今回ご紹介する映画:『レヴェナント:蘇えりし者』(原題:THE REVENANT)
オススメ度:★★★★★(五つ星!)


予告編動画




『レヴェナント:蘇えりし者』のあらすじ

アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。




公式ホームページ



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revenant レヴェナント:意味 (長い留守の後に)帰ってきた人、幽霊、亡霊 など

今回は、先日、映画館で鑑賞した『レヴェナント』の感想を<ネタバレなし>で書いていきます。公開日には見に行けず、IMAX上映は鑑賞できなかったのが残念。

実話を基にした壮絶な映画で、レオナルド・ディカプリオが、ついにアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レヴェナント』。評論家の人たちは、ディカプリオが嫌いなのか??と思うほど、不遇の扱いでしたから、映画好きにとっては、本当に嬉しい限りです。



『レヴェナント:蘇えりし者』の概要

レオナルド・ディカプリオと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ話題作。狩猟中に瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐(ふくしゅう)するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。主人公の宿敵には、『インセプション』でディカプリオと共演しているトム・ハーディ。オスカー常連のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた臨場感あふれる映像にも注目。




『レヴェナント:蘇えりし者』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本・製作:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
音楽:坂本龍一、アルヴァ・ノト
撮影監督:エマニュエル・ルベツキ
脚本:マーク・L・スミス
製作:アーノン・ミルチャン、スティーヴ・ゴリン、ジェームズ・W・スコッチドープル
プロダクションデザイナー:ジャック・フィスク
衣装デザイナー:ジャクリーン・ウェスト
視覚効果スーパーバイザー:リッチ・マクブライド
編集:スティーヴン・ミリオン

キャスト
ヒュー・グラス:レオナルド・ディカプリオ
ジョン・フィッツジェラルド:トム・ハーディ
ヘンリー隊長:ドーナル・グリーソン
ジム・ブリジャー:ウィル・ポールター
ホーク:フォレスト・グッドラック
エルク・ドッグ:デュアン・ハワード
アンダーソン:ポール・アンダーソン
マーフィー:クリストッフェル・ヨーネル
スタッビー・ビル:ジョシュア・バージ
ジョーンズ:ルーカス・ハース
フライマン:ブレンダン・フレッチャー
ハイカック:アーサー・レッドクラウド
ヒュー・グラスの妻:グレイス・ドーヴ



『レヴェナント:蘇えりし者』の感想

上映時間が約150分ほどの映画でしたが、面白かったです。ずっとシリアスな描写が続く作品なので、見ていてとても疲れる映画ではあります。しかし、なんともいえない妙な魅力のある映画で、数週間経過したら、またムズムズと観たい!観たい!って気持ちになる、そんな映画でしたね。映画好きな人で、自分の好みにハマってしまうと、抜け出せなくなる、不思議な映画です。


『レヴェナント:蘇えりし者』の良いところ

まず書かないといけないのは、レオナルド・ディカプリオの演技でしょう。本当に素晴らしいお芝居でした。ディカプリオは、マーティン・スコセッシ監督と出会って、本格的に実力派俳優として、めきめきと頭角を現しました。近年のディカプリオの演技は、鬼気迫るものがあり、とても好きです。この『レヴェナント』で、現時点でレオナルド・ディカプリオが持てる全てをぶつけたんだと思います。映画館で見ていて、鳥肌が立ちました。共演の実力派俳優であるトム・ハーディーの印象が全く残らないほどの名演技でした。

ディカプリオの演技は素晴らしいですが、もちろん、他の俳優さんも素晴らしい。トム・ハーディーはディカプリオに食われてしまいましたが、それでも良い演技を見せてくれました。ラストのシーンは、実力派俳優ふたりがぶつかったおかげで、地味で静かなんだけど、下手なアクション映画よりも迫力のある映像になっています。

映像も素晴らしく、私は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品って、『21グラム』しか見てなくて『21グラム』はあまり面白くなかったんですよね、個人的には。だから、自分には合わないかなぁと感じていたのですが、『レヴェナント』は、がっつり私の感覚と合ってしまいました。美しつも厳しい自然を静かに映し出している『レヴェナント』は、映画館で見ていて、こちらも凍えそうな錯覚に陥りました。

ストーリーは、人によっては、すごく地味に感じるかもしれません。しかし、私は迫力のある起伏の激しい映画で、とても面白い映画でした。熊、雪、雨など……次々に襲い掛かってくる自然との戦いは、本当に凄まじく、ハラハラ・ドキドキの連続でした。

キャストとスタッフ、全てが素晴らしい仕事をしている、良い映画でした。



『レヴェナント:蘇えりし者』の悪いところ

予告編では復讐劇の話のように宣伝されていましたが、実際は、取り残されてしまった男のサバイバルがメインです。大怪我を負ってしまい、思うように動けず、自然に襲われ、背後には原住民が迫っているという極限の状態の中で、ディカプリオ演じるグラスがどのように生き延びるのか。これが『レヴェナント』のメインストーリーです。ですから、復讐劇を期待してしまうと、がっかりしてしまいます。復讐については、本当にラストだけですからね。

良い映画ではありますが、クセのある作品で、見る人を選ぶ映画です。



『レヴェナント:蘇えりし者』のまとめ

予想外に面白く、そして疲れる映画でした。好き嫌い、評価の分かれる映画ではありますが、映画館で鑑賞すると、とても素晴らしい映像体験を味わえる作品です。

地味な映画でも面白く最後まで鑑賞することができる人なら、鑑賞にチャレンジしてみても良いかもしれません。地味な映画が嫌いな人には、オススメできません。

それにしても、じわりと余韻の残る映画です。


↓ネタバレあり感想

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