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どーも、おっさん999です。

シリアス路線のDCコミックスにおいて、一際異彩を放つヒーロー、シャザム。

その力はスーパーマンと同等というのですから、すごいです。

おっさんは、本作を映画館で鑑賞。今回は日本語吹き替え版ではなく、字幕版にて観ました。

公開から時間が経過してしまいましたが、今回は『シャザム!』の
ネタバレありの感想を書いていきたいと思います。

本作は「DCエクステンデッドユニバース」のひとつなので、本作を鑑賞していない方は、今回の感想はスルーしてください。




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ネタバレなし感想

『シャザム!』の感想/わたしはかつて「キャプテン・マーベル」と呼ばれた男だ!


子供がちょっぴり大人になる映画

この映画は、シャザムに変身するビリーとヒーローおたくのフレディが少しだけ大人になる青春映画であります。もちろん、アメコミの実写映画らしく、大人が観てもちゃんと鑑賞できるクオリティーを保っています。しかし、この映画は若い人たちに観て欲しい。特に思春期真っ最中のみんなに。

思春期には「自分とはなにか?」みたいな中二病のような哲学に頭を悩ませる事もあります。これはとても大切な事で、こういった思考を経て、人はじょじょに大人になると、おっさんは思う訳です。

本作でのビリーとフレディは、ヒーローというものを通じて、「自分は何者か?」を問いかけるようになり、そして心がヒーローへ変身していきます。この映画は、その変化を丁寧に描いていて、大人が見ると、ちょっとむず痒く感じる所もあるんですけど、家族揃って鑑賞できるアメコミ映画となっていました。




ヴィランは子供のまま

その一方で、対照的なのが、マーク・ストロング演じるサデウスです。

彼は子供の頃に家族にも魔術師にも否定されてしまい、大人たちを見返すためだけに力を欲するようになります。大人になって科学者になっても、彼の心は子供のまま。

そして、最後まで大人になることはありませんでした。

それはとても悲しい事であり、幼い心を否定することの罪深さを痛感する作品になっています。

本作は全体的に「家族」をテーマにしていて、色んな家族の形が描かれています。

なにをもって「家族」というのか。人それぞれに考え方があると思いますが、この映画を通じて、簡単でもいいので、「家族ってなんだろう??」って考えてみるのも、素敵かもしれませんね。




レビューや評価

ビリーもフレディもいい味出してますし、里親や兄弟達がいい人達でホロリと来ます。
正直戦闘の場面は少し飽きてしまいましたが、ホーム(スクール)コメディみたいな感じでみると面白かったです。

予告では、パロディが多い子供向けの映画の印象でしたが観てみると、DCやマーベルのアメコミ映画好きな大人なら多分楽しめるミステリアスなスーパーマン系でした。

本作で欲を言えば敵キャラの倒し方が不明瞭な設定の甘さとかビリー役のアッシャー・エンジェルがもっとアホの方面へ振り切った演技が欲しいなぁ


YAHOO!JAPAN映画『シャザム!』




今回のネタバレあり感想のまとめ

すごくバカバカしい映画なのかと思いきや、「DCエクステンデッド・ユニバース」の中で、最もテーマを重視した作りになっている本作。色んな意味で異色の映画でございました。

アクションもバリバリあるし、笑いどころもあるし、ちょっと怖いところもある。すごくエンタメしている作品で、自信をもってオススメできる映画です。




という事で、今回は『シャザム!』のネタバレあり感想でした。

それでは、しーゆー!!




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