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貴様らのような化け物が、生きたいと思う事自体が罪なのだ!



今回ご紹介する映画:『東京喰種 トーキョーグール』
製作:2017年日本
日本公開日:2017年7月29日
上映時間:1時間59分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)



予告編動画



主題歌あり予告編動画




『東京喰種 トーキョーグール』のあらすじ

人を食べる事でしか生きていく事ができない「喰種(グール)」が出現した日本。喰種対策組織であるCCGができて、ほとんどの喰種が駆逐されたものの、喰種はひっそりと社会に紛れて生活していた。

大学生の金木は憧れの女性・リゼをデートに誘い、いい感じの雰囲気になっていた。夜、リゼから「ずっと見てました」と告げられ、有頂天になる金木だったが、直後にリゼが金木の肩に噛みつき、肉を喰らう。リゼは喰種だったのだ。逃げようとする金木だったが、リゼに捕らえられ致命傷を負う。しかし、直後に事故によりリゼは絶命。瀕死だった金木は、臓器が損傷してしまっていたため、ある医師の独断で、リゼの臓器が金木に移植され、一命を取り止めるのだった。

だが、リゼの臓器の影響からか、人であったはずの金木は何故か喰種に変貌してしまう。悲嘆にくれる金木に、彼が通っていた喫茶店「あんていく」の従業員たちが手を差し伸べる。




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鑑賞する予定はなかったのですが、父親が大泉洋さんが出演するため「観てみたい」という事で、それなら一緒に鑑賞しようと思って、映画館へ足を運んでみました。

本作は石田スイさんによる漫画が原作。現在は第2部にあたる『:re』が連載中です。過去にはアニメ化もされ、舞台化もされた本作。満を辞しての実写映画化でございます。

予告編からも分かる通り、本作は最初から海外へ輸出する事を想定した作品となっております。そのため、他の実写作品とは、一線を画す雰囲気になっています。

数多くのファンがいる本作を、どのように仕上げたのか。期待すると同時に、すごく不安。。。

という事で、今回は『東京喰種 トーキョーグール』の感想を書いていくんだぜ?




今回利用した映画館

なんばパークスシネマ



『東京喰種 トーキョーグール』のスタッフとキャスト

原作:石田スイ
監督:萩原健太郎
脚本:楠野一郎
音楽:ドン・デイヴィス
製作総指揮:大角正
企画プロデュース:吉田繁晃
プロデューサー:永江智大、石塚正悟
撮影:唐沢悟
照明:木村匡博
美術:原田恭明
装飾:三浦伸一
監督補:杉山泰一
助監督:高橋正弥
アクション監督:横山誠
VFXスーパーバイザー:桑原雅志
特殊造型・デザイン:百武朋
コスチュームデザイン:森川マサノリ
音楽プロデューサー:茂木英興、宮地洋佑
サウンドデザイン:浅梨なおこ
録音:渡辺寛志
編集:大関泰幸、武田晃
衣装:遠藤良樹
ヘアメイク:橋本申二
キャスティング協力:田端利江
ラインプロデューサー:樋口慎祐、小坂正人
アソシエイトプロデューサー:落合香里

出演者:
金木研:窪田正孝
霧島董香:清水富美加
亜門鋼太朗:鈴木伸之
笛口雛実:桜田ひより
神代利世:蒼井優
真戸呉緒:大泉洋
芳村:村井國夫
永近英良:小笠原海
西尾錦:白石隼也
笛口リョーコ:相田翔子
四方蓮示:柳俊太郎
ウタ:坂東巳之助
入見カヤ:佐々木希
古間円児:浜野謙太
小坂依子:古畑星夏
草場一平:前野朋哉
小倉久志:ダンカン
嘉納明博:岩松了




tokyoghoul_movie_2017


『東京喰種 トーキョーグール』の感想

先に結論から書いてしまうと、無茶苦茶、面白かった!!!

もう一回、映画館で観てみたい!

