今回ご紹介する映画:『ミートボールマシン』
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)


予告編動画




『ミートボールマシン』のあらすじ

工場で働く孤独なヨウジ(高橋一生)の秘かな楽しみは、向かいの工場で働くサチコ(河井青葉)の姿を盗み見ることだった。ある晩、偶然、ヨウジは自分の上司にからまれていたサチコを助け、彼女は殴られた彼をアパートまで送った。2人が互いの気持ちを告白し、甘いムードになった瞬間、突然何かがサチコに襲いかかる……。

by シネマトゥデイ



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タイトルだけは知っていたのですが、鑑賞していなかったマイナー映画『ミートボールマシン』。

ようやく鑑賞しましたので、今回は『ミートボールマシン』の感想を<ネタバレなし>で書いていきます。

ちなみに、この映画は2005年に製作された映画です。

その前に『ミートボールマシン オリジン』という映画があり、こちらは自主製作映画で、1999年に製作されています。

この『ミートボールマシン オリジン』は、まだ未鑑賞で、鑑賞したら改めて感想を書きたいと思います。

(※2016/07/28追記:『ミートボールマシン オリジン』鑑賞したので感想書きました→『ミートボールマシン オリジン』セルフリメイク版より面白いオリジナル版



『ミートボールマシン』の概要

謎の生命体に寄生され、彼らに人格まで乗っ取られてしまった人間たちが死闘を繰り広げるスプラッター・ムービー。互いに想いを寄せながら、“ネクロボーグ”への変身を余儀なくされ闘う運命の男女の悲劇を描く。内気な主人公を演じるのは、『世界の中心で、愛を叫ぶ』の高橋一生。宿命の相手に『ガールフレンド』の河井青葉。若手演技派2人による、体を張った芝居が見ものだ。 過激なラストのバトル・シーンは悲しくも美しい。

by シネマトゥデイ



『ミートボールマシン』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:山口雄大、山本淳一
脚本:加藤淳也
プロデューサー:山口幸彦
ライン・プロデューサー:中林千賀子
ポストプロダクション・プロデューサー:篠田学
キャスティング:星久美子
クリーチャー・デザイン:雨宮慶太
特技監督:西村喜廣
撮影:釘宮慎治、百瀬修司
照明:船橋正生

キャスト
高橋一生、河井青葉、山本彩乃、川崎賢一、諏訪太朗、増本庄一郎、手塚とおる、他



『ミートボールマシン』の感想

なんか『鉄男』を彷彿とさせる作品でした。

しかし『鉄男』のようにギラギラしたものはなく、やりたい事をやりきれていないのでは??という印象を拭うことはできませんでした。

映画としては、正直、いまいち。題材や演出は悪くないからこそ、とても惜しい映画でした。あまりオススメはできない作品。



『ミートボールマシン』の良いところ

やりたい事をやろうとしている点は好印象です。とにかく叩きつけるような情熱をオープニングで感じることができました。この勢いのまま、ラストまで突っ走ればよかったのになぁ。

人間に謎の生命体が寄生し誕生する<ネクロボーグ>のデザインは、なかなか秀逸だぁと思っていたら、デザインはなんと、雨宮慶太監督でした。びっくり。そりゃ、私の心を鷲掴みにするわぁ。この<ネクロボーグ>を見れただけでも、この映画を鑑賞した甲斐があったというものです。

また低予算でありながら、<ネクロボーグ>同士の戦闘は、なかなかスタイリッシュで格好良い演出でした。デザイン上、動きにくいであろう<ネクロボーグ>のスーツを、どれだけ迫力あるものにできるかを、よく考えて構成されているなぁと感じましたね。



『ミートボールマシン』の悪いところ

とにかく脚本が致命的。主人公そっちのけで、物語は進行し、映画が始まって、なんと40分ほど経過して、ようやく主人公たちが物語に絡んでくるという、ゆっくり進行。片や、街中で繰り広げられる<ネクロボーグ>の戦闘が描かれ、片や主人公のどうでも良い童貞生活が描写されています。いや、こちらとしては<ネクロボーグ>の戦いが観たいねん?って感じ。この前半のドラマ部分も、それじゃラストの盛り上がりに繋がるのかというと、微妙。最初から恋人とか夫婦という設定の方が、もっと盛り上がったのでは?すごく尺稼ぎって感じで、ドラマパートは面白くありませんでしたね。もっとコンパクトにできたはず。

主人公が後半から物語に参加するため、いまいち感情移入しにくいし、映画にはいりこめませんでした。

また、<ネクロボーグ>について、理由をつけようとしたところが一番ダメ。『鉄男』には理由はありませんでした。『鉄男』では<鉄に侵される男>の話で、それだけがやりたい!!って、ひたすら、それを描いていました。この映画も、「よくわからないけど、変な生命体に取りつかれてサイボーグみたいな化物になって、それらが生存を賭けて戦う!>って事だけにフォーカスしておけば、尺も、もっとコンパクトに、そして映画そのものもわかりやすくなったと思うんですよね。

結局、いろいろ話があっちいったり、こっちいったりして、いまいち纏まりのない映画という感じになってしまったのが、残念です。



『ミートボールマシン』のまとめ

「こういうのが作りたい!」という情熱は溢れているものの、カルト映画的なストーリーの作品をちゃんとした映画にしようとしたところが失敗した原因ですね。結末もイマイチでしたし。

また、Z級映画が好きで、スプラッターシーンやグロ描写に耐性がないと、最期まで鑑賞することができない、辛い映画です。


↓ネタバレあり感想↓



2016年9月18日追記
なんと田中要次さん主演、西村喜廣監督というタッグで『蠱毒 ミートボールマシン』という最新作が製作され2017年に公開される事に……。


続編とかリブートとかしなくていいんじゃね?『ミートボールマシン』『デスフォレスト』について思う



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