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今回ご紹介する映画:『劇場版トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』
製作:2017年日本
日本公開日:2017年2月25日
上映時間:55分
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)



予告編動画




『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』のあらすじ

妙な夢の意味が気になる魔王候補・春日アラタ。学校の保健室でトリニティセブンの一人であり学校の教師である・浅見リリスの持つ魔道書「ヘルメス外典」にアラタが触れた瞬間、「ヘルメス外典」がアラタの力を吸収し、謎の少女が姿をあらわす。彼女の正体は一体?一方、禁忌とされていた<悠久図書館>が目覚め、錬金術士が生み出した<白き魔王>ラストトリニティが動き出す。



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TVアニメ『トリニティセブン』の劇場版である本作。わたしの近所では、TOHOシネマズなんばという映画館で上映されておりました。

この映画の存在、最初は知らなかったんですよねぇ。何かの映画を観るために映画館へ足を運んだ時に初めて知って、「おぉ、映画か。後日、観てみるか」と思ったんですよ。

で、家でチケットをオンライン予約しようとしたらですよ。上映時間が55分だったんです。一瞬、「えっ?」ってなりました。見間違えかな?って思ったんですが、間違いなく55分。

「さすがに、これは、ないな」と、結局、映画館で鑑賞しませんでした。

けれど、かなり早い段階でdアニメストアで配信がスタート。もしかして、元々、OAD企画だったのかしら?

そんな訳で、TVシリーズは鑑賞済みでしたので、本作を視聴しました。

今回は『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』の感想を書いていくんだぜ?




今回利用した動画配信サービス

dアニメ
dアニメストア



『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』のスタッフとキャスト

原作・脚本:サイトウケンジ
原作:奈央晃徳
監督:錦織博
脚本協力:吉野弘幸
キャラクターデザイン:友岡新平
クリーチャーデザイン::森木靖泰
総作画監督:友岡新平
武器デザイン:大塚あきら
プロップデザイン:岡戸智凱
美術監督:大久保錦一、HIJIRI
色彩設定:西村薫
撮影監督:榎本めぐみ
美術設定:泉寛
特殊効果:福田直征
3DCG:山口直人
編集:関一彦
音響監督:えびなやすのり
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
主題歌:ZAQ「Last Proof」

声優
春日アラタ:松岡禎丞
浅見リリス:原由実
神無月アリン:内田彩
風間レヴィ:佐倉綾音
山奈ミラ:日笠陽子
不動アキオ:柚木涼香
倉田ユイ:村川梨衣
リーゼロッテ=シャルロック:東山奈央
セリナ=シャルロック:洲崎綾
ソラ:釘宮理恵
春日聖:諏訪彩花
学園長:三木眞一郎
ルーグ:福原綾香
イリア:赤崎千夏




movie-trinity-7


『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』の感想

うん、まぁ、こんな感じだよねって印象。

面白いかと言われると、ひとつのエピソードとしては確かにそこそこ良かったです。

ただ、これ、テレビシリーズで数話分かけて製作した方がよほど面白い内容になったのではないかと。わざわざ劇場版と銘打って製作するほどではないかな?

TVシリーズを観ていた人は時間がある時に鑑賞してみては?って感じです。




『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』の良いところ

展開は早い

1時間もないので、とにかく展開は早いです。というか、早すぎですな。仕方ありませんけど。ですので、ストーリー展開については、ほぼストレスはナッシングです。気軽に鑑賞する事が可能。

劇場版ならではの展開ではないので、良くいうと疲れない、見やすい構成といったところですね。肩の力を抜いて鑑賞できまする。



リリムが可愛い

今回のメインヒロイン、リリムは子供の愛くるしさがあって、良かったですな。本来なら、物語をぐんぐんのばしていって、彼女に感情移入させて、エンディングを迎えれば、すごく感動的になったんですが、、、55分はさすがに短すぎでしたね。


ちゃんと活躍の場がある

とにかく登場キャラクターが多い。けれど、ちゃんと見せ場があるのには、なんか根性を垣間見ました。55分といえど、これだけは、絶対にはずせないという頑張りがありましたね。そこは、TVシリーズを観ていた者にとっては、嬉しい部分でした。



『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』の悪いところ

全ては55分に帰結する

内容が〜とか展開が〜とか、そんな事よりも、なぜ、本作は55分なのか。55分なんて、描きたい事の半分も描けないですよ。前半でいろんな種蒔きをして、ラストの数十分で芽生えた様々な木の実を回収していくのが映画です。なのに、種もまかずに、いきなり収穫しようとしても、それは無理があるってもんです。

今回の映画は作品が悪いのではなく、そもそもの企画が悪すぎなのです。2期への橋渡し的作品であったとしても、劇場版とタイトルに付けている以上、やはり映画として製作しないといけないとおもいますね。




『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』のまとめ

ちょっと期待したんですけどね。1時間の作品でも、これだけの事ができるんだぜ?って見せてくれるのかなぁって。まぁ、普通だったんですけどね。

せめて80分は欲しかったなぁ。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』ネタバレあり感想

不完全燃焼感、半端ねぇ

今回の敵であるラストトリニティ。強いのですが、イマイチ強さがわからなかった。本当は二回バトルして、一回負けてからの逆転、という方が、やっぱりわかりやすいですなぁ。今回、アラタは、ほとんどやられっぱなしで、あんまり自分からの活躍がないのが残念。しょっぱなから、魔力を奪われてしまうので、仕方ないのでしょうけど。

アラタが獲得したパラディンフォームの凄さもあまり伝わってきませんでしたし、上映時間の短さが、作品を台無しにしたなぁって印象です。




『劇場版 トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-』のレビューや評価

お色気要素もバトル要素も中途半端だし、敵もただ再生するってだけで強いと思えないし、見ていて辛かったです。

一応ストーリーを詰めてるんですが、最低限の内容のみでバタバタ進んで全く面白くない。ストーリーを面白くする仕掛けを入れるには根本的に時間が足りてないですね。

55分では、力不足でも結構楽しかったです。


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