とにかく、おっさん的には、非常にどストライクな作品でございました。

原作は未読なのですが、アニメはちらほら鑑賞していたんですね。けど、最初の数話で挫折しました。理由は、主人公の金木が人とグールの狭間で苦悩するシーンが長い、長い。さっさとそこは終わらせて次に移って欲しかったのですが、アニメではダラダラしていて、速攻でやめてしまいました。

「そこがいい」という方もいらっしゃると思うんですが、わたしはダメでして、「もう少しシャープにすればいいのに」って思っていたんです。そのため、アニメにはすごく不満がありました。

そこにきて、今回の実写映画は、2時間以内という尺の制限ができたため、前半部分の中だるみしていたところがなくなり、非常に見やすくなりました。

メインとなるキャラクターも制限する事により、物語をシンプルにして、わかりやすいように仕上げていましたし、とても満足度の高い作品でございました。

原作ファンの方はどのような評価をくだすのか、わからないのですが、少なくとも、わたしは非常に面白い映画でございました。




『東京喰種 トーキョーグール』の良いところ

配役が素晴らしい

主人公・金木研を演じる窪田正孝さん、霧島董香役の清水富美加さん、リゼ役の蒼井優さん、そいて真戸呉緒役の大泉洋さん。役者さんの演技がとにかく凄かった。

窪田さんの演技は、とにかく凄いし、エグいんですよ。舌を出して、涎が垂らし、口に自分の指を突っ込む。さらは人の顔を舐める。これらの演技が鬼気迫るものがあって、鳥肌がたちました。

序盤にしか登場しないにもかかわらず、リゼというキャラクターの二面性を上手に演じていた蒼井優さんも凄い。可憐な女性を演じつつ、いきなりホラーキャラになるという演じ分けが素晴らしく良かったですね。まさか、この映画で怖いと思わされるとは。。。

そして、なんといっても、大泉洋さんでしょう!アニメでは極悪非道で冷酷かつ冷徹なイメージのキャラクターだったのが、大泉さんが演じる事により、血肉の通った、親近感の湧く人物に進化。さらに、非常に格好良いんですよね。アニメでは何の感情も抱かなかった調査官サイドですが、映画では、どちらにも感情移入できるような人物に仕上がっておりました。とにかく格好良い!!

蒼井優さんと大泉洋さんは、あまり登場しないにもかかわらず、その存在感は半端ありませんね。観終わっても、なお、その存在のプレッシャーが、心に残っております。

さらに、ヒロインを演じた清水富美加さんも素晴らしく良かった。今までは、清純派なキャラクターのイメージが強かったのですが、今回は強気な女の子を熱演。喰種だけど人に憧れる、そんな存在を熱演していました。残念ながら出家しちゃって、他の新作で観る事はもう叶わないですけど、本当に勿体無い。この作品で、おっさんね、好きになっちゃいましたよ。



ストーリーをシンプルにした

『東京喰種 トーキョーグール』という作品の魅力のひとつは、おそらく主人公の金木が人と喰種の間で葛藤する部分なのだと思うんですが、わたしは、このあたりがあまりにも長くてアニメについていけなかったんですよね。だから、本作について、その部分が恐かったんですが、本作では、ほどよい長さにアレンジされていて、個人的には、とても観やすい物語になっていました。わたしの理想通りのもので大変満足しております。

また、様々な事について、説明を敢えてしなかったというのも好感が持てます。どうしても理屈っぽくなってしまう日本映画ですが、本作は「喰種がいる。ただそれだけです」と開き直っているところが良いですな。



アクションやCGが頑張っている

今回、海外へ向けて輸出している事が前提になっているため、アクション部分が他の作品とは異なる演出が施されています。ハリウッド作品を参考にしつつ、邦画の範囲内で違和感のないような仕上がり。CGも安っぽくなっておりますが、クオリティーは全シーン安定したものになっているので、そこまでおかしく感じる事はありませんでしたね。わたしの隣の席に座っていた女性は「アクションがダメ」と言ってましたけど、これがダメなら、おそらく映画やアニメ全てがダメなんじゃないでしょうかね。それくらい、普通の仕上がりになっていましたよ。



