今回ご紹介する映画:ドゥームズデイ(原題:DOOMSDAY)
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)

予告編動画


『ドゥームズデイ』のあらすじ

死のウイルスが数百万人の命を奪った2008年から25年後に、再び同じウイルスがまん延。その直後、政府は25年前にウイルスを封じ込めるべく隔離した街に、いまだ生存者がいる事実を知る。治療薬の存在を確信した政府は、リーダーのエデン・シンクレア(ローナ・ミトラ)率いる一流のスペシャリスト・チームを、隔離した街に送り込むが……。by シネマトゥデイ

公式ホームページ:http://www.presidio.co.jp/archive/doomsday/

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DVDで観る事を忘れていて、Netflixで配信されていた映画『ドゥームズデイ』を鑑賞しました。「ドゥームズデイ」といえば、3月25日に公開する『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』に登場する敵の名前ですが、「Doomsday」とは、本来キリスト教における「最後の審判」のことです。

今回、感想を書く『ドゥームズデイ』は、ウィルスにより人類が死滅の危機に瀕した世界の物語。という事で、ネタバレなしで感想を書きます。


『ドゥームズデイ』の概要

全人類を一掃するほどの強力なウイルスがまん延した未来世界。世界を救うために奔走するヒロインの戦う姿を描くパニック・アクション。

監督は『ディセント』のニール・マーシャル。母を失くした切ない過去を持ちながら、任務遂行のために死力を尽くす主人公シンクレアを『アンダーワールド:ビギンズ』のローナ・ミトラが熱演する。共演は『ハロウィン』のマルコム・マクダウェル。美人女優のローナが演じるニューヒロインの活躍に注目!


『ドゥームズデイ』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本: ニール・マーシャル『ディセント』『センチュリオン』
製作: スティーヴン・ポール、ベネディクト・カーヴァー
製作総指揮: ピーター・マカリーズ
撮影: サム・マッカーディ
美術: サイモン・ボウルズ
編集: アンドリュー・マックリッチー
視覚効果スーパーバイザー: ハル・クーゼンズ
音楽: タイラー・ベイツ『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ジョン・ウィック
衣装: ジョン・ノースター

キャスト
ローナ・ミトラ『ザ・シューター/極大射程』『アンダーワールド ビギンズ』
ボブ・ホスキンス『未来世紀ブラジル』『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』
マルコム・マクダウェル『時計じかけのオレンジ』『サイレントヒル: リベレーション3D』
アレクサンダー・シディグ『タイタンの戦い』『ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5』
エイドリアン・レスター『デイ・アフター・トゥモロー』
ショーン・パートウィー
ダーレン・モーフィット
ノラ=ジェーン・ヌーン『ディセント』『ディセント2』



『ドゥームズデイ』の感想

何も考えないで、頭からっぽで楽しめるエンターテインメント作品です。小難しい設定などは一切考えないで、ツッコミなしで鑑賞すると楽しめるB級映画です。

監督は『ディセント』という低予算で製作された映画を作り上げた人なんですが、金を思い切りかけたら、それなりの映画をしっかり仕上げてくるという、本当に実力のある監督です。最近は『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ハンニバル』といったテレビシリーズで活動しているようですが、ぜひ、映画の世界に戻ってきて欲しい監督の一人です。


『ドゥームズデイ』の良いところ

何を描写するのか、観客に見せるのか、はっきりしていて、わかりやすい構成のため、最後まで飽きることなく、一気に見せる映画に仕上がっています。世紀末感溢れる設定と後半の時代錯誤なんだけど、妙に説得力のある設定のふたつが楽しめる、不思議な作品です。

とにかく好きなこと、やりたい事を、鍋に片っ端からぶっこんで、煮込んで煮込んだ、そんな映画なんですよ。すごいハイテンションです。映画がすきなんだなぁーと映像を通して伝わってきます。

最近のゾンビ映画と実写版バイオハザードとコンパクトになった『マッドマックス』を足して二で割ったような、そんなごった煮アクション作品でした。

ちなみに主人公でヒロインのローナ・ミトラの魅力が大爆発しています。もう彼女のプロモーション映画といっても過言ではないくらい、良い!!おっさんは、もうローナ・ミトラさんの虜です。


『ドゥームズデイ』の悪いところ

あまり、これといった悪いところはないのですが、あえて挙げるのであれば、後半の中世設定はどうなんだろうってところでしょうか。でも、劇中のような状況になったら、きっとこういう事になるだろうと思えるので、難しいところ。

映画に何か学びを得ようと高尚な気持ちで映画を鑑賞している人には、全く意味のない映画ではあります。ストーリーもあってないようなものですし。私のように映画を楽しみのひとつとして鑑賞している人は楽しめますが、そうでなければ、なんのこっちゃ?ってなる映画ですね。


『ドゥームズデイ』のまとめ

徹底的にエンターテイメントに徹した作品なので、大体の人にはおすすめできる映画ですが、上記で書いたように、映画を通して、知識や自分にはない価値観を得たいという人には向いていません。若干のグロ描写があるので、注意は必要ですが、楽しい映画、面白い映画を鑑賞したいのであれば、オススメです。


↓ネタバレあり感想↓

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