ピンヘッド、降臨。



今回ご紹介する映画:『ヘル・レイザー3』
原題:『HELLRAISER III:HELL ON EARTH』
製作:1992年アメリカ
上映時間:1時間33分
オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)




予告編動画




『ヘル・レイザー3』のあらすじ

新人TVレポーターのジョーイの初めての仕事は、夜の救急病院から現場のレポート。しかし、今夜に限って、特になにも起きず、仕事にならない。ジョーイに協力的なカメラマンは別事件の取材に呼び出されてしまい、ジョーイは一人、病院に取り残されてしまう。

すると、突然、救急車が到着。その中から、全身に鎖を食い込ませた男性が運び込まれる。圧倒されたジョーイは、その男性を見送る。男性はER内でひとりでに動き出した鎖に引き裂かれて、絶命してしまう。

ジョーイは自分が見た事を上司に報告するが、証拠となる映像がないため、説得できない。どうしても、この事件を追いかけたいジョーイは、一人で調査を開始する。調査を進めていく中で、ジョーイは精神病院に入院していたカースティやパズルボックスの存在を突き止める。




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ピンヘッドをはじめとする魔道士(セノバイト)が登場する人気作品『ヘル・レイザー』の第三弾、『ヘル・レイザー3』。

B級ホラー映画としては傑作だった『ヘル・レイザー』『ヘル・レイザー2』で物語は完結していたのですが、『ヘル・レイザー3』はどのようなストーリーを展開するのか。

今回は『ヘル・レイザー3』の感想を書いていくんだぜ?




クライヴ・バーカー『ヘル・レイザー』シリーズ作品一覧

ヘル・レイザー』記念すべき一作目。原作者であるクライヴ・バーカーが監督と脚本を担当。

ヘル・レイザー2』クライヴ・バーカーは製作に回った一作目の完全なる続編。

『ヘル・レイザー3』初期三部作完結編。クライヴ・バーカーはこの作品以降、参加せず。

『ヘル・レイザー4』舞台を近未来にしたSFホラー。監督はアラン・スミシーとなっている曰くある映画であり、内容もかなりぶっとんでいる。

『ヘル・レイザー ゲート・オブ・インフェルノ』シリーズ5作目。ビデオ映画。スプラッターではなく、ミステリー・サスペンスにジャンルが移行。

『ヘル・レイザー リターン・オブ・ナイトメア』1作目2作目の主人公が再び登場するシリーズ6作目。

『ヘル・レイザー ワールド・オブ・ペイン』シリーズ7作目。

『ヘル・レイザー ヘルワールド』シリーズ8作目。『エイリアン2』で登場するアンドロイド、ビショップを演じるランス・ヘンリクセンが出演。

『ヘル・レイザー:レベレーション』シリーズ9作目。再びスプラッター路線に変更。

『ヘル・レイザー リブート』現在企画が進行中のリブート作品。




今回利用した動画配信サービス

Netflix ネットフリックス



『ヘル・レイザー3』のスタッフとキャスト

監督:アンソニー・ヒコックス
脚本:ピーター・アトキンス、トニー・ランデル
製作:ローレンス・モートフ、クリストファー・フィッグ
音楽:ランディ・ミラー
撮影:ジェリー・リヴリー
編集:ジェームズ・D・R・ヒコックス、クリストファー・シベリ

出演者
テリー・ファレル
ダグ・ブラッドレイ
ポーラ・マーシャル
ケヴィン・バーンハート
ケン・カーペンター
アシュレイ・ローレンス




hellraiserIII_hell_on_earth



『ヘル・レイザー3』の感想

突然、凡作になってしまって、びっくりしました。

『ヘル・レイザー』が前編、『ヘル・レイザー2』が後編で、地獄というものを描写していたのですが、本作はセノバイトのリーダーであるピンヘッドにスポットライトを当てた作品になっておりました。

しかしながら、暗い幻想的でグロテスクな作風は、ほとんど失われており、普通のスプラッター映画となっております。

それなりに面白いのですが、1作目2作目に比べると、見劣りしてしまう残念な映画でした。




『ヘル・レイザー3』の良いところ

観客はパズルボックスやセノバイトについて、すでに知っているため、そこに焦点を当ててしまうと、物語がグダグダしてしまいます。けれど、早々にパズルボックスが怪しい事を脇役を通じて主人公に知らされるというアイデアは良かったですね。

前2作に比べ、終盤まではスプラッター描写がないのですが、ラスト直前の徹底的に人を痛めつける描写は凄かった。見事、「まだスプラッターシーンはないのか」というストレスを発散させてくれる構成は上手でしたね。




『ヘル・レイザー3』の悪いところ

なんといっても、新しいセノバイトに魅力がない、というか禍々しさが足りないというのが残念ですね。そもそも、セノバイトになれる人というのは、究極の痛みを知り、それらの中に快楽を見出した者のみのはず。そのアイデアが本作では活かされていないというのが、本当にダメダメです。

物語そのものは、結構、退屈。ストーリーの起伏があまりないため、かなり疲れる作品となっています。もう少し面白くできたはずなのに。。。




『ヘル・レイザー3』のまとめ

『ヘル・レイザー』『ヘル・レイザー2』に比べると残念な作品に仕上がっている、初期三部作完結編。三部作といっても、別に製作しなくても良かった感じの作品です。もう少しピンヘッドについて言及されているのであれば良かったんですが、そういう訳でもなかったので残念。セノバイトという存在についての解説や説明が欲しかった。

1作目2作目を面白く鑑賞する事ができて、さらに時間がある人であれば、鑑賞してみてはいかが?って感じですかね。




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『ヘル・レイザー3』ネタバレあり感想

ピンヘッドが善悪に分かれてしまったところが本作の見所。善の化身であるエリオット・スペンサー大尉と悪の化身であるピンヘッドの対立がみどころであったはずですが、意外とすんなり物語が終わってしまいました。肉体的な戦いではなく、議論による戦闘というのは本作らしいのですが、ここはもっと広げる事ができたはず。それに合わせて地獄も描写できた訳で、「こんなものでいいだろう」という制作サイドの安易な心が見え隠れしてしまった印象が強いです。



『ヘル・レイザー3』のレビューや評価

汚さ気持ち悪さ不愉快さがウリだったのにそれがなくなり、当然怖くもないもんだから、単なるB級映画に成り下がってしまっている。
この監督わかってないわぁ・・・

物語は行き当たりバッタリと思われる所が多く見ていて「ファッ!?」となり冷める場面もありました

色々と突っ込みどこはあるにしても、物語やクリーチャーとかは好みの部類でよいのだが、演出が悪いのか、出演者の演技が下手なのか、しらじらしさが所々に。
更に、爆発やら何やら、色々と無駄に派手。今までの物静かな(?)雰囲気は余りない。
現実の事なのか、異世界の事なのか、夢物語なのか判別しにくく、大騒動になっている割に周りは平々凡々という感じで、これまた違和感が大きい。


YAHOO!JAPAN映画『ヘル・レイザー3


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