今回ご紹介する映画:『PARKER/パーカー』(原題 PARKER)
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)


予告編動画




『PARKER/パーカー』のあらすじ

一匹おおかみで名うての強盗パーカー(ジェイソン・ステイサム)は、仕事でメランダー(マイケル・チクリス)率いる犯罪グループと手を組む。彼らはオハイオ・ステートフェアの売り上げ金150万ドルの強奪に成功するが、次の仕事を断ったパーカーはメランダー一味に殺されそうになる。瀕死(ひんし)の状態だったが運良く命だけは助かった彼は復讐(ふくしゅう)を胸に誓う。 by シネマトゥデイ 『PARKER/パーカー』


『PARKER/パーカー』公式ホームページ


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なにやらVR対応のゲームソフトが次々と発表されていますね。FFやバイオハザードの最新作、スター・ウォーズやバットマンなどなど。これからも続々とタイトルが発表されるのでしょうか。個人的には、廃墟や夜の街を徘徊するようなゲームが欲しいですね。ただ散歩しているだけなのに、闇や影に何かが息づいているような、そんなゾクリとするホラーゲームがあっても良いんじゃないかな? ゲームの目的は自動販売機にジュースを買いに行くとか、そんな適当なもので良いと思うんですけどね。

さて、今回は、そんなVRゲームとは、全く関係のない映画『PARKER/パーカー』の感想です。Amazonプライムビデオで配信していて、そういや、まだ観てなかったなぁと思って、さっくりと鑑賞しましたよ。今回は『PARKER/パーカー』の<ネタバレなし>感想です。



『PARKER/パーカー』映画情報

『Ray/レイ』の名匠テイラー・ハックフォードと、『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムがタッグを組んだ犯罪ドラマ。リチャード・スターク原作のハードボイルド小説「悪党パーカー」シリーズを映画化し、仕事仲間に裏切られた主人公が復讐(ふくしゅう)に燃える姿を描く。偶然彼に手を貸すことになる相棒を、『エル・カンタンテ』などのジェニファー・ロペスが好演。古典的で憎めないダークヒーローの活躍に手に汗握る。(上映時間1時間58分) by シネマトゥデイ 『PARKER/パーカー』


『PARKER/パーカー』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:テイラー・ハックフォード
原作:リチャード・スターク
脚本:ジョン・J・マクロクリン

キャスト
ジェイソン・ステイサム、ジェニファー・ロペス、ニック・ノルティ、マイケル・チクリス、クリフトン・コリンズ・Jr、ウェンデル・ピアース、他



『PARKER/パーカー』の感想

幾度となく映像化されている『パーカー』シリーズですが、主人公の名前がちゃんとパーカーとなっているのが、意外にも本作が初めてだそうです。ちなみに、私が大好きなメル・ギブソン主演の『ペイ・バック』も、この『パーカー』シリーズが原作らしい。『ペイ・バック』は、メル・ギブソンが良い味を出している面白い映画なんですよね。かなり玄人向けの作品ではありますが。

さてさて、この『PARKER/パーカー』ですが、アクション映画なので、なにも考えないで、サクッと鑑賞することができる、良い映画です。適度にハラハラドキドキしますし、ちゃんと定石通りの展開になる、素直な作品なので、割りとオススメできる映画でしたな。

ただ、アクションといっても、割りと地味めな上に、アクションそのものは、他のステイサム作品に比べて、多くはありません。裏切られたパーカーがどのように復讐の計画を練っていくのか、この過程が丁寧に描かれている作品です。

そういう意味では、意外と、玄人向けの映画かもしれません。



『PARKER/パーカー』の良いところ

とにかくステイサムの映画です。ステイサムがかっこ良いです。オープニングシーンは白髪のかつらをかぶっているステイサム。でも、なぜか違和感ナッシングなので、なんか変装する悪役とか演じて欲しいですな。

さて、この
『PARKER/パーカー』についてですが、ジェイソン・ステイサムが好きなら、チェックすべき映画です。他の作品では観ることのできない、本作ならではのステイサムアクションを堪能することができます。

また、非常にテンポの早いストーリー展開なので、約2時間の映画ではありますが、一気にラストまで鑑賞できる作品になっています。飽きるところとか、中だるみがない好印象なアクション映画。

ヒロインのジェニファー・ロペスについては、「わたしヒロイン!」っていうようなヒロインではないところが良かったです。ほぼギャグ要員でしたしね。

良い時間つぶし、暇つぶしになる映画です。



『PARKER/パーカー』の悪いところ

定番のアクション映画であるが故に、見やすい反面、目新しいものがないので、そこがこの映画を楽しめるか否かのポイントになるでしょう。ほぼ予想できるラストにガッカリする人には、オススメしません。お約束通りの展開でも、それなりに楽しめる人には、おすすめできます。

また、ジェイソン・ステイサムというと、かなりえげつない無双アクションが割りと多いですよね。そんな中で、この『PARKER/パーカー』では、ステイサム無双ではなく、それなりに攻撃を与えられ、弱々しくなっている描写もあります。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』からステイサムを知っている人間としては、特に違和感なく、むしろ「これがアクション映画だよね!」って感じで楽しめるんです。

けれど、最近のステイサム映画しか知らない人からすると「こんなの、ステイサムじゃない!ステイサムはもっと強いのよ!!」ってなっちゃう人もいるかも。そこは悪い点というか注意点というべきところでしょうかね。



『PARKER/パーカー』のまとめ

なんにしても、普通に映画を観ている人なら、それなりに楽しめちゃう映画。さらに普段から風変わりな映画を観ている人にとっては、地味めなアクション映画である本作を観ると、ニヤリとしてしまうかもしれないですね。アクション映画にしては、アクションメインではなく、計画を練っていく過程を楽しむという、少し変わった映画です。


ネタバレあり感想
『PARKER/パーカー』 ネタバレあり感想 ステイサムの新たな魅力を堪能できる映画



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