映画好きな四十郎のおっさん999でございます。





まさかの第五弾が製作された人気?シリーズです。

2016年当時、ツタヤディスカスで『デスフォレスト 恐怖の森5』というタイトルを見たときは、コーヒーを吹き出しそうになりました。

一体、誰が、この企画にゴーサインを出したのか。

そっちの方が気になりますね。




仕切り直しなのかなと思ったのですが、映像構成などは違うものの、ちゃんとした続き物になっていました。

評価は高くないのに、なんで、シリーズ化になったんですかね、この作品。

それがホラーです。




そんなわけで、今回は映画『デスフォレスト 恐怖の森5』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。



『デス・フォレスト 恐怖の森5』について

製作:2016年日本

日本公開日:2016年9月3日

上映時間:1時間25分

オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)




予告編動画





簡単なあらすじ

東京のど真ん中にヨシエ現る!



インターネットでは、東京で目撃された巨大な顔面ヨシエや白い奇妙な人ストーカーの情報が錯綜しており、さらに目撃者の失踪事件が相次いでいた。

その盛り上がりは、その都市伝説を基にゲームまで製作されるほどであった。




何かに怯えて、何かから逃げようとしていた友達の華が目の前で消失した橋本結衣は、今まで見えなかったヨシエとストーカーの姿を目の当たりにしてしまう。

ヨシエから逃げていたところ、偶然通りかかった、ヨシエの存在を認識しているアイドルオタクの青年に助けられる。

彼の話によると、ヨシエやストーカーを目撃した人々から成る対策組織のような顔合わせが度々開かれているのだという。

結衣は青年とともにそのミーティングに参加する。




一方、警察は大量の失踪事件に対し、打つ手がなくなっていた。

目撃者がいないばかりか、一体何が起きているのか、ひとつも情報が得られない状況。

そんな時、ある情報が舞い込む。

過去に起きた、類似の失踪事件に関与しているとされている元記者の内田が渋谷にいるというのだ。

警察は内田から情報を引き出すべく、行動を開始するのだった。




本作を視聴できる動画配信サービス

Amazonプライムビデオ『デス・フォレスト 恐怖の森5』

動画レンタルor動画購入にて、鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

2023年6月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




スタッフ

原作:Kazz

監督・脚本・撮影:福田陽平

監督・脚本:田中佑和

製作:張江肇、鈴木ワタル

プロデューサー:宮田生哉、岩村修

録音:工藤渉

制作:綿貫仁、下山裕斗

特殊造形:土肥良成

VFX:Nicholas Lucas




キャラクター:キャスト(出演者)

