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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

そんな訳で、2018年4月に『レディ・プレイヤー1』を劇場にて鑑賞しました。

この日は、午前中に『いぬやしき』を鑑賞していて、その興奮が冷めやらぬ内での鑑賞となりました。

非常に変なテンションでしたね。



わたしが鑑賞した日は、公開してから、すでに1週間が経過していて、次世代IMAXレーザーでの上映は1回となっていました。

ですので、安心していたんですよ。

みんな『インフィニティ・ウォー』に流れてるはずって。

いやぁ、見事に見誤りました。

劇場公開日から1週間経過したとは思えないくらいの盛況ぶりで、日曜日だった事もあってか、7割から8割の席が埋まっていました。

すごい人気!



そんな熱気だったものですから、おっさんも上映前から興奮してしまい、物凄い期待して鑑賞したんですが。。。


という訳で、今回は『レディ・プレイヤー1』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?



今回ご紹介する映画:『レディ・プレイヤー1』
原題:『READY PLAYER ONE』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:2018年4月20日
上映時間:2時間20分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)




予告編動画





あらすじ

2045年の近未来。

人類は様々な問題に対する解決を諦めてしまい、リアルではなく仮想現実空間に、その意義を見出していた。

オアシス。

それは、人々の思い浮かべた夢を体験をできる、VRワールドである。

人々は「オアシス」で気ままに遊び、生活していた。

だが、「オアシス」の創設者が亡くなり、人々にその遺言が、突然発表されると、状況は一変してしまう。

その遺言の内容は、世界を揺るがすには十分すぎるものであった。



彼は、「オアシス」に<イースターエッグ>を隠したと発表。

それを最初に発見した者に、「オアシス」を譲渡するとしたのだ。

それから、「オアシス」では、<イースターエッグ>を獲得すべく、全世界の住民が、「オアシス」にログインし、熾烈な争奪戦を繰り広げるのであった。




今回利用した映画館

109シネマズ大阪エキスポシティ 次世代IMAXレーザー 3D 字幕版



スタッフとキャスト・吹き替え版声優

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ザック・ペン
原作:アーネスト・クライン



役名:出演者(日本語吹き替え版声優)
ウェイド・オーウェン・ワッツ(パーシヴァル):タイ・シェリダン(KENN)
サマンサ・イヴリン・クック(アルテミス):オリヴィア・クック(坂本真綾)
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー:マーク・ライランス(後藤哲夫)
オグデン・モロー:サイモン・ペッグ(山寺宏一)
アイロック:T・J・ミラー(佐藤せつじ)
ノーラン・ソレント:ベン・メンデルソーン(楠大典)
トシロウ(ダイトウ):森崎ウィン(森崎ウィン)
ゾウ(ショウ):フィリップ・チャオ(小林由美子・松岡禎丞)







おっさんのネタバレなし感想

いやぁ、凄い。凄かったですよ。

オープニングの音楽からして、やられてしまいました。

とにかく凄く満足度の高い映画になっていまして、もう本当に楽しい映画でしたね。

十数年ぶりに映画のパンフレットを購入しましたよ。

本作を楽しく面白いと感じた人は、パンフレットは買いです。




なぜ、一週間経過しても、人が多く映画館にいたのか、鑑賞して、とても納得しました。

とにかくリピート鑑賞は当たり前の映画でございまして、一度観ただけでは把握できないほどの情報量が詰め込まれています。

なので、鑑賞する度に新しい発見がある訳ですね。

また、本作は王道のストーリーであり、上手に映画用にまとめられている点が、かえって中毒性を高める結果に繋がっています。

内容はシンプルで、2回目以降は劇中に散りばめられている「宝物」たちを探す事に専念できる。

だからこそ、本作はリピーターが多いのではないでしょうか。

アクションもしっかりあるし、映像も美しいので、IMAXで鑑賞した後に、4DXで観るというスタイルでも、全く問題ありません。




しかも、本作は一人で観るより、みんなでワイワイ鑑賞した方が、より楽しめる作品なので、映画館という場所とIMAXや4DXスクリーンとの相性が良すぎる訳です。

なので、この映画は、本当に映画館で観ないと、絶対に損をするという作品となっています。

ぜひとも、映画館へ足を運んで頂き、懐かしい宝物の欠片たちに触れてほしいです。




良いところ

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映画好きやポップカルチャー好き必見

とにかく本作は、映画や漫画、アニメにゲームといった、様々なポップカルチャーが、随所に描かれています。

メインで重要な役割を果たすものもあれば、一回みただけではわからないほどに小さくチラリとしか登場しないものまで、様々です。

またセリフまでもが、何かしらの作品のオマージュである事も。

とにかくちょっとでも、これらの文化に触れた事のある方であれば、ニヤリとしてしまうシーンがたくさん盛り込まれています。

そこには、玄人とか、そんなものは関係ありません。

楽しめる部分があるのであれば、素直に楽しんでくださいって感じの、ライトユーザーにも優しい映画になっていました。



圧倒的情報量

リピーターがでてくるほどに、ワンカットに示される情報量は、半端ではありません。

一見だけでは把握しきれないほどの情報量。

それらが破綻する事なく、ちゃんとまとまっていて、しかも見やすい構成になっている。

この手腕、さすがスピルバーグといったところです。

最近、大人な作品しか手がけていないスピルバーグの、本領発揮といったところですかね。

あの懐かしくファンタジックな頃のスピルバーグが帰ってきたみたいで、それだけで本作を鑑賞した甲斐があったというもの。

最近の作品も嫌いではないんですけどね。。。

起承転結もキッチリしていますし、シナリオと映像が完璧にマッチした、素晴らしい作品でありました。




悪いところ

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ポップカルチャーに疎すぎるとダメ?

ポップカルチャーにあまりにも疎すぎると、一体本作の何が楽しいのか、全くわからないって事になります。

まぁ、だいたいの人は、子供の頃に少しくらい、それらに触れているので、大丈夫だと思うのですけどね。

たとえば映画でいうと『エイリアン』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、ゲームでは『ストリートファイターII』、アニメだと『AKIRA
など、有名どころを全く知らない方は、注意が必要です。


オリジナリティーについて

本作の原作は、そもそも70年代から80年代にかけて生み出された、様々なポップカルチャーへの愛を表現するために誕生しました。

本来バラバラであったはずの作品たちは、絶妙なバランスで融合し、とても面白くユニークな作品となっています。



映画でも、原作との相違点はありますが、それでも、ポップカルチャーへの愛で溢れております。

破綻する事なく、わかりやすく、しかも面白く、すべての作品が混ざり合っている事が、本作のオリジナリティーでありますが、人によっては、「パクリだらけで何もない」と言う人もいるかもしれないですね。

たとえば『ピクセル』という映画を見て、「ゲームからアイデアをパクっている作品」という認識しかできない方は、本作には向いていないでしょう。

本作は、ポップカルチャーに対するラブレターのようなもので、それこそが、本作の最大の魅力なのです。




今回のネタバレなし感想のまとめ

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予想以上の面白さに驚愕してしまいましたよ。

これぞアメリカ映画!って感じで、とんでもない娯楽作品。

映画館で観ないと、絶対に後悔する作品なので、気になっているけれど、まだ鑑賞していない方は、ぜひとも劇場へ足をお運びください。




という事で、今回は『レディ・プレイヤー1』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!













ネタバレあり感想



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