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今回ご紹介する映画:『パラノーマル・アクティビティ5』
原題:『PARANORMAL ACTIVITY: THE GHOST DIMENSION』
製作:2015年アメリカ
上映時間:1時間28分
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)


予告編動画





『パラノーマル・アクティビティ5』のあらすじ

かつてケイティとクリスティが暮らしていた家に、ライアン(クリス・J・マレー)とエミリー(ブリット・ショウ)夫妻と娘のリーラ(アイヴィー・ジョージ)が引っ越してくる。ある日、夫妻が物置でビデオカメラとビデオテープを発見し、カメラのレンズをのぞいて以来、彼らの家で不可解な現象が起こり始める。リーラの魂に危険が及び、ライアンとエミリーは彼らを脅かす何者かと対決しようとするが……。(シネマトゥデイ



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長かったシリーズも、ようやくひと段落しました。今回は『パラノーマル・アクティビティ5』でございます。

3作目あたりで、一応の完結を迎えていて、それから蛇足感のある4作目、新しい事を試みようとスタッフの頑張りを垣間見るスピンオフ作品『呪いの印』。今回は一体どんな風に仕上げているのか。

映画館での上映当時は、ほとんど話題にならなかった本作。今回はレンタルではなく、TSUTAYA DISCAS の動画を視聴。あまり期待しないで鑑賞しました。

という事で『パラノーマル・アクティビティ5』の感想を書いていくんだぜ?




『パラノーマル・アクティビティ5』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:グレゴリー・プロトキン
原作・製作:オーレン・ペリ
脚本:ジェイソン・パガン、アンドリュー・デウッチマン、アダム・ロビテル、ギャビン・ヘファーマン
製作総指揮:スティーヴン・シュナイダー、スティーブン・R・ モーレン
製作:ジェイソン・ブラム

出演者:クリス・J・マレー、ブリット・ショウ、ダン・ギル、アイヴィー・ジョージ、オリヴィア・テイラー・ダドリー、ジェシカ・ブラウン、クロエ・チェンゲリ、ドン・マクメイナス、ハリー・フット、カーラ・ピフコ、他




PARANORMAL_ACTIVITY_THE_GHOST_DIMENSION


『パラノーマル・アクティビティ5』の感想

カメラに映る影の演出は、白石晃士監督の作風に酷似していて、なんか違う意味で面白かったですね。何年も前から白石監督がおこなっている演出を洋画で見る事になるとは思いませんでした。

ただ、ここまでくると、もはやパラノーマルアクティビティではないですね。全く別の作品の印象です。

いっその事、普通のホラー映画として一回、製作した方が良いかもしれません。

白石監督作品ですって言っても、なんの違和感もないくらいなんで、もし、次回作を作るのであれば、ぜひ、白石監督を巻き込んで欲しいですな。

作品の面白さとしては、正直なところ、怖い部分もなくなり、不気味さもナッシング。面白くない訳ではないものの、味気ない作品となっていて、シリーズを追いかけている人にしか、もうオススメできないですね。

ちなみに本作、原題が『ゴーストディメンション』となっていて、数字がついていないんですね。もしかしたら、製作陣にとって、本作もスピンオフ作品なのかもしれません。




『パラノーマル・アクティビティ5』の良いところ

細工が施されているビデオカメラに何かが映り込むという、今までのシリーズ作品とは違うSF的な要素が目新しくて良いですね。実際のところ、超常現象的存在を捉えるために作られたビデオカメラらしいです。この設定はなかなか良いのですが、ただ本作はモキュメンタリー風の映像がウリだった訳で、こんな設定を持ってきたら、作品の良さが打ち消されてしまうんですけどね。

3作目の後に関する映像が残されており、それを主人公たちが鑑賞し、じょじょに怪奇現象が現れます。このあたりは、3作目以降に不満がある人によっては、良い展開かな。

本作ではPOV作品では珍しくハンディカメラを持つ理由がちゃんとあるので、その点は良かったですね。




『パラノーマル・アクティビティ5』の悪いところ

子供がイマジナリーフレンドに話しかけるという、いつもの展開に早くもガッカリしました。けれど、その後の展開は、いつもと少し異なる趣向でホッと胸をなでおろしました。

しかしながら、3作目以降で風呂敷を広げてしまった挙句、作品によって、設定に統一感がないため、もはや本シリーズの良さであるところの<リアリティ>がなくなってしまいました。本作は序盤こそ、まだ良かったですが、中盤以降は、もう完全に映画的展開となっていて、「パラノーマルじゃなくてもええやん」って思う作りになっています。

