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みくりやさぁぁぁん!!!


今回ご紹介する作品:『封印映像21 霧の村の呪祭』
製作:2015年日本
上映時間:55分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)



予告編動画




『封印映像21 霧の村の呪祭』の概要

不可解な何かや現象を偶然捉えた未公開映像の数々。人知れず闇に葬られてしまっていたそんな映像たちを、撮影者や関係者などのインタビューとともにお届けする『封印映像』シリーズ。

今回は、久し振りに学生時代の友人と会った時に遭遇した恐怖「インターホン」、サークル活動のため心霊スポットに突撃した学生を襲う怪異「即身仏の呪い」、孫を実家に連れていった時に一家が出会った怪異を撮影した「音声認識機能」、ドライブしていた時に思いつきで海へ行くことになった男二人が目撃した何か「砂浜」、マニアックな雑誌を出版している雑誌社に残されていた謎の映像「霧の村の呪祭」を収録。




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定期的に鑑賞しているホラー・フェイク・ドキュメンタリーの決定版?の『封印映像』シリーズ。今回は21作目である「霧の村の呪祭」を視聴しました。

今回もあまり期待しないで鑑賞したんですが、本作は、意外と良かったんですよ。おすすめ度を三ツ星にしておりますが、四ツ星に限りなく近いクオリティーでございます。

という事で、今回は『封印映像21 霧の村の呪祭』の感想を書いていくんだぜ?

ちなみに、今回は感想の中に、多少のネタバレを含むので、鑑賞予定の人は、今回はスルーしてください。




今回利用した動画配信サービス

Netflix ネットフリックス



fuineizou21

「インターホン」の感想

良いところ

いきなり心霊系ではないので、アレなんですが、非常に不気味で怖いエピソードですな。本作の名台詞のひとつである「みくりやさん」を連呼する女性が気味悪くて、なかなかに良いエピソードでございました。

何が怖いって、これ、実際に起こりそうなエピソードなんですよね。我々が何もしていなくても、不気味な何かが、あちらから寄ってくるという事で、ホラーという点で非常にクオリティーが高い。

また、真相が何もわからないという点も個人的にはグッド。「みくりや」とは一体誰なのか。彼女と「みくりや」との関係は??謎のままフェードアウトするシナリオは、わたし的には、シリーズ屈指のエピソードだと思います。



悪いところ

「みくりやさぁぁぁん」と連呼する女性が近所の公園で首を吊っていたというオチなんですが、このオチのおかげで、一気に意味不明なエピソードになってしまいました。というのも、このオチの登場により、女性の奇行だったのか、それとも幽霊だったのか、よくわからなくなってしまったんですね。謎の女性による奇行という事で、かなり奇妙で怖かったため、最後にやらかしてしまった感があって、残念。



「即身仏の呪い」の感想

良いところ

全体的な雰囲気は良かったエピソードですね。舞台となる心霊スポットの洞窟のロケーションはグッドでございました。道に迷いながら、やっとの事で目的地に到着する経過は、何も起きないですけど、不気味な空気感がそこはかとなく漂っていて、グッドグッドです。

肝心の心霊シーンについては、友人の背後に映り込むシーンは良かったんじゃないですかね。というのも、ぼんやりと映っている感じで、ちょい怖い感じでした。CG丸わかりではあるんですけどね。なかなか良い仕事をしてはります。



悪いところ

心霊スポットを巡るというサークルの割には、実際に幽霊が登場すると逃げ出すというのは、いかがなものかな?

それはいいとして、最後に再び現れる幽霊、事故で亡くなる運転手、行方不明者の登場により、一気にリアリティーがなくなってしまったのが残念。せめて置いてけぼりくらった友人は、行方不明になるよりも、意識があるけど、意思疎通ができなくなったという方が、よっぽど怖いんですけどね。




「音声認識機能」の感想

良いところ

本エピソードについても、途中までは良かったんです。途中までは。子どもの遊び道具のタブレットから発せられる「あきお」という名前。この設定そのものは、ありがちなようで、結構、不気味で大好きな設定でございます。この設定を最後まで活かせていれば良かったのに、ね。

あと、子どもと猫が可愛い。



悪いところ

設定が良かっただけに、とってつけたようなCGによる幽霊シーンは、必要ないと思いました。また、父親と曽祖父が不仲で、曽祖父の名前が「あきお」らしいのですが、このオチもイマイチ。このオチなら、そもそも、なんで彼は自分の名前を連呼するのか。そして、なぜ<今>父親に苦痛を与えたのかの説明にはなりません。という事で、このオチがなければ、結構、いい感じのエピソードなんですが、オチでやらかした感がありますね、このエピソードも。



「砂浜」の感想

良いところ

このエピソードについては、もうモキュメンタリーではなく、完全なホラー映画でございます。そして、クオリティーそのものは、決して悪くはありません。砂浜に座り込む女性の雰囲気と、にょろにょろのように突然砂浜から現れる無数の手。そして引きずられる友人。シリーズの中でも、かなり良く出来た映像構図でございました。

あとですね、インタビューのシーンで、部屋にある肉まんを保温する機械、コンビニにあるあれがですね、なぜか置かれていて、インテリアになっていました。すごいセンスだ。



悪いところ

怪異の真相と現象がつながっていない感じがします。件の砂浜は、戦時中における遺体の埋葬場所だったらしいのですがその割には、砂浜にいた女性は今風だったし、彼女は幽霊に引きずり込まれた現代女性の幽霊だったのかしら?だとすると、相当、危険な場所なのですが、その割には、手に引きずられたであろう友人は生存しているし、一体なんのかなぁ。



「霧の村の呪祭」の感想

良いところ

今回サブタイトルになっているエピソード。雰囲気は良い。森をさまよい、気がつくと霧が出始め、その奥から民家の廃墟が登場。さらに女性が佇んでいる、という感じで、とても不気味。さらに、撮影者が声をかけると、女性は歩くよりも、滑るかのように移動する。この描写はゾッとしましたね。かなり怖い。

その後、撮影者は森から出たい一心で、女性を追いかけていく訳で、民家に入ると、謎のお面とよくわからない御札、ろうそくが。

まぁ、思いましたよね。まさか、お面をつけて「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」って言うのかなって。

まぁ、言わないんですけどね




さてさて、本エピソード、演出と雰囲気は良いですよ。モキュメンタリーというよりは、完全にホラー映画なんですけどね。ただ、このエピソード、その気になれば、絶対POV形式の映画にできると思うんですけどねぇ。出版社に保管されていたテープという設定といい、なかなか力の入ったエピソードでした。


悪いところ

このエピソードもですね、オチと現象が噛み合っていない感じがします。村がまるごと消えて、その後、霧の村となる、という一連の流れはいいのですが、それだけで十分なんですよね。祭りやらお面やら謎の女性やらの必然性が皆無で、かえって、エピソードの足を引っ張った感じです。そのあたりを加えたいのであれば、もう少し設定を練る必要がありますね。



まとめ

今回は、全体的にクオリティーの高いエピソードが勢揃いした感じ。おそらく今までで、一番の作品ではないでしょうかね。反面、オチが怪異現象と一致しないという事が、他のシリーズに比べて、かなり目立ったので、今後は、そのあたりをもう少し考えないといけない感じがしました。オチ、つけなくてもいいと思うんですけどね。特に「砂浜」なんて、「現地を調べたけど、特に何もありませんでした」の方が、よほど怖い。

まぁね、いろいろ書きましたけど、引き続き、シリーズ、追いかけたいと思います。




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