歌ったら、死ぬ。

今回ご紹介する映画:『伝染歌』
オススメ度:☆☆☆☆☆(ほしなし!)


予告編動画




『伝染歌』のあらすじ

友人の自殺現場に居合わせた女子高生のあんず。彼女が死の間際に口ずさんでいた歌が気になりながら、毎日を過ごしていた。

その頃、巷ではネットを中心に、「伝染歌」という都市伝説が流行り始めており、三流雑誌の月刊MASAKAの編集員である陸と仲間たちは「伝染歌」の調査を開始する。

「伝染歌」。それは、歌えば死ぬといいう危険な歌だった。

ある女子高生が、その「伝染歌」で自殺したという情報を察知した陸たちは、彼女の告別式場所に向かう。陸は、そこであんずと出会うのだった。



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昨日は、夕方からユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ遊びに行ってきました。「ドラゴンボールZ ザ・リアル4D」を鑑賞して、さぁ、ミニオンの水のイベントを観ようと思ったら、すでに13時で終了とのこと。な、なんだってー!!

ということで、そのままUSJを後にしました。

USJといえば、9月から恒例のハロウィンが始まります。今年も楽しみだ!

さて、本日は、ホラー映画『伝染歌』の感想を書きます。dTVで視聴。世界的に有名な自殺ソング「暗い日曜日」をモチーフにした、あのAKB48で悪名高い秋元康氏が原作と企画を手がけている『伝染歌』。すでに、地雷映画臭がプンプンするぜぇ!

この映画はAKB48が映画初主演したという映画。ということは……??

ということで、完全なお察し状況を覆すことができるのか? 『伝染歌』の感想を書く!



『伝染歌』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督・脚本:原田眞人
脚本:羽原大介
製作総指揮:松本輝起
企画・原作:秋元康
撮影:藤澤順一、向後光徳
照明:上田なりゆき
美術:福澤勝広

キャスト
松田龍平
伊勢谷友介
阿部寛
木村佳乃
大島優子
秋元才加
小嶋陽菜
前田敦子



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『伝染歌』の感想

冒頭から、女子高生の日常シーンを垂れ流すという、意味不明な展開を見せてくれる驚愕のお察しくださいムービー。全くもって、面白くありませんでした。

映画というよりは完全にAKB48のプロモーション映画で、ストーリーは二の次、三の次。この映画を企画した人は、映画業界の人に土下座した方がよいですよ。そう、秋元さん、あんただよ!

アイドルを起用してホラー映画を製作するなら『シロメ』くらいやってくださいって話です。はい。



『伝染歌』の良いところ

松田龍平さんと伊勢谷友介さんなど、変に実力派俳優が揃っているため、かろうじて観れます。

また、秋元才加さんが、なかなかユニークなキャラクターを演じていて良かったです。

伊勢谷友介さんが怪演、秋元才加さんが主人公たちを引っ張っていくので、ラストまで、とりあえず鑑賞できました。この人達がいなかったら、きっと途中で放り出した事でしょう。



『伝染歌』の悪いところ

話が遅々として進まず、無駄なシーンが多い。特にAKB48の歌っているシーンがあるんですが、まるまる一曲披露するという荒業を見せてくれます。

物語が後半に差し掛かると、「歌ったら死ぬ」という「伝染歌」のアイデンティティーがなくなり、話がすり替わるという、とんでもない展開。一体、何がなんだか。

さらには、ラストも意味不明で、とにかく、全てが迷子状態の映画。

この映画の一番のホラーは、2時間越えで製作された事ですね。

良いところが全くない、Z級映画でした。



『伝染歌』のまとめ

完全に「なにこれ?」状態。ホラー映画ではないし、そもそも映画なのかもわかりません。

現代社会の闇を描こうとして失敗したって印象もありますが、それ以上に、強引なAKB48押しのせいで、テーマが入ってきませんでしたね。

とにかく、全くもって、オススメできない映画。もし、興味があれば、時間を無駄にする覚悟で鑑賞してください。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『伝染歌』ネタバレあり感想

オチが壮絶で、歌はただ関係なく、自殺願望のある人が歌って命を断っていたというトンデモないものでした。さらには、実は、あんずが台風の目のようなもので、「あんず自身が呪いだったんだよ!」「な、なんだってー!!」という展開。もう何がなんだか、わかりませぬ。オチを考えずにストーリーを考えたことが、バレバレです。

こんな映画を製作しちゃいけないって教訓になる映像資料ですね。Z級映画でも、もうちょっとマシに作るんじゃないかな??

とにかく、近年、稀に見る酷いクオリティーのものでした。うへぇ。



『伝染歌』のレビューや評価

本作は、「映画」というよりAKB48の「プロモーション・ビデオ」という感じなのでキャストのファンでないと、見所は、薄いかも?

借りてきて観てみたけど、最初の20分で観るの止めたよ。意味が分からないしakbの宣伝ですか?って感じ

感想は個人のものでオススメとか、おれはダメだとか、他人がとやかく言うものではないとは思いますが…
願わくばこの作品を観る方を広めないで、他の人たちに2時間強もの無駄な時間を過ごさせないように勧めたいと思う。
原作、脚本、演出。作品の根幹を担うその3つが見事なまでにダメな作品。
しかし、知名度さえあれば、こんなものを作っても手放しで誉められるんですよね。
たぶん、それぞれが誉め殺しあいをしたとしか考えられない。
巻き戻し、キャラ設定、シーンの飛ばし方、話のつじつまの合わせ方…
そのどれもが超低レベルのところで進んで行きます。


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