日本初のイースターホラーここに誕生

イースターナイトメア ~死のイースターバニー~ [DVD]
using あまらく


『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』

予告編動画




宅配レンタルDVDでお馴染みのTSUTAYA DISCASで借りたナイトメアシリーズ最新作『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』。期待していないのと、ある程度、映画の出来は予想できていたので、映画情報を全く調べず鑑賞しました。

今回は『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』の感想を<ネタバレあり>で書いていきますよ。新作ホラー映画で、DVDをレンタル予定の人は、今回はスルーしてください。

↓ネタバレなし感想↓


『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』のあらすじ

ダンスを頑張る鈴谷佳奈子は、空いた時間を見つけてはダンスの練習に励んでいた。そんな彼女は悩んでいた。通っているダンススクールでも一番人気の佳奈子は顔のしれないストーカーに付け回されていたのだ。

ストーカーは最初ミネラルウォーターと冷感スプレーを差し入れていたため、周囲の友人たちもさほど気にしていなかった。しかし、その行動はエスカレート。ついには気持ちの悪いメッセージが書かれている盗撮写真が佳奈子の元に届けられるのだった。

ダンスも思うようにいかず、佳奈子は自分の今の状況が変わるよう、神様に祈りを捧げる。彼女の父親は厳格なキリスト教徒で、彼女も昔からキリスト教徒として生活していた。佳奈子が神に祈りを捧げるのは当然の事であった。

その頃、街では奇怪な事件が頻発していた。それと同時に、佳奈子の前に見知らぬ女性が現れるようになる。「佳奈子さん」と自分のことを知っている不思議な女性。彼女の正体は一体なんなのか。そして、復活祭の日が近づくにつれてじょじょに、その姿を現す、異様な姿のイースターバニー。イースターバニーの目的とは?佳奈子は無事に切り抜けることができるのだろうか?



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『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』の概要

『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』は、今までの「ナイトメアシリーズ」とは異なり、今回はDamuyaLabさんが製作したホラーフリーゲーム『The Rabbit House』を原作にしたホラー映画です。

しかし、実際のところ、『The Rabbit House』は、陽気な表情を浮かべるウサギさんから逃げて、屋敷からの脱出を図る内容に対し、『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』はキリストの復活を記憶するための祭りであるイースターを題材にしている全く別の内容となっていることに注意。

うさぎの造詣も原作のゲームとは全くかけ離れているもので、もはや原作でも原案でもありません。そのため、ゲームの雰囲気を楽しみたくて鑑賞すると失敗する映画になっています。

主演は「理紗アレキサンダー」名義でアイドルグループFYTに参加していたアイドル、都丸紗也華。共演には「あちなみ」の愛称で10代の女子に人気のある阿知波妃皇、吉田大輝、かわはらゆな、など。


『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本:平波亘
製作:張江肇、鈴木ワタル
プロデューサー:宮田生哉、岩村修
原案:Damuya Lab
撮影・照明:伊集守忠
録音:植田中
整音:綾智樹
音楽:重盛康平
監督補:工藤渉、土井かやの
制作:太田恭平、二宮崇
ヘアメイク:堀奈津子
特殊造形:土肥良成

キャスト
都丸紗也華、川村虹花、春川芽生、阿知波妃皇、河野良祐、吉田大輝、細川佳央、松江翔、上田うた、植原健介、かわはらゆな、藤田健彦、村木雄、大木康平


イースターとは?イースターのうさぎの意味とは?

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ナレーションから始まる『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』。オープニングシーンは、イースターバニーが、いきなり人を襲うところなので、「おや?結構良いんじゃな?」と思ってしまいます。つかみはOKだったんですが、その後、主人公がダンスの練習光景が映し出されたので、嫌な予感がよぎります。

さて、その後はネタバレなし感想でも書いた通り「お察しください」という感じでしたが、気になる点をいくつか。

劇中、ヒロインである佳奈子による「イースターミニ講座」が開かれます。友達からイースターパーティーに誘われた佳奈子が、友達に「イースター」や「イースターのうさぎ」について説明するんですが、これが本からバリバリ引用しましたっていう説明口調でした。いや、台詞なんだし、仲の良い友人に説明しているんだから、それはないだろうと。もう少し砕いた言葉で説明した方が観客にもわかりやすくて良いと思うんですけどね。

また、ちょくちょく謎のナレーションが入ります。聖書からの引用?かどうかわかりませんが、これはただでさえ耳に入ってこない文章なのに、ぼそぼそと喋っているので、意味がわからないというか、映画本編と関係あるのか、良くわかりませんでした。関係があったのでしょうが、少なくとも、私は一回観ただけでは、ちんぷんかんぷんでした。伏線だったのかな?

