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どーも、四十郎のおっさん999です。

2019年5月に映画館で『映画としまえん』『貞子』『ラ・ヨローナ~泣く女~』と、ホラー映画を3本鑑賞しました。

感想はそれぞれ「四十郎おっさんによる映画感想まがい」に書きましたので、ご興味のある方は、そちらをお読み頂ければと思います。




『ラ・ヨローナ~泣く女~』のネタバレなし感想

『映画 としまえん』のネタバレなし感想

『貞子』のネタバレなし感想




この3本を鑑賞してから、わたしが思った事、感じた事を、今回は綴っていこうかなぁって思います。



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日米のホラー映画の単純比較はできないけど

ジャパニーズホラーと欧米のホラー作品を単純に比較する事はできません。

けど、やはり比べてしまうんですよね。特に面白い映画と面白くない映画の両方に出会った時に。

今回の場合だと、『ラ・ヨローナ~泣く女~』を鑑賞してから邦画ホラーを2本観るという流れでして、この邦画のクオリティーがあまりにも低かったため、どうしても比べてしまう。

海外のホラー映画はB級映画・Z級映画ふくめ、クオリティーが年々あがってきているのに、ジャパニーズホラーは、業界が酷いクオリティーで満足しているように見えてしまいます。

『リング』や『呪怨』などによって、海外における日本ホラー映画の評価があがってきたのに、最近の邦画ホラーを見ていると、その頃の「貯金」を使い果たそうとしているように思います。




ジャパニーズホラーの特徴と欧米ホラーの特徴

日本のホラー映画は、基本的に心理的な恐怖をメインに据えております。これは日本に限らず、東洋の特性といえます。

恐怖の対象は目に見えないけれど、確かに何かがそこにある。そこに一種の畏敬の念も含まれており、具体的な存在に対して恐怖を感じるよりも、雰囲気・空気感・空間に対して恐怖を抱くのが、東洋の世界なのではないでしょうか。

翻って、欧米ではどうでしょう。

欧米の場合は、心理的な怖さではなく、視覚的な恐怖をメインに持ってきます。スティーブン・キングの作品でも、最終的には悪魔であったり化物といった、わかりやすい敵が登場します。

恐怖の対象となる何かが、そこにはっきりと佇んでいるからこそ、怖い。これが欧米の考え方です。

だからこそ、映画版の『リング』や清水崇監督の『呪怨』が、海外で評価されたのだと思います。

※『呪怨』は日本のホラー映画にしては珍しく、最終的に視覚的なホラーで観客を攻めてきますが、基本としては「なんともいえない不気味な家」がキーとなりますから、やはり東洋的なホラーのポイントをしっかり押さえていると思います。




共存できない2つのホラー

映画は、基本的に、心理的な恐怖をメインに据えるか、視覚的な恐怖をメインに据えるか、先に考えてから脚本を進行させます。

過去に名作として、このふたつを上手に使い分けていた作品はありますが、それは稀有な例で、基本としてはこのふたつの恐怖は共存できません。

ふたつの恐怖を描写しようとすると、大体は中途半端に終わってしまい、失敗してしまう。

だから、シナリオの段階で、まずどちらの恐怖を描きたいのか、はっきりさせないといけません。

そして、このふたつが共存できないというのは、映画の趣味にも当てはめることができます。

心理的なホラーが好きなら視覚的なホラーは、あまり面白く感じません。逆に視覚的ホラーが好きな人だと、日本のホラー映画は怖くないって感じてしまうものです。

わたしについていえば、両方とも好きですが、好みは雰囲気を重視する心理的ホラーの方になります。

ホラー映画は、映画の趣味がくっきりわかれてしまうため、優劣をつける事が難しいジャンルではないかと、わたしは思っております。




シナリオをちゃんと考えよう

上記を踏まえた上で、今の邦画ホラー映画は、低レベルであると言わざるおえないですね。

一部の方は頑張っているけれど、ネームバリューのある人が、業界の足を引っ張っていると感じます。

なぜ、そんなことになっているのかというと、わたしが思うに、海外に比べ、邦画は脚本を軽んじているのではないでしょうか。

邦画でも面白い映画は、シナリオに力を入れています。ちゃんと時間をかけ、複数人で執筆し、必要であれば、全ボツもある。

映画の納期もあるでしょうが、そもそもクオリティーが保たれていなければ、業界の未来はない訳です。

納期を守れば全て良し!というのは、明らかに観客無視であり、作り手が業界の方を大切にしているという姿勢の表れなのです。

だからこそ、シナリオをしっかりと書いて欲しい。

一人しか執筆する人がいなくとも、ある程度の時間をかけてシナリオをブラッシュアップする。

それだけで、映画のクオリティーが上がるのではないかと、素人考えではありますが、おっさんは考えるのですよ。




今回のまとめ

現状、日本のホラー映画の世界は、Z級ホラーを制作していたクリエイターさんが頑張っている印象です。

Twitterで、『貞子』を「ようやく『リング』の正統なる続編がきたっと思った」と評価していた監督さんがいらっしゃったのですが、いや、それはないでしょう。

ホラー映画の有名なクリエイターさんたちが、もうやる気ナッシングなのか?ってビックリしました。

ありきたりなアイデアでも、料理の仕方によっては面白くなる可能性はあると思うんですよねぇ。難しいけれど、チャレンジして欲しい。

『霊的ボリシェヴィキ』もそうでしたが、制作費なども、今ならクラウドファンディングで調達できる環境がありますし、制作意欲のある方、ぜひぜひ挑戦してみてください。

今こそ、邦画ホラー、復活して欲しいですね。




それでは、今回はこの辺で。

しーゆー!




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