鏡を隠せ。彼女がくるぞ。
今回ご紹介する映画:『ミラーズ 呪怨鏡』
原題:『QUEEN OF SPADES』『THE DARK RITE』
製作:2015年ロシア
日本公開日:不明
上映時間:1時間32分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
それは鏡の中に現れる「スペードの女王」を呼び出すというものだった。
単なる肝試しであるはずだったのだが、その日からアーニャと友人たちの周囲で不可思議な現象が発生しはじめる。
そして、友人の一人であるマイヴェイが、アーニャの目の前で心臓発作をおこし、帰らぬ人となった。
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2018年3月8日時点でHuluで配信されている作品『ミラーズ 呪怨鏡』を視聴してみました。
Z級なタイトルに惹かれて、「どんな作品なのかな??」と超絶Z級映画を期待したところ、良い意味で裏切られました。
これは、なかなかに良かった!
という事で、今回は『ミラーズ 呪怨鏡』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
撮影:アントン・ゼンコヴィッチ
製作:ゲオルギー・マルコフ、ウラジミール・ポリャコフ、ダニエル・マクホート、セルゲイ・エルショフ、ウラジミール・ポリャコフ
製作総指揮:セルゲイ・ステグニー
役名:出演者(日本語吹き替え版声優)
アーニャ:アリナ・ババク(原優子)
アントン:イゴール・クリフノフ(三上哲)
スミルノフ:ウラジミ-ル・セレズニョウ
カーチャ:ヴァレーリヤ・ドミトリエワ
マリーナ:エフゲニヤ・ロサ
こういう邦題の映画って、大体Z級ムービーで、大失敗したりするものなのですが、おっさんの映画趣味とバッチリ合致した、個人的に好きなタイプの映画でした。
目新しいアイデアは全くといってないものの、既存のアイデアを上手に調理していて、なかなかに面白かったです。
ホラー映画の趣味が幅広く、雰囲気映画が好きな方には、オススメできる作品ですね。
良いところ
奇をてらった展開もアイデアも一切ありませんけど、だからこその良さがあって、映画好きであれば、程よく楽しめる作品に仕上がっています。
ハリウッド系ホラーによくあるビックリシーンは控えめで、ちょい苦手な方に優しい作品にですよ?
日常がゆっくりと何かに侵食されていく過程を丁寧に描写していて、雰囲気ホラー大好きなわたしとしては、本作の演出と物語は、かなりグッときました。
不気味な空気感を演出する事に重きを置いているので、ビジュアル系ホラーを期待するとNGでございます。
視覚的ホラーでないと満足できない方には、オススメできないです。
悪いところ
アイデアを上手く切った貼ったしているので、映画好きな方なら、それなりに面白く感じる事ができる一方で、ホラー映画好きな方は、「あ、これはアレに使われてたな」「お、こっちはアレだ」と、いちいち別の映画が頭にちらついて、集中できないかもしれないですね。
演出もストーリー進行も王道なので、そこも好みの分かれるところかな?
程よい説明不足であれば良かったのですが、どうしてもスルーできないシーンがありまして、ちょっと不完全燃焼感が残ります。
これさえなけば、もうちょっと評価があがったのですが、回収しないなら、意味深なシーンは入れないで欲しいですねぇ。
ロシアでも、このような映画が作れるのですねぇ。『カリキュレーター』とか、ロシアは時々素晴らしい雰囲気映画が登場するので、侮れない。
日本でも、こういう定番の普通の映画って作って欲しいのですけど、どうして作れないのかなぁ??
映画好きとしては、なんとも悔しい限りです。
という事で、今回は『ミラーズ 呪怨鏡』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『ミラーズ 呪怨鏡』
原題:『QUEEN OF SPADES』『THE DARK RITE』
製作:2015年ロシア
日本公開日:不明
上映時間:1時間32分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
アーニャは友人たち4人で、ある都市伝説を試してみた。それは鏡の中に現れる「スペードの女王」を呼び出すというものだった。
単なる肝試しであるはずだったのだが、その日からアーニャと友人たちの周囲で不可思議な現象が発生しはじめる。
そして、友人の一人であるマイヴェイが、アーニャの目の前で心臓発作をおこし、帰らぬ人となった。
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2018年3月8日時点でHuluで配信されている作品『ミラーズ 呪怨鏡』を視聴してみました。
Z級なタイトルに惹かれて、「どんな作品なのかな??」と超絶Z級映画を期待したところ、良い意味で裏切られました。
これは、なかなかに良かった!