『東京喰種 トーキョーグール』の悪いところ

原作ファンはどのように映るか

わたし的には、もう一度鑑賞しても良いくらい大満足な作品だったのですが、わたしは、アニメに不満のあった人間だったため、楽しめたのかもしれません。だからこそ、原作ファンには、果たして、どのように映るのかが、未知数です。わたしの隣に座っていた女性はものすごい原作ファンだったらしく、最初から本作を全否定するために鑑賞したようなんですね。ところが、おそらく予想外のクオリティーだったため、「アクションがダメ」と苦し紛れの感想が出た模様。ちなみに、そんな彼女の友人らしき女性は「そう?面白かったよ?」って言ってました。



『東京喰種 トーキョーグール』のまとめ

『銀魂』に引き続き、予想外のクオリティーに度肝を抜かれてしまいましたな。いやはや、参りました。日本の実写映画も、バカにできなくなってきました。

原作やアニメに満足している人には、物足りない作品、許されない作品なのかもしれません。

それでも、スタッフ・キャストが一丸となって、世界水準を目指して作り上げた野心作であり、やっぱりそのクオリティーは、邦画の中でも、トップクラスであります。

エンディングにかかるillionの主題歌「BANKA」という曲も良くて、未だ、余韻に引きずられております。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『東京喰種 トーキョーグール』ネタバレあり感想

戦闘シーンもそこそこありますし、人や喰種とは何かという哲学的な展開もあるし、色んな発見や疑問を提示してくれる、素晴らしい作品でした。喰種側がメインではあるんですが、CCGのメンバーの過去も断片的に示唆的に描写されているため、簡単に察しがつくようになっています。だからこそ、あまり登場しないCCGにも感情移入しやすくなっているのは、アニメではなかった本作ならではの要素といえるでしょう。

アニメと異なるといえば、特に大泉さん演じる鬼畜捜査官が非常に熱血な人物に変化していた点ですね。特に名言ともいえる「貴様らのような化け物が、生きたいと思う事じたいが罪なのだ!!」というセリフには、鳥肌がたちました。一気に感情が溢れる様子は、本当に素晴らしかった。

またラストの窪田さんの演技にもぞくぞくしました。「この世界は間違ってる!」という台詞。心にグッとくるものがあり、感動しました。

2時間が、あっという間に過ぎた作品。これは、DVD、買いですな。




『東京喰種 トーキョーグール』のレビューや評価

何の予備知識も入れずに行きました。
グロそうってのはなんとなくわかって行ったんで、それは大丈夫だった。
映画の内容はまぁまぁ。

石田スイ先生が窪田正孝くんを指名したの本当に良くわかりました
原作のカネキを本当に上手く演じていました
彼のカネキを観るだけでも一見の価値ありです
優しく弱いカネキが強くたくましくなっていくところも上手く描かれてた
つくづく、窪田正孝くんって凄い役者だと思いました
清水富美加ちゃんが演じたトーカも素晴らしかった
彼女があんなに素晴らしい女優さんだなんて
ちっとも知らなかった
大泉洋さんがちょっとダメでした
私、何回も笑いそうになって…

漫画やアニメにはない実生活感が至る所で感じられる一方、原作にはなかなか忠実になっていて感心しました。内容としては、1~3巻くらいなので物足りなさはありますが、ストーリーをとても丁寧に追っていて納得のいくものでした。役者さんたちも期待以上で、どの方もキャラクター表現が素晴らしかったです。なかでも、やはり主演の窪田さんは圧巻でした。始めから終わりまで、完全に金木くんになりきってましたし、リゼに憑依されてる演技もとても上手でした。原作ファンであっても全くガッカリするような作品ではなかった、むしろ「そう来たか!」と感動させられる部分が多かったのでとってもオススメです。


YAHOO!JAPAN映画『東京喰種 トーキョーグール』