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今回ご紹介する映画:『サスペリア』
原題:『SUSPIRIA』
製作:1977年イタリア
上映時間:1時間39分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)



予告編動画




『サスペリア』のあらすじ

スージーはドイツにあるバレエの名門校に入学するため、ニューヨークからやって来た。空港からタクシーで学校へ向かい、到着したスージーは学校の玄関で何かに怯え、学校から逃げ出す女生徒の姿を目撃する。スージーは不審に思いながらも、約束があるため、学校のベルを鳴らす。だが、対応した女性は、スージーの推薦入学の件を知らないと言い放ち、拒まれてしまう。学校へ入る事ができないスージーは、仕方なく出直す事にする。

翌日、改めて学校を訪問したスージーは、ようやく入学手続きをできるようになる。軽い挨拶をすませ、校内の案内を受けるスージーは早速授業を受ける事に。だが、ある奇妙な光を見た事により、突然、体調が悪くなる。厳格で有名な教師であるタナーに体調不良の件を話しても聞く耳を持たない。無理をおして運動したスージーは、そのまま倒れてしまうのだった。

単なる貧血という事で、しばらく安静する事になったスージーは、サラという女生徒と仲良くなり、学校の様子を知る事になる。それと同時に、校内では、摩訶不思議な事件が続発するのだった。




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幼少期にテレビでなんとなく観た事はあるものの、当時は意味がわからず、ほとんど覚えていなかった映画『サスペリア』。dTVで配信されていたので視聴してみました。

『サスペリア』といえば、昔、幽霊が映り込んでいるという事でちょっと有名になりましたよね。結局、あれは演出のひとつという事だった訳ですが、さて、内容はどんな作品なのか。

あまりにも有名なため、観ている人はあまりいないのかもしれないですし、今更感もありますが、それでも今回は『サスペリア』の感想を書いていくんだぜ?




今回利用した動画配信サービス

dTV

本作品の配信情報は2017年5月27日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。



『サスペリア』のスタッフとキャスト

監督・脚本:ダリオ・アルジェント
製作:クラウディオ・アルジェント
音楽:ゴブリン
撮影:ルチアーノ・トヴォリ
編集:フランコ・フラティチェリ

出演者
ジェシカ・ハーパー
アリダ・ヴァリ
ジョーン・ベネット
ウド・キア




suspiria_1977


『サスペリア』の感想

独特のセンスで構築される不気味な世界を堪能できる、不思議な映画でした。続きがとても気になる面白い映画。退屈しないようにストーリー進行をしっかり構成していて、さらにクリエイターのクセをちゃんと映画の中に仕込んでいる、素晴らしいクオリティーの映画でした。

けれど、あまりにもクセが強すぎるので、映画が好きな人でないと、鑑賞する事は難しいのではないでしょうか。A級映画や派手な作品にしか興味のない方には、ちょっと厳しい映画です。




『サスペリア』の良いところ

色彩センスが独特
昨今のクリエイターで、これほどまでにクセのあるセンスを持っている人っているのでしょうか。それくらい、本作の色彩は尖っています。とても上手に色を使う人はいらっしゃいますけど、本作は色彩だけで観客を不安にさせてくれます。もうね、目がチカチカしますよ。それくらい奇抜です。物語そのものはシンプルであるからこそ、余計に色遣いが目立ちに目立ちます。この色彩を見るだけでも、本作を観る価値ありますね。


音楽も独特
色彩と同じくらい奇抜なのが、音楽です。すごく不安にさせる音楽が劇中に漂っていて、なんとも不気味です。音楽を効果的に使っている良い例で、改めて、音楽の重要性を認識する事ができました。この音楽を聞くだけでも、本作を観る価値ありますね。


物語も独特
ストーリーはシンプルなのですが、振り返ると、物語も結構尖っていましたね。今、同じ事をすると、ほとんど冒険する感じになっちゃいますよ。シンプルでありながら、自分の色をちゃんと出すという、しっかりした映画。『ミッドナイト・スペシャル』もそうでしたけど、既存のアイデアを自分のフィルターで濾して、再構築すると、オリジナリティーが出るという良い例だと思います。なるほど、名作と言われるだけの事はありますね。



『サスペリア』の悪いところ

独特すぎる映画
随所で奇抜さが目立つ本作。正直なところ、この奇抜さを受け入れる事ができるか否かで、この作品の評価が決まります。受け入れる事ができれば、とても楽しめるのですが、拒んでしまうと、退屈で仕方のない作品と感じてしまいます。そして、この奇抜さを受け入れる事ができる人って、ちょっと少ないかなぁと思いますね。映画好きなら、おそらく受け入れる事ができますけど、ちょっとホラー好きですという人には、辛い映画になります。自身の映画の趣味と相談して鑑賞する事をオススメしやす。



『サスペリア』のまとめ

昔の作品だからどうかなぁって感じでしたけど、とても面白く鑑賞できました。観てみて良かった!

本作はリメイク計画がありまして、数年後にはリメイク版が公開されるのではないでしょうか。そのリメイク版は、果たして、この奇抜な映画をどのように料理するのかに注目したいですな。

『サスペリアPart2』という映画もあるそうですが、それは本作とは無関係の映画らしいです。監督は一緒なんですけどね。本作よりも前に製作された映画なんですが、日本には本作の後に輸入されたため、勝手な邦題がついたみたいです。

「魔女三部作」というトリロジーの第1作である本作。ダリオ・アルジェント監督の最高傑作とされる『インフェルノ』、『サスペリア・テルザ 最後の魔女』の二作品もチェックしてみたいと思います。




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『サスペリア』ネタバレあり感想

観る前は、てっきりオカルトホラーかと思い込んでいたんですが、実際は終盤直前まではサスペンスで、終盤にオカルトになるという、風変わりな作品でございました。

全ての事件の真相は明らかになっていないものの、大元の犯人はラストで明らかになるので、それでよしとなる感じでしょうか。それにしても、学校の教師たちのほとんどが犯人だとは、夢にも思いませんでした。

ところで、スージーが邪魔で命を狙うのはいいのですが、だったら、どうして入学を許可したんでしょうねぇ。事件を探るような性格だとは思わなかったのでしょうか。ちょっと気になります。まぁ、そんなところまで気にし始めたら、本作の至るところに疑問を挟み込まないといけないので、それは野暮って事ですね。




『サスペリア』のレビューや評価

原色(特に赤と青)をふんだんに使いまくっていて、だんだん嫌になってくる。

まずまず楽しめる。色彩の原色のインパクトと効果音で怖さを増す手法がホラー屋敷のアトラクションに似ていると思った。

もはやアート。


YAHOO!JAPAN映画『サスペリア』