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この家族は、何かがおかしい。



今回ご紹介する映画:『ゲット・アウト』
原題:『GET OUT』
製作:20107年アメリカ
日本公開日:2017年10月27日
上映時間:1時間44分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)




『ゲット・アウト』予告編動画





『ゲット・アウト』のあらすじ

ニューヨークで写真家として活躍する黒人のクリスは、美しい恋人の白人女性ローズと付き合っている。

ふたりは、週末を利用して、ローズの実家へ遊びにいく。ローズの両親にクリスを紹介するためだ。

実家でクリスは歓待を受けるのだが、納得いかない点がある。それは管理人や家政婦が黒人であるという点だ。

典型的なアメリカの一家族だが、クリスは何かしらの違和感を抱くのであった。

翌日、ローズの家でパーティーが開かれる。そのパーティーは白人しかいない。なんとなく落ち着かないクリスは、パーティーに出席している人々の中に、黒人青年を一人見つけるのであった。




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公開前から話題になっていたスリラー映画『ゲット・アウト』。監督と脚本を手掛けたジョーダン・ピールはコメディアンで、本作がデビュー作品。そして、製作にはホラー映画でおなじみのジェイソン・ブラムが名を連ねる、風変わりな一作。

「ロッテン・トマト」というアメリカの映画批評サイトにおいて、脅威の99%を記録するという、とんでもない怪作です。

予告編をみてみると、映画好きを刺激する、なんとも不気味で挑戦的な作品みたい。

TOHOシネマズで上映したため、意外と上映館が多いというのは、ユニークですね。普通、このタイプの映画って、上映館は多くないですから。

という事で、今回は『ゲット・アウト』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?




今回利用した映画館

TOHOシネマズなんば



『ゲット・アウト』のスタッフとキャスト

監督・脚本:ジョーダン・ピール
製作:ジェイソン・ブラム、ショーン・マッキトリック、エドワード・H・ハム・Jr、ジョーダン・ピール
製作総指揮:レイモンド・マンスフィールド、クーパー・サミュエルソン、ショーン・レディック、ジャネット・ヴォルトゥルノ
撮影監督:トビー・オリヴァー
プロダクションデザイン:ラスティ・スミス
編集:グレゴリー・プロトキン
衣装デザイン:ナディン・ヘイダーズ
音楽:マイケル・アーベルス


役名:出演者
クリス・ワシントン:ダニエル・カルーヤ
ローズ・アーミテージ:アリソン・ウィリアムズ
ディーン・アーミテージ:ブラッドリー・ウィットフォード
ジェレミー・アーミテージ:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
ミッシー・アーミテージ:キャサリン・キーナー




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『ゲット・アウト』の感想

いやぁ、とんでもない映画でございました。

最初は軽い違和感からスタートさせて、じょじょに不気味な雰囲気を漂わせ、凄まじい結末へ観客を誘うという構成が、かなり秀逸でございました。

心配していた黒人をいじめるとか、そういう描写がなかったので、とても観やすくて、その点も高評価でございます。

ホラー映画好きであれば、相当に楽しめる作品である一方で、ホラーをそれほど好きでないなら色んな部分が中途半端に映ってしまうかもしれません。

また、黒人差別が今も横行しているアメリカの実社会の知識・経験があればこそ、本作における本当の恐怖がわかるというかたちは、日本人にはわかりにくいという点も残念ですね。




『ゲット・アウト』の良いところ

完全な雰囲気映画

最初は、些細な違和感から始まり、じょじょに奇妙で不気味な雰囲気に支配されていく過程は、とても上手に演出されていました。

なにが怖いのかがわからない、という恐怖の対象が存在しない不安感というのが、しっかり描かれていて、雰囲気ホラー映画好きなら、とても楽しめる作品となっております。

いきなりバンバンと奇妙な点が登場するのではなくて、ゆっくりゆっくり主人公の前にそれらが登場するため、いっその事、まとめて出てきてくれよ!って言いたくなりました。




伏線が綺麗に収束する

終盤直前に、オチが披露される本作。その時の爽快感は、なかなか良かったです。

客観的に映画を観ている人には、ちょっと味わえないのではないでしょうか。

この感覚は『ラプチャー』や『アイム・ノット・シリアルキラー』を鑑賞した時の記憶と似ています。

オチが登場した後、さらに映画としてどのように着地させるのだろう、という気持ちを抱いたまま、ラストまで気の抜けない緊張感ある作品に仕上がっていました。




『ゲット・アウト』の悪いところ

視覚的ホラーではない

「ロッテントマト」で高評価を叩き出したホラー映画ということで、もしかしたら、いつもの西洋ホラーを期待してしまった方がいるかもしれません。

そういう人にとって、本作は全く怖くないどころか、なにが面白いのか、ちんぷんかんぷんかもしれません。

なにかがおかしい。

そういう奇妙さに対して不気味さや恐怖、不安を抱ける方でないと、本作は楽しめない事でしょう。

雰囲気ホラー好きにはオススメできますが、視覚的ホラーが好みの方には、あまりオススメ致しません。




唐突すぎる展開にとまどい?

今年は、このタイプの映画が多いような気がします。

『ゲット・アウト』も、「えっ?」っとなる、かなりあさっての方向へ展開する作品でした。

「あぁ、なるほど。そういうことか」と納得できるのですが、この展開を受け入れる事ができるか否かで、本作に対する評価がかなり変わるのではないでしょうか。

おっさんとしては、こういう風変わりな映画は大好物ですけどね。

観る人をかなり選んじゃいますなぁ。




『ゲット・アウト』のまとめ

アメリカで高い評価を受けている理由がわかるような気がしました。

アメリカの社会に対し、造詣が深い方であれば、より一層の不気味さを味わえるかもしれませんし、違った感想を抱くかもしれないです。




という事で、今回は『ゲット・アウト』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!




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ネタバレあり感想

『ゲット・アウト』のネタバレあり感想:観る人を選びまくる映画だよ!




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