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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2019年1月7日に公開した記事を再編集したものとなっております。



邦画にしては珍しく冬場の12月に公開されたホラー映画『来る』。

監督は、今まで衝撃的な作品を世に出し続けている人ですが、ホラー映画は初めてじゃないですかね?




少なくとも、わたしの知る限りではホラー作品は制作していなかったので、どういうクオリティーなのか、心配ながらも、気になっていた作品です。

原作は読まずに、映画館で鑑賞した『来る』。

今回はそんな『来る』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

まだ本作を観ていない方や今後みる予定のある方は、今回の感想はスルーしてください。







ネタバレなし感想





ネタバレあり感想

ルール無視の衝撃(小並感)

今回、一番ビックリしたのは、なんといっても、妻夫木聡さん演じる登場キャラクターが途中で死んじゃうところですかね。

映画のオープニングでは、妻夫木さん演じる主人公のひとり、田原が自分の元にやってくる「なにか」と対峙するために、松たか子さん演じる霊能力者・比嘉琴子に指示に従って、行動しているんですね。

そして、ついに「なにか」が現れ、そこから場面は時間を遡ります。




通常であれば、オープニングシーンがラストシーンになるはずですが、この映画では、途中にオープニング場面がきて、そして、田原が絶命します。

電話越しに田原に指示をだしていた比嘉真琴もまた、「なにか」の仕業だった訳です。

あれだけ頑張ったのに、結果、死んでしまうとは……って絶句してしまいました。




この映画、割とホラー映画のセオリーを破っていて、そこはユニークだなって、おっさんは感じましたね。

おそらく、好き嫌いで判断する理由というのが、このあたりにあるのではないかと。

ホラー映画好きなら、本作を肯定的に受け止めているような気がします。




一方で、分析型の映画好きや普通の映画好きな人の受けは悪いので、この特殊な構成は、監督や脚本家が狙ったものなのかもしれません。

田原の奥さんもトイレで死んじゃうし……




「なにか」=「ぼぎわん」とは?

映画本編では、化け物の正体であるところの「ぼぎわん」については、深く掘り下げられていません。

原作ではどうなんでしょう?

映画では岡田准一さん演じるライターが、原作ではオカルトライターという設定みたいなので、もしかしたら、もうちょっと原作では「ぼぎわん」について説明があるかもしれませんね。




さて、映画だけを見て「ぼぎわん」という化け物を想像するにあたり、これはもう見る人によって色々な意見や考えがでると思います。

劇中で、「大人の都合で山に捨てられた子供の想念」が「ぼぎわん」らしい、という事が指摘されています。

「ぼきわん」の正体は、なんとなく想像ができるのですが、では、なぜ田原は子供の頃に「お山」に呼ばれたのか。このあたりの謎は残りますね。




で。

呼ばれてしまった田原はとっさに嘘をついて、そのときは難を逃れるも、代わりに友達だった女の子が連れ去られます。

女の子は連れ去られる前に、子供だった田原に「あんた、嘘つきやから、そのうち、お山に呼ばれるで」みたいなことを言っているんですよね。

これって、女の子は田原の身代わりに連れて行かれる事がわかっていたという事なんですかね。




そうなると、大人になった田原の元にやってきた「ぼきわん」は、同じ名前の田原の娘を入り口にして、田原に復讐しようとしたのかな??

いろんな考えが駆け巡りますが、結局のところ、なんだったんでしょうねぇ……。




Yahoo!映画での口コミレビューや評価

ヤフー映画『来る』でレビューや評価をチェック!



今回のネタバレあり感想のまとめ

ホラー映画でありながら、良くも悪くもホラー映画っぽくありませんので、変わった映画ではありますね。

風変わりな作品が好きな人であれば、一度チャレンジしてみても良いかもしれません。

何度もいいますが、おっさん「は」大好きな系統の映画です。

おもしろさは、そこそこですけどね。




という事で、今回は『来る』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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