今回ご紹介する映画:ホステル(原題:HOSTEL)
オススメ度:スプラッターシーンの耐性があれば鑑賞可能
       ★★★☆☆(三ツ星)

予告編動画(スプラッターシーンが苦手な人は視聴しないでください!)


<あらすじ>
アメリカ人大学生のジョッシュ(デレク・リチャードソン)とパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)は、バックパックを背負ってヨーロッパを旅していた。
スロバキアのブラティスラバには男が求める快楽を満たしてくれる夢のようなホステルがあると聞いた彼らは、早速途中で仲間になったオリー(エイゾール・グジョンソン)とホステルのある町に向かうが……。
by シネマトゥデイ


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ホステル。意味は簡易宿泊施設やユースホステルの事。ユースホステルとは、青少年旅行者のための健全で安価な宿のことです。
通常の旅館やホテルでは、宿泊施設とゲスト(宿泊客)との交流しか基本的にはありません。しかし、ホステルでは、それにプラスして、ゲスト同士のコミュニケーションが活発であるという点があります。

昨今では、日本国内でもホステルやゲストハウスを多く見かける事があります。
今回は、そんなホステルを舞台にしたホラー映画「ホステル」の感想を<ネタバレなし>で書きます。


「ホステル」について

「キャビン・フィーバー」で注目を集めた新鋭のホラー映画監督、イーライ・ロスが仕掛ける、サスペンスホラー映画です。
この「ホステル」は、後に、イーライ・ロス自身が監督・脚本・製作を務めた続編「ホステル2」が製作されるほど、ヒットしました。
ちなみに「ホステル3」も製作されていますが、この3作目ではイーライ・ロスは参加しておりません。

イーライ・ロスは昨年2015年には日本で食人をテーマにしたホラー映画「グリーン・インフェルノ」が話題になりました。
また、今年の6月には、「マトリックス」「ジョン・ウィック」のキアヌ・リーブス主演の映画「ノック・ノック」が公開する、ノリにノッている監督です。

製作総指揮には「ヘイトフル・エイト」のクエンティン・タランティーノが参加。
友情出演で、日本映画監督の三池崇史監督も出演しているという、なかなか異色のホラー映画となっています。


「ホステル」の感想

私はスプラッター映画を好んでは観ないのですが、「グリーン・インフェルノ」と今年公開の「ノック・ノック」が気になり、自分の中でも、見ようかどうか迷っていた「ホステル」を鑑賞する事にしました。

結論から書くと、思ったほど、スプラッターシーンがなくて、なかなか面白かったです。一応、スプラッタシーンはありますが、きちんと配慮されていて、拷問シーンがメインではなく、ちゃんと映画として製作されている映画だったのです
そのため、個人的には「いたっ!!」って思うシーンはあるんですが、最後まで鑑賞する事ができました。スプラッターシーンに免疫のある方は、最後まで楽しめる映画に仕上がっています。

公開前では、その残虐的なシーンだけが取り上げられていて敬遠していたのですが、映画は基本的にサスペンス的な要素をメインに進行しているため、中盤で飽きることなく、鑑賞する事ができました。

レビューを見ていると、そこそこの評価がついていますが、思い切りスプラッターを楽しもうと思った人は、肩透かしをくらいますので、要注意。それほどショッキングなシーンは、ほとんど登場しません。


「ホステル」の良いところ

予告編を観た限りでは、バリバリのスプラッター映画かと思っていたのですが、いざ本編を鑑賞してみると、そうでもない。
スプラッターシーンは、比較的、抑えめで、拷問シーンでも、はっきり見せる時と、そうでない時があって、スプラッターをメインに物語を構築している訳ではないところが、すごく好感の持てる映画です。

スプラッタームービーというのは、どれくらいグロテスクな演出ができるかという部分に重点がおかれ、物語なんて二の次、三の次のような作品が多いです。
そんな中で、この映画は、きちんと映画というものを意識して製作されているため、スプラッター映画なのだけれど、スプラッター描写に耐性があって映画が好きであれば、ラストまで観てしまいます。

この「ホステル」が大ヒットした理由は、この点、映画として完成度が比較的高いところだったのでしょうね。
ミステリー要素もあり、サスペンス要素もあり、ホラー要素もある、B級映画。
ラストも、スプラッター映画とは思えないラストで、とても良いです。


「ホステル」の悪いところ

映画として、きちんとしているため、R18指定の過激な映画というイメージのまま、この映画を見ると、メインの拷問シーンまでに、時間がかなりかかります。
私も、そういう映画と覚悟して鑑賞したため、全く、そんなシーンに突入しない本編に「まだかな~」と待ちぼうけ状態に陥りました。

また前半、若者の外国で安易な行動に走る事がテーマのため、のんびり展開&エロ要素満載です。
女性のおバスト様がたくさん登場するよ!!

本編の設定については、想像していたものと違ったので、驚きました。
こういう映画の時、旅行者を拷問する人は、自分の趣味趣向で、単独で行動するのが、お約束でしたが……。
この部分は、あまりリアリティがなさすぎて、イマイチでした。


「ホステル」のまとめ

痛いだけのスプラッタームービーかと思いきや、ちゃんとしたB級ホラー映画でした。
幽霊やモンスターも怖いけれど、人間もやっぱり怖いよねって痛感する映画です。

白石晃士監督の「グロテスク」がイギリスでDVD販売が禁止され、「ホステル」は禁止されていない理由が、「ホステル」を鑑賞して判明しました。
「ホステル」はストーリーを重視したスプラッター映画です。

B級映画が好きで、スプラッター描写に耐性があれば、オススメです。
スプラッターシーンが苦手な人には、描写は抑えめであれど、オススメできません。


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