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私はエルキュール・ポアロ。
おそらく世界一の探偵です。




今回ご紹介する映画:『オリエント急行殺人事件』
原題:『MURDER ON THE ORIENT EXPRESS』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年12月8日
上映時間:1時間54分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)




予告編動画





あらすじ

エルサレムでの事件を解決したカイゼル髭が似合うエルキュール・ポアロは、トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行に乗り込み、帰途へついていた。仕事続きのポアロにとっては、つかの間の休息、のはずだった。

オリエント急行内でアメリカ人富豪エドワード・ラチェットが刺殺体で発見される。ポアロは鉄道会社の重役に頼まれ、しぶしぶ事件の解明に挑むのだった。

当初は、簡単に事件が解決できると考えていたポアロだったが、乗客たちに聞き取りを行い始めたポアロは、やがて、この事件が普通の事件ではない事を悟るのだった。




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当初は鑑賞予定ではなかった『オリエント急行殺人事件』なのですが、予告編を観るにつれ、観たい気持ちが募りまして、とてとてと一人で映画館へ足を運びました。

予告編がとても素敵なんですよね。映像がスタイリッシュで、その映像にマッチした音楽が流れて、予告編を観ると一度鑑賞したにも関わらず、もう一度、鑑賞したい気持ちが沸々と湧いてきますな。

ミステリー小説の傑作にして名作である『オリエント急行の殺人』を、豪華俳優陣を迎えて映像化された本作。ケネス・ブラナーが主演・監督・製作を兼ねているのですが、近年ケネス・ブラナーが監督と主演を務めるのは珍しいですな。それだけケネス・ブラナーはポアロに対する特別な想いがあったのかもしれません。

という事で、今回は『オリエント急行殺人事件』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?




今回利用した映画館

TOHOシネマズなんば



スタッフとキャスト・吹き替え版声優

監督・製作:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
原作:アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
製作:リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ジュディ・ホフラン、マイケル・シェイファー
製作総指揮:アディッティア・スード、マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード、ヒラリー・ストロング
撮影監督:ハリス・ザンバーラウコス
プロダクションデザイナー:ジム・クレイ
編集:ミック・オーズリー
VFXスーパーバイザー:ジョージ・マーフィ
音楽:パトリック・ドイル
衣装デザイナー:アレクサンドラ・バーン


役名:出演者(日本語吹き替え版声優)
ブーク:トム・ベイトマン(中村悠一)
エルキュール・ポアロ:ケネス・ブラナー(草刈正雄)
ピラール・エストラバドス:ペネロペ・クルス(高橋理恵子)
ゲアハルト・ハードマン:ウィレム・デフォー(家中宏)
ドラゴミロフ公爵夫人:ジュディ・デンチ(山村紅葉)
エドワード・ラチェット:ジョニー・デップ(平田広明)
ヘクター・マックィーン:ジョシュ・ギャッド(石上裕一)
エドワード・ヘンリー・マスターマン:デレク・ジャコビ(小田桐一)
ドクター・アーバスノット:レスリー・オドム・Jr(綱島郷太郎)
キャロライン・ハバード:ミシェル・ファイファー(駒塚由衣)
メアリ・デブナム:デイジー・リドリー(永宝千晶)
ピエール・ミシェル:マーワン・ケンザリ(玉木雅士)
ヒルデガルト・シュミッツ:オリヴィア・コールマン(米丸歩)
エレナ・アンドレニ伯爵夫人:ルーシー・ボーイントン(清水理沙)
ビニアミノ・マルケス:マヌエル・ガルシア=ルルフォ(中村章吾)
ルドルフ・アンドレニ伯爵:セルゲイ・ポルーニン(岩川拓吾)




murder-on-the-orient-express_1



ネタバレなし感想

実はアガサ・クリスティーの作品って読んだ事がないんですよね。

何度かチャレンジしようと試みたのですが、翻訳もの独特の言い回しが苦手で、結局、すぐに挫折しました。

けれど、作品のトリックだけは語られているので、トリックは知っているけれど、作品とトリックがリンクしていないため、まっさらな気持ちで鑑賞する事ができました。

で。

おっさん的には、とても良かった。すごく満足度の高い作品でした。

古典なので知っている人にとっては新鮮味がなく、面白みを感じる事ができないかもしれません。けれど、本作はミステリー作品としてよりも、豪華な役者を上手に使うために、敢えてドラマとしてストーリーを構成しているのは、なかなかユニークです。

映画全体を包み込む雰囲気、空気感がとても好きな感じで、ハマってしまうと、中毒性のある作品ですね。




良いところ

バランスのとれた作品

本作のキャッチフレーズは「この列車には、名優たちが必要だった」です。つまり凄い俳優陣、というか個性的でクセの強い役者陣が勢揃いです。

これほどのメンバーが集まると俳優たちがお互いの個性を消し合う事が多いのですけど、本作は凄い。なにせ、これだけのメンバーが集まりながら、お互いがお互いのキャラクターを食い合わず、また映像の邪魔をしていないのです。

結果、非常にバランスのとれた作品に仕上がっていました。

落ち着いた映像、ストーリー。ミステリー映画好きよりも、雰囲気映画が好きな人向きかもしれません。




人間ドラマ重視

アガサ・クリスティーといえば、言わずと知れたミステリーの女王です。

ですので、本作も基本はミステリーですし、トリックもかなり大胆。けれど、やはり古典となりますので、知っている人は知っている訳です。そんな状況だと、本作をミステリーとして鑑賞するのは難しい人も多いはず。

なので、本作はミステリー部分よりも人間ドラマ、感情というものに重きを置いています。

この部分がストーリーの肝となっていて、さらに俳優陣の力によって、本作は秀逸な仕上がりになっていました。

役者さんのお芝居を楽しめる方も、本作を楽しめるのではないでしょうか。




悪いところ

古典だからこそ

今まで何度も映像化されたきた『オリエント急行殺人事件』。古くから有名な作品ですから、当然ミステリーとして鑑賞できる方は限られています。ミステリーをあまり知らない人やアガサ・クリスティ女史をあまり知らない方向けといえますね。

おっさんのように真っ白な状態で本作を観ると、ミステリー作品としても楽しめますけど、そうじゃないと過去の映像作品と比べてしまって、あまり楽しめないかもです。




評価の分かれるCG描写

本作の雰囲気は好きなのですが、唯一、ちょっと違和感を感じたのがCG描写です。

いや、仕方がないのですけどね。

昔の街並みや雪の積もる景色など、現在の姿とは異なる光景を映像にしないといけないため、CGで生み出さなければならないのはわかるのですけど、うーん、どうしても違和感が残りました。

このあたり、好き嫌いが分かれるかもしれない。

個人的には、CGではなくて実写でなんとか頑張って欲しいというのが、正直な気持ち。まぁ、わがままではありますけどね。




感想のまとめ

自分でもびっくりするほど、古典であるにも関わらず、ラストまで楽しめる作品でした。

有名過ぎるほど有名な作品なので、ちょっとオススメしにくいですが、このケネス・ブラナー版『オリエント急行殺人事件』、機会があったら鑑賞してみてください。




という事で、今回は『オリエント急行殺人事件』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!




ネタバレあり感想

『オリエント急行殺人事件(2017)』のネタバレあり感想:動機こそがメインの映画


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★アルバート・フィニー主演版の映画。1974年製作。


★原作小説。




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