やれやれ、
たかが文化祭で、
地球滅亡の危機とはな。




今回ご紹介する映画:『斉木楠雄のΨ難』
製作:2017年日本
日本公開日:2017年10月21日
上映時間:1時間37分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)




『斉木楠雄のΨ難』予告編動画





『斉木楠雄のΨ難』のあらすじ

高校生である斉木楠雄(さいきくすお)は、テレポートやテレパシー、透視など、あらゆる超能力を持っている。しかし、斉木はそれらの力を使う事なく、ごく普通に生活していた。

平穏で平凡な日常生活を望む斉木の周囲には、自分が美少女である事を自覚している妄想少女の照橋心美、なぜか斉木でも思考が読めない燃堂力、厨二病をこじらせている海藤瞬など、奇人奇人が集まっていた。

そんな斉木の学校でも、文化祭が行われる事になったのだが。。。




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当初は鑑賞するつもりはなかったのですが、『銀魂』のクオリティーが、思いのほか素晴らしかったため、もしかしたら、本作もばけるかもしれない。

そんな期待を胸に秘め、映画館へ足を運びました。

アニメは1期の途中までみていたものの、原作の漫画は知りませんし、1期も全部見た訳ではないのですが、そんなおっさんでも楽しめるのか。

今回は『斉木楠雄のΨ難』の感想を書いていくんだぜ?




今回利用した映画館

109シネマズ大阪エキスポシティ



『斉木楠雄のΨ難』のスタッフとキャスト

原作:麻生周一
監督・脚本:福田雄一
製作:今村司、佐野真之、谷和男、弓矢政法、木下暢起、髙橋誠、荒波修、久保雅一、本田晋一郎
エグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:松橋真三、北島直明
主題歌:ゆず「恋、弾けました。」

役名:出演者
斉木楠雄:山崎賢人
照橋心美:橋本環奈
燃堂力:新井浩文
海藤瞬:吉沢亮
灰呂杵志:笠原秀幸
窪谷須亜蓮:賀来賢人
蝶野雨緑:ムロツヨシ
神田品助:佐藤二朗
斉木久留美:内田有紀
斉木國春:田辺誠一



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『斉木楠雄のΨ難』の感想

予想以上に楽しい映画でございましたね。ある程度、期待していたとはいえ、その期待値は、けっして高いものではありませんでした。

そういう事もあってか、映画開始早々に、あまりのクオリティーの高さに唖然としましたね。

本当に楽しいひと時。

とにかく、これでもか!というくらいに随所に笑いが散りばめられていて、後半になると、すごく疲れました。怒涛のネタラッシュ、半端ありません。

映画館だと、ほかのお客さんと一体感を感じる事ができるので、本作はぜひとも映画館などで鑑賞して欲しい作品。

家でも、できるだけ大勢の人とともに鑑賞した方が盛り上がります。

こういう映画もまた、映画館で観るべき映画、なのでしょう。




『斉木楠雄のΨ難』の良いところ

とにかく最初に書きたいのは、ヒロインの存在感。最初は登場しないのですが、登場した途端、もう彼女の独断場といっても過言ではありません。

『銀魂』でも、およそアイドルらしからぬ演技と所作を見せつけた橋本環奈さん。本作では、さらにパワーアップしています。おっさんは、完全に彼女の虜でございますよ。

もはやアイドルの欠けらもない顔芸の数々。いやぁ、ファン、増えたんじゃないですかね??

ひとつひとつの動きも普通にキュートですし、だからこそ、ギャップが映える。福田雄一監督と橋本環奈さんの相性はバッチリではないでしょうか。




『銀魂」ではキャラクターの再現が素晴らしかったのですが、本作は世界観の再現に尽力している印象です。

そして、この努力は報われていて、『斉木楠雄のΨ難』の世界観を見事に実写で再現できています。

どこをどうみても、『斉木楠雄のΨ難』でした。

さすがは福田雄一監督!




『斉木楠雄のΨ難』の悪いところ

キャラクターについては、原作の造形にできるだけ似せてはいますが、再現度はそれほど高くありません。やはり違和感があったりするんですね。

ですから、キャラクター優先で鑑賞してしまうと失敗してしまいますので、注意が必要です。

また、原作ファンやアニメファンには、どのような評価をされるのか、未知数ですね。

どちらかというと、映画好きの方が楽しめるかもしれません。ある程度の本作についての知識があると、より楽しめます。




『斉木楠雄のΨ難』のまとめ

個人的には『銀魂』より面白かったですね。

劇場内は、終始、笑いの絶えない感じで、とても素晴らしい映画に仕上がっていました。

本当に楽しい時間をありがとう!

もし、お近くで、まだ公開しているのであれば、ぜひぜひチャレンジしてみてください。




という事で、今回は『斉木楠雄のΨ難』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!




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