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今回ご紹介する映画「ノロイ」
オススメ度:雰囲気ホラーが好きならオススメ ★★★☆☆(三ツ星)

予告編動画

<あらすじ>
2004年4月12日、怪奇実話作家・小林雅文の自宅が全焼し、妻の焼死体のみが発見された。行方不明となった小林は、ビデオ作品「ノロイ」を完成させたばかりだった。by シネマトゥデイ

貞子vs伽椰子」の監督に抜擢されて話題の白石晃士さんが監督・脚本を務める映画「ノロイ」の感想を今回は書きたいと思います。ネタバレなしで感想を書きたいと思います。

POV方式を採用しており、フェイクドキュメンタリー、つまりモキュメンタリー映画として製作されております。驚くのは、ラストのスタッフロールが存在しないという事。かなり徹底していますね。

2005年の映画で、正直、地雷映画のような気がしていて、今まで避けていました。今回「貞子vs伽椰子」の監督を担当するという事で、意を決して鑑賞する事にしました。



さて、結論から言うと、面白かったです。ただホラー映画の趣味により、評価が真っ二つに分かれる映画です。

幽霊や化け物がバンバン出てくるホラーではないため「呪怨」や海外ホラーのような映画を期待すると、がっかり感が半端ないと思います。またスプラッターでもないので、呪いで血しぶきブッシャーみたいな事もありません。そういった類の映画を期待するとダメですね。

どちらかというと雰囲気ホラーで、不気味なシーンの連続です。

主人公が怪奇作家という設定なので、取材を行うにつれ、バラバラだった怪奇現象がじょじょに一つにつながってくるという、ミステリー色の強い作品になっています。このあたりを楽しめるかどうかで、評価が分かれますね。

幽霊らしきものは、ラストにちらりと登場しますが、それだけで、あとは謎を解明するための取材シーンになります。

和製ホラーで、しかもPOV形式を採用しているにも関わらず、結構面白かったのには驚きました。

他のPOV形式と違う点は、主人公を怪奇作家というプロに設定したため、取材により物語そのものをスムーズに進行させる事ができたという点だと思います。

そのおかげで前半にくるだろうグダグダ感がほとんどなかった。他のPOV映画に比べて面白かった要因は、そこでしょうね。



雰囲気ホラーが好きな方にはオススメ。派手に幽霊やクリーチャーが登場するのが好きな人には、あまりオススメしません。


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