映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年5月15日に公開した記事を再編集したものとなっております。



B級映画のDVDって、意外と高いんですよね。

特にDVDスルーの映画は、DVDソフトだけで利益をあげないといけないので仕方がないんですけどね。

気に入った作品があっても、購入には、なかなかハードルが高いのが、悩みのタネでございます。




さて、今回は『デビルズ・シティ』のネタバレあり感想を書いていきます。

『デビルズ・シティ』未見の人は、今回の感想はスルーでお願いします。







ネタバレなし感想

ネタバレなし感想では、キャストやあらすじなどの情報も掲載しております。




ネタバレあり感想

消化不良になるかも?『デビルズ・シティ』

人間を「良い方向」に変貌させた原因は一体なにか?という謎からスタートする『デビルズ・シティ』。

未来を垣間見ることができる「読み手」……

悪魔が取り仕切るテリトリーの存在……

悪魔によって摂取する人間の心の「性質」が異なる、傷を付けた人間には悪魔が見えるなど……




劇中では明かされていない設定が、たくさんあるだろうなぁと思う『デビルズ・シティ』ですが、難解な世界観の割には、説明される割合が少ない。

謎は明かされるのですが、設定についての説明は、あまりないため、消化不良になりやすい映画です。

個人的には、この部分は、説明しなさすぎる事がかえって好きなんですが、このあたりがクセになっていて、鑑賞のハードルを上げているように思います。




基本会話劇で展開する『デビルズ・シティ』

低予算で製作されているからでしょうか、基本的には、悪魔たちが住んでいる安いボロアパートの中での会話劇で、ストーリーが展開します。

難解なキーワードが出てきたり、意味ありげな台詞が登場したりします。




悪魔というショッキングな題材を扱っているにも関わらず、場面の動きはゆっくりで、地味な映画です。

このあたりも好みの分かれるところでしょうか。

私は会話劇で進んでいく物語構成に対して、何も思いませんでしたが、人によっては受け入れにくいかもしれません。




ラストは真の悪魔が登場

人間を「真人間」に変貌させた者は「真の悪魔」という展開。

この時点で、やはり主人公たちは低級な悪魔であったことが、やんわりと提示されます。




自分たちよりも、さらに上の、次元の異なる存在にうろたえる主人公ですが、ある少女のために奮闘する姿は、とても斬新でした。

悪魔であるにも関わらず、悪魔らしからぬ行動をとる主人公は、すごく人間臭くて、そして何故そんな行動に出るのか自分でもわからない風なところがグッドですね。




さらに、今回の状況を生み出した本当の犯人がラストに明かされますが、この展開も好きです。

予想どおりではありましたけど、良い展開だ。




口コミレビューや評価

下記サイトで『デビルズ・シティ』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

Movie Walker

allcinema

Yahoo!映画(2023年7月31日終了)




今回のネタバレあり感想のまとめ

前回の『デッド・ノート / デス・ノート』と同じく、良い拾い物をして、とてもうれしい気持ち。

人にオススメするには、ハードルがありすぎる変てこ映画なんですが、B級映画が好きな人は、トライしてみて欲しい映画です。




不思議な余韻に包まれる、個人的には大好きな、ジャンルがホラーなのかミステリーなのか、よくわからない、風変わりなB級映画でした。



という事で、今回は『デビルズ・シティ』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




DVD・Blu-ray





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