転送先、大阪<じごく>。

今回ご紹介する映画:『GANTZ:O』(ガンツ:オー)
オススメ度:★★★★★(五つ星!)


予告編動画




『GANTZ:O』のあらすじ

弟の誕生日。ケーキを買って家へ帰る途中、地下鉄で発生した通り魔事件の犯人に包丁で刺された加藤勝は、そのまま命を落とす。

だが、加藤は目をさますと、あるマンションの一室にいた。混乱する加藤は、同じ部屋にいた数名から状況説明を受けるも、いまいち状況がつかめない。言われるがまま、黒いスーツを着る加藤は、訳がわからないまま、黒い球体<ガンツ>によって、戦場へと転送される。

転送された先は都内ではなく、大阪。そこには妖怪タイプの星人が人々を襲撃。大阪は、阿鼻叫喚の地獄絵図となっていた。圧倒的な数の星人たちに戸惑う加藤を含めた東京チーム。そんな東京チームの前に、強力な武器を装備した大阪チームが現れ、次々と星人たちを駆逐していく。東京チームは彼らと共に、今回の戦いのターゲット<ぬらりひょん>と対峙する。




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当初、見に行く予定はなかったんですが、ポスターで「大阪篇」を映像化するんだ!って知ってから、行くのを楽しみにしていた映画『GANTZ:O』。予告編は観た事がなかったのですが、きっと派手な映画だろうと考え、今回はMX4Dにて鑑賞しましたよ。

ということで、『GANTZ:O』の感想を、今回は書いていくんだぜ?



『GANTZ:O』のスタッフとキャスト

スタッフ
原作:奥浩哉
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
脚本:黒岩勉
音楽:池頼広

声の出演者
加藤勝:小野大輔
山咲杏:M・A・O
西丈一郎:郭智博
レイカ:早見沙織
鈴木良一:池田秀一
ぬらりひょん:津嘉山正種
木村進:小野坂昌也
平参平:津田健次郎
原晢夫:小川輝晃
アナウンサー:吉田尚記
玄野計:梶裕貴
岡八郎:ケンドーコバヤシ
島木譲二:レイザーラモンHG
室谷信雄:レイザーラモンRG



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『GANTZ:O』の感想

迫力が無茶苦茶あって、とても面白い!楽しい!素晴らしい映画でした。近年のフルCGアニメーション映画の中でも、ちゃんと一本の映画を意識して製作された、オススメの一作です。

ほとんどのシーンがアクションなので、MX4Dとの相性がよい映画。

少々、グロ描写がありますので、グロテスクシーンに耐性があって興味があるのでしたら、ぜひ、4DXやMX4Dで鑑賞してみてください。



『GANTZ:O』の良いところ

最初から最後まで、アクション全開で、ラストまで一気に飽きることなく鑑賞することができますし、とても楽しめます。このアクションはCGならではの迫力があります。実写でのアクションでは海外では勝てない日本。だからこそ、海外のアクション映画に対抗できるように製作されていて、日本のCGアニメーションの底力を垣間見る事ができました。

原作の漫画をほどよくアレンジしているため、原作を知らない人でも、ちゃんとわかるように丁寧な作り方をしています。

また、声優に芸人さんが3人出演されています。ケンドーコバヤシさんは以前から上手なのは知っていたんですが、まさかレイザーラモンのお二人が違和感なく、お芝居できるなんて、びっくりです。渋い声で、ちゃんとキャラクターを意識して演技されているので、浮く事はありませんでした。

トータルで、非常にクオリティーの高い映画でしたね。



『GANTZ:O』の悪いところ

とにかくアクション、アクション、アクション。アクションに次ぐアクションなので、かなり疲れます。一休みなシーンもあるにはありますが、怒涛の展開で、登場キャラクター同様、観客も、一息つく暇がないのが、辛いですね。

あとバイオレンスなシーンがあるので、苦手な人は注意が必要でございます。



『GANTZ:O』のまとめ

評価も高い本作。見てみて、納得です。

『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』から時間は結構経ちましたけど、そこから驚くような進化を遂げましたね。カプコンが新しいCGアニメの『バイオハザード』を製作するという発表もしていますし、日本の映画は、今後、実写だけでなく、CG作品も増えていくかもしれません。

個人的には『ガンツ』を知らなくても十分楽しめる作品。アクションが好きで、残酷描写に耐性があれば、オススメでございます。





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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『GANTZ:O』ネタバレあり感想

ロボやバイクなど、実写映画では描写されていなかった数々のギミックが映像化されていて、その映像が非常に綺麗で格好良い。原作ファンも十分納得のいく映画ではないでしょうか。

何回も変身する、ぬらりひょんは、変身する度に気味の悪い不気味な造型になっていき、最後は妖怪ではなく、悪魔のような姿に。その異形を目にした時、わたしはゾクリと鳥肌が立ちました。

ラストに、加藤がぬらりひょんを倒し、100点メニューで山咲を蘇らせるところは、少年漫画の王道なんですが、熱いものがありました。このエンディングは良かったなぁ。

もう一回、観に行ってもいいくらい、面白かった映画。オススメですぜ!



『GANTZ:O』のレビューや評価

ゲームのオープニング映像を延々と見せられている感があって、もうひとつ物語の中に入り込めなかった。そしてCG技術が上がって実際の人間に近づけば近づくほど「棒演技」に見えてしまう問題点もあった。表情がパターン化されすぎているように感じる。

行く前は、CGということで違和感あるのだろうと思っておりましたが、映画館で観はじめると、一気にひきつけられ、最後まで釘づけでした。ガンツの世界観が何とも言えず好きです。

観を終わって、主人公みたいな正義感が自分にもできるかなぁと思い、困ってる人を純粋に助けていきたいと思いました。


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