うさぎといえば、映画の序盤で、佳奈子が白いうさぎが亡くなっているのを見つけます。野うさぎ?舞台は、割りと都会っぽく、野うさぎがいる都会ってイメージできず、最後まで映画に入り込むことが出来ませんでした。ちょっと無理がありませんかね。まぁ、映画中盤以降、2回か3回ほど、白うさぎが登場して可愛いので良しとしました。布団の上でシャカシャカしている白うさぎ、可愛い。


細かいところの作り込みが甘すぎる『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』

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ストーカーされている主人公に対して、問題視することもなく適当に流す、結構淡白な親友たち。まぁ、後半で一応の種明かしはされるのですが、このシーンだけで後半の種明かしにつなげるのには無理があります。

ストーキング行為の一部をこの親友たちがおこなっていたのですが、なぜ親友たちが佳奈子に対し嫌がらせをしていたのか、人気者に対する嫉妬からでしょうが、強めの場面をもうワンシーン差し込めなかったのかな。

無駄な男二人組のタバコくわえて会話しているシーンを入れるくらいなら、必要な場面を撮りましょうよ。


映画のキーパーソンである、もうひとりのうさぎ、やたらと人を血祭りにあげていくイースターバニーですが、襲い方に工夫がなく、バァーンとターゲットの前に現れ、ターゲッ トの首元に噛みつく!ターゲットは逃げないし、噛むだけかよ!

映画終盤にイースターパーティー会場に登場しますが、誰一人逃げることなく、会場にとどまっ ていて、自分から命を捨てている様子。しかも、次々襲っていく血しぶき満載のスプラッターシーンが登場するのかと思いきや、一人血祭りにあげて、別のシー ンにシフト。次に佳奈子がパーティー会場に訪れた時には、イベントはほぼ終了状態。

引っ張るだけ引っ張って、唯一ホラー映画っぽいであろう部分も作りこまなかったのは、さすがにびっくりしました。


このイースターバニーですが、佳奈子が日々、お祈りを捧げていたから登場したらしいんですね。それは良いです。ただですね、最後の最後で佳奈子は、実は全てを知ってる風なところで幕を閉じるんです。今まで、そんな素振りを全く見せておらず、一人だけの場面でも、いろいろ怖がっていたのに、いくらなんでも唐突すぎる。一体佳奈子は何者だったのか。


また佳奈子に優しくされた白うさぎが人間になって登場。佳奈子を守るために、佳奈子周辺をうろちょろしているのですが、なぜ、うさぎが人間になれたのか。このあたりの説明が全くありません。説明がなくても面白ければ問題ないですが、面白くもないし、説明もないしで、いくらなんでも観客を馬鹿にしすぎです。


『イースターナイトメア~死のイースターバニー~』のまとめ

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まぁ、これを貼らずにはいられないですね、はい。

主人公以外の女の子が、バニーのコスチュームを身にまとうのでは?コスプレ姿が見れるのでは?などと途中から期待しましたけれど、そのようなシーンはありませんよ。念のため。

初めから物語に必要な最低限の必然や理由を一切考えずに、イースターホラーというアイデアと作りたいシーンだけを撮影してつなげて撮影しましたって印象です。下品な言い方をすると、完全にマスターベーション映画です。

エンディングで「アーメン」とか歌が入っていますけど、アーメンじゃないよ!って言いたい。無駄に壮大な音楽を無駄遣いしている意味不明な映画でした。『バレンタインナイトメア』より下をいく映画が登場するとは思わなんだ。

まぁ、この映画を鑑賞した人で、ブログなどで「面白い!」って言っている人がいるのも事実です。私はおすすめしませんけれど、「みてみたい!」って思ったのなら、鑑賞してください。感想は人それぞれですからね。



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