という事で、今回は『ミラーズ 呪怨鏡』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
スタッフとキャスト・吹き替え版声優
監督・脚本:スヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー撮影:アントン・ゼンコヴィッチ
製作:ゲオルギー・マルコフ、ウラジミール・ポリャコフ、ダニエル・マクホート、セルゲイ・エルショフ、ウラジミール・ポリャコフ
製作総指揮:セルゲイ・ステグニー
役名:出演者(日本語吹き替え版声優)
アーニャ:アリナ・ババク(原優子)
アントン:イゴール・クリフノフ(三上哲)
スミルノフ:ウラジミ-ル・セレズニョウ
カーチャ:ヴァレーリヤ・ドミトリエワ
マリーナ:エフゲニヤ・ロサ
おっさんのネタバレなし感想
地雷風邦題とは程遠い、硬派なホラー作品に仕上がっています。こういう邦題の映画って、大体Z級ムービーで、大失敗したりするものなのですが、おっさんの映画趣味とバッチリ合致した、個人的に好きなタイプの映画でした。
目新しいアイデアは全くといってないものの、既存のアイデアを上手に調理していて、なかなかに面白かったです。
ホラー映画の趣味が幅広く、雰囲気映画が好きな方には、オススメできる作品ですね。
良いところ
全てが王道
昨年の都市伝説系ホラー映画『バイバイマン』と同じく、すでにホラー映画で使い古された、複数のアイデアを上手にミックスしていて、ホラー作品として、しっかりとした面白さを味わう事ができました。奇をてらった展開もアイデアも一切ありませんけど、だからこその良さがあって、映画好きであれば、程よく楽しめる作品に仕上がっています。
ハリウッド系ホラーによくあるビックリシーンは控えめで、ちょい苦手な方に優しい作品にですよ?
怖いより不気味
ホラー映画ですけど、怖いというよりは、不気味な雰囲気を楽しむホラー作品でございます。日常がゆっくりと何かに侵食されていく過程を丁寧に描写していて、雰囲気ホラー大好きなわたしとしては、本作の演出と物語は、かなりグッときました。
不気味な空気感を演出する事に重きを置いているので、ビジュアル系ホラーを期待するとNGでございます。
視覚的ホラーでないと満足できない方には、オススメできないです。
悪いところ
なんかデジャヴ
『バイバイマン』と一緒で、どこかで見たようなアイデアばかりであるため、人によっては楽しめない危険性をはらんでいます。アイデアを上手く切った貼ったしているので、映画好きな方なら、それなりに面白く感じる事ができる一方で、ホラー映画好きな方は、「あ、これはアレに使われてたな」「お、こっちはアレだ」と、いちいち別の映画が頭にちらついて、集中できないかもしれないですね。
演出もストーリー進行も王道なので、そこも好みの分かれるところかな?
説明不足感あり
いくつかのシーンで「??」って首を傾げてしまうものがありました。程よい説明不足であれば良かったのですが、どうしてもスルーできないシーンがありまして、ちょっと不完全燃焼感が残ります。
これさえなけば、もうちょっと評価があがったのですが、回収しないなら、意味深なシーンは入れないで欲しいですねぇ。
今回のネタバレなし感想のまとめ
最後のシーン含め、お約束満載のB級映画でした。ロシアでも、このような映画が作れるのですねぇ。『カリキュレーター』とか、ロシアは時々素晴らしい雰囲気映画が登場するので、侮れない。
日本でも、こういう定番の普通の映画って作って欲しいのですけど、どうして作れないのかなぁ??
映画好きとしては、なんとも悔しい限りです。
という事で、今回は『ミラーズ 呪怨鏡』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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