでもなかったし。

このあたりをアンジェラの異変とともに、平行して物語を進行していれば、もっとリアリティーがあって、面白かったのでは?って感じです。




普通の悪魔払いじゃない

本作は終盤までは雰囲気映画なんですが、ラストで作風が一気に変貌します。

まるで、サイキック映画かのような、とんでも展開で、ビックリしました。

わたしとしては、この展開は許容できたのですが、人によっては、受け入れがたいかもしれませんね。

サイキックとはいえ、ちゃんと「反キリスト」を意識したシーンになっているので、特に違和感を感じる事はありませんでした。

普通の悪魔払いを期待していると、がっつり失敗するので、そこは注意が必要ですかね。

アクション映画っぽくなって、ビックリしたけれど、おっさん、嫌いじゃないぜ?




レビューや評価

不穏な空気の出し方うまいし、グロくないのに怖くて、他の映画とも差別化できそうな内容になりそうだったのにここで終わるとは…
素直に続き見たかった。ここで終わるなら観る価値なし

たぶん全編の1/3も終わってない映画です。

結論から言うと,これはエクソシストものと見せかけた反キリストの降臨譚です。


YAHOO!JAPAN映画『バチカン・テープ』




今回のネタバレあり感想のまとめ

本当のラストについて、本作では実は示されていないという、最後まで風変わりな作品でした。

わたしも、ちょっと続きが気になるって思いましたからね。

終わりかたがアレなだけに、続編を期待する気持ちもありますが、まぁ、そうなると完全にファンタジー映画になるんで、これはこれで良いのかな?

おっさん的には、好きな部類の映画。

風変わりな映画が好きな方には、おすすめの作品です。




という事で、『バチカン・テープ』のネタバレあり感想でした。

それでは、しーゆー!!




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