さらに、終盤はお決まりのパターンに収まってしまい、「結局、なにも進展してないやん」っていう印象が拭えません。いや、物語そのものは、匍匐前進かの如く、もっさりしながら進んでいます。だけど、今まで登場した情報以上のものはほとんどなく、また新しい情報がでてきたとしても、最新作が登場した時にはなかったことになっている可能性があるため油断できないという、シリーズもの作品としては典型的なダメダメパターンに陥っているのが、なんとも残念。1作目公開当時の、あの興奮は、もう味わえない。

先ほども書きましたけど、白石晃士監督作品のような作風になっておりますので、リアリティーを重要視する人には、オススメできません。




『パラノーマル・アクティビティ5』のまとめ

風呂敷を広げっぱなしで、しかも、それを畳む気がないという、残念な宣言をしてしまった本作。2作目までなら、楽しく怖がりながら鑑賞できましたけど、3作目以降から、1作目や2作目への繋がりが希薄になり、4作目以降はほぼナッシング状態。本作は今までのシリーズ作品との繋がりを見せていますけど、もし本作の描写通りなら、そもそも1作目と2作目が成立しないという究極の矛盾を生み出してしまっています。

はっきり言って、シリーズファンであれば、3作目以降は観なくても良いくらいですよ。あ、『TOKYO NIGHT』はオススメですけどね。

もはや別物になってしまった『パラノーマル・アクティビティ5』は、一体どんな方にオススメして良いのか頭を抱えてしまう、そんな作品となっています。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『パラノーマル・アクティビティ5』ネタバレあり感想

なんか完結編らしいです。誰か、詳しい人、解説プリーズ!というくらい、なんか意味不明な作品でしたな。

終盤の悪魔との戦いなんですが、祓う事はできないのに殲滅できるというのは、意味がちょっとわかりませんでしたな。そして、案の定、神父様は別の場所?に引きずり込まれ、同じ方法で主人公もトビーという悪魔に喰われてしまう。このあたり、完全に白石晃士監督作品ですよ。爆笑してしまった。

最後に開かれた扉から、幼いケイティたちの住んでいる時間軸へ移動するんですが、ここで、小さなケイティたちを救い出し、未来を書き換えるのかなぁ??とか期待したんですが、残念ながら、今までと同じ展開で、ガッカリしました。主人公を絶命させとけばええねん!は、最初の3作品くらいまでなら、まだ許されますが、さすがに7作品目ですからね、そうは問屋は卸しませんぜ。

せっかく時空間移動を取り入れたのだから、解決に向けて話を進めればよかったのに、どうしてトビーに肉体を与えて終わらせてしまったのか。そもそも、トビーがどうして受肉したいのか、説明がないので、イマイチ恐怖や絶望感が伝わってきません。『ベルセルク』のグリフィスのように、理由があって肉体を得たのであれば、ちゃんと劇中で説明して欲しかった。なんですか、暗黒の時代って。今でも十分暗黒の世界なんだぜ??

ここまでくると、1作目で怪奇現象を幽霊ではなく、悪魔にしてしまったのが、そもそも間違いだったという、どうしようもない事になってしまうので、願わくば、もう続編が作られない事を祈るばかりです。

いや、新作は製作して頂いてかまわないのだけど、駄目なお約束は守らないで欲しいという事で。




『パラノーマル・アクティビティ5』のレビューや評価

古いカメラが見つかるんだけど、
だったら本当に古い映像を撮ればいいのに
わざわざ安っぽい効果とCGをかけてそれっぽくしてるのが
嘆かわしいレベルです。
そういう一つ一つが作品を駄目にしている。
無駄にシリーズ化する必要はないと思いますね。
引き際が肝心です。

90分と短いから、つまんなくても損は無いかと思ったけど、最後まで見てやっぱり損した。

すべてのなぞは解けたように思えるのですが、
あまりに良くあるラストでそれがこのシリーズの評価の決定打として存在するとなると凡作になってしまったことは否めない。


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