この海は呪われている。

今回ご紹介する映画:『シー・オブ・ザ・デッド』(原題 MAR NEGRO)
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)


予告編動画




『シー・オブ・ザ・デッド』のあらすじ

海辺にある小さな村。その村に住んでいるベテラン漁師ベロアとその見習いは、海へ魚を釣りに出かける。しかし、思うように魚が獲れず、漁は難航し、困り果てていた。そこへ、大きな獲物が引っかかる。必死に引っ張り上げると、不気味な人魚のようなものが出現。それを船にあげて観察していると、ベロアは突如、それに襲われてしまう。驚いた二人はそれを海に沈めて、村へ引き上げるのだった。

魚が獲れないため、船を貸してくれた業者から文句を言われつつ、たまたま釣り上げていた奇妙な色合いをしたアカエイを手に、あるレストランバーへそれを売りに出かける漁師見習い。アカエイなんて食べる風習があまりない村ではあるが、他に買うような食材もないため、レストランバーの店主はアカエイを買い取り、引きこもりの従業員にアカエイを裁くよう命じる。

アカエイを裁く従業員だったが、町一番の美人に目を奪われている隙に、なんとアカエイは動き出し、村を徘徊し始める。

一方、新しくオープンする娼婦小屋の準備で、料理人が魚を仕入れる。だが、新鮮なはずの魚は、元気がなく、なんとなくどんよりしている。しぶしぶその魚を調理し始めるのだが、その魚を食べた人々は、やがて、ゾンビへと変貌していくのだった。




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ということで、『吸血怪獣 チュパカブラ』『デス・マングローヴ ゾンビ沼』の監督がお届けする、トンデモ・ブラジルスプラッタームービー『シー・オブ・ザ・デッド』。邦題は『ドーン・オブ・ザ・デッド』をパクり鑑賞させようとする魂胆丸見えですが、今回も『デス・マングローヴ』と同じニコニコ生放送で視聴しました。

この映画も予告編だけは観ていたのですが、DVDをレンタルしようか、悩んで躊躇していた作品でした。観ることができて良かった。

そんな訳で、今回は『デス・マングローヴ』とキャスト丸かぶりの映画『シー・オブ・ザ・デッド』の感想を書いていきまっす!!



『シー・オブ・ザ・デッド』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:ホドリゴ・アラガオン

キャスト
マークス・コンカ
ティアゴ・フェリ
キカ・オリヴェイラ
キャロル・アラガオン



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『シー・オブ・ザ・デッド』の感想

前回の『デス・マングローヴ』から予算が増えたみたい。やったね!

ということで、今回はこれでもかと登場人物が多く、意外と普通のゾンビ映画に仕上がっています。相変わらず、主人公不在状態ではありますけどね。

この作品も、なんか奇妙な引力がありますな。なかなか面白い作品でした。スプラッター描写、グロ描写、そして安定の汚さがあって、決して、おすすめできるような作品ではないのですが、それらの問題をクリアしている人で、かつゾンビ映画が好きな人なら、話のネタには持ってこいの作品になっています。



『シー・オブ・ザ・デッド』の良いところ

今回はエイがキーとなっている。。。訳ではないのですが、ところどころでエイが登場します。このエイがなんとなく気持ち悪い。まるで『デッド寿司』に登場したゾンビ寿司のような、生理的な気持ち悪さがあって、良かったです。あ、ゾンビ寿司って何(・・?)って人は『デッド寿司』の予告編を観てください。はい。

さて、物語中盤以降は、凄まじい展開を見せてくれます。本当に無茶苦茶な展開で、ポカーンとしてしまいます。今回も、ちゃんとやりたい事をやるんだ!って熱い思いが、ぐんぐん伝わってくる怪作。個人的にはそこそこ楽しめました。



『シー・オブ・ザ・デッド』の悪いところ

今回は『デス・マングローヴ』に比べると展開が遅いですね。登場人物紹介と、舞台説明に力を入れたような感じなのですが、実はあんまり作品に関係なくて、かえって、作品の邪魔をしているような感じです。残念。

また、今回も、かなり汚いので、ご注意を。

さらに、ラストのオチのつけ方に賛否が分かれるところ。私は好きですけどね、このオチ。



『シー・オブ・ザ・デッド』のまとめ

どちらかというと、『デス・マングローヴ』よりは普通の映画になったという印象がありますかね。ラストのアレは置いといて。意外と真面目にゾンビ映画に仕上がっている事に、びっくり。『デス・マングローヴ』は、ゾンビ映画一歩手前って感じでしたから。

どちらにせよ、かなりアクの強い映画であることに変わりはありません。様々な試練が課せられる作品ではありますが、それらをクリアしているのであれば、一度、観てみてください。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『シー・オブ・ザ・デッド』ネタバレあり感想

しかし、まさか、ラストに、クジラのゾンビが登場するとは、夢にも思いませんでしたよ。確かに海洋生物がゾンビウィルスに侵されているのならば、そりゃ、くじらもゾンビ、というか化け物になってるでしょうね。

そのクジラが「やぁ」と登場して、ゾンビたちをプチプチする様は、本当にシュールでした。「いやいやいやいやいや」って液晶に向かって言っちゃいましたよ。

まさか、魔術とか、いろいろ出てきて、最後に丸々ぶん投げるという荒技を見せられるとは。。。ほんとうに、ブラジル映画、侮れ、ぬ。。。



『シー・オブ・ザ・デッド』のレビューや評価

展開にブレがなく、説明不足な脚本も全く悪びれることがない。
ウェストの方も立派だけどボインな女性陣が気前よく脱いでくれるし、ヒロイン(劇中でみんなでいい女いい女って言ってるしたぶんヒロインだと思う)も最後にスパッとサービスカット。

「なかなか銃を使わないんだなぁ。」なんて思ってたら終盤見せ場がありましたな。
「閉店よーーー!!」と叫びながら乱射するシーンはちょっとかっこよかったw

安っぽいにもほどがあるメイクに、血しぶき大量。
そして予測できない展開に、空いた口が塞がらなくなった。

どのような過程でゾンビになるかをわからせてから、クライマックスの娼館においての地獄絵図に到達するまで起伏がほとんどなく、ついでにいってしまえば恐くないので、この中だるみの間眠らないようにするのに努力が必要だった。

それでも娼館からは今までの展開がウソのように、スプラッタ全開で見せてくれるので、眠気は吹き飛ぶハズ(たぶん)。


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