橋本結衣:藤本結衣

飯本アオイ:安田帆花

齋藤七瀬:木下愛華

前田華:井桁弘恵

安藤泰信:遠藤耕介

西島トオル:西洋亮

本郷剛:内田章文

ケンジ:石上拓也

カオリ:岩松美穂

マナブ:上田悠貴

カナ:長谷川かすみ

山部次郎:高崎二郎

木内葉子:秋山依里

鶴田正信:銀次郎

近藤亮太:庄八

サーモン:中島女の子

スミダ:炭田洋輔

スミダの彼女:岩茶

小堺:鈴木太一

マイ:神戸麻利亜

ユリ:山本真理奈

金田:川島萌黄

みりたりん:宮崎彩香

謎の老婆:下東久美子

ストーカー:高橋和貴

ヨシエ:奥咲姫

内田一輝:川岡大次郎







おっさんのネタバレなし感想

『デスフォレスト 恐怖の森5』の全体的な感想

序盤は、他の作品と異なり、スピーディーな展開でございました。

それでは、面白いのかというのと、かなり微妙です。

正直なところ、あまり面白くなかった……。




どうも今回は、かなり笑いを意識して製作されているようで、かえって、それが失敗しています。

真剣にホラーを製作して、それが「いやいやいやいや」とツッコミどころ満載のため、笑える。

それが本シリーズの良いところなんですが、「さぁ、ツッコミたまえ!」と言わんばかりのストーリー進行や設定には、正直、辟易しました。




シリーズ通して鑑賞している人なら、観てみても良いと思いますが、基本はオススメしませ、ぬ。



『デスフォレスト 恐怖の森5』の良いところ

女の子が可愛い。うん。可愛いは正義です。

川岡大次郎さんも良い味だしてます。




『デスフォレスト 恐怖の森5』のまとめ

本作の一番すごいのは、「明るい」という設定が完全に迷子状態なところ。

三作目や四作目でも指摘されていましたけど、明かりが弱点のくせに、東京の街の明るさになぜか怯まず、人々に襲いかかる白い人たちとヨシエちゃんの設定が、ブレまくりです。

特に本作では、明らかに街の明かりよりも弱いライトで怯んだりしています。

そうかと思えば、無茶苦茶、明るい場所で機敏な動きを見せるストーカーと、一体、弱点とは何だったのか状態です。

都合の良いときにだけ、弱点が発動するという、シリーズで一番ご都合主義が目立つ作品でしたね。




あと、五作目にして、ヨシエちゃんやストーカーが、新しい能力を身に着けていました。

なんと、ステルス機能を搭載!

ヨシエちゃんたちの姿を目撃できる人とそうでない人がいるんです!

なんだよ、その設定!いきなりだな!




また、ストーカーの動き方や見せ方が、完全に「だるまさんがころんだ」状態。

さらに顔も「アイーン」しているようにしか見えず、全く怖くないという。

狭い部屋でストーカーが登場したりするので、絶対に怖くできたはずなのに、どうしてそうせず、笑いに走るんだよ!意味がわからないよっ!




さらに、本作はシリーズ定番の無駄で時間稼ぎとしか思えないシーンも健在。

このあたりを削いでいけば、30分程度の長さになると思うんですけれどね。




口コミレビューや評価

下記サイトで『デス・フォレスト 恐怖の森5』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com



今回のネタバレなし感想のまとめ

完全にツッコんだら負け状態という、日本を代表するZ級おバカムービーです。

Z級映画をこよなく愛する人は、ぜひとも愛でてあげてくださいまし。

ここまでくると、もはや原作のフリーゲームは全く関係なし。

ということで、健全な人にはオススメできない逸品でございましたとさ。



という事で、ここまでは『デス・フォレスト 恐怖の森5』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




『デスフォレスト 恐怖の森』シリーズの感想まとめ













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ネタバレあり感想

明らかに笑いを狙っている、空寒い設定やシーンが多く、鑑賞するのに、結構疲れます。

例えば、体にLEDライトを巻きつけた全身タイツマンが登場しますけど、これは完全に笑わせようとしていて、かえって、失笑を誘います。

また、その装備は一人分しかない。

いやいや、時間とか、もっとあったんでないかい?




主人公は、ラスト一歩手前で脱落するし、いろいろと映画のセオリーを無視した意欲作ではありますが、全てが裏目に出てしまっていますね。



個人的に一番気になったのは、全ての謎が明らかになるのかというところ。

前回は、結局、曖昧なままでの幕引きでした。

五作目を作るという事は、ようやく着地点を見つけたのか?って思ったのですが、結局、最後まで「?」でした。

一体なんなんだよ!




108人の生贄が必要だったみたいですが、だから何?状態。

内田は「そういうことか……」って合点がいったような表情になっていましたけど、こちらはポカーン状態。

今までの作品で、108人の生贄が必要で、108人の命を捧げるとどうなるのかって、説明あったかなぁ。

見逃したのかな?

じゃあ、見直すかって事にはならないんですけどね。

シリーズ見直すとか、完全に罰ゲームです。




これで、正真正銘、完結でしょうか。

いやいや、内田が生き残っているので、まだ油断はできませんなぁ。




という事で、『デス・フォレスト 恐怖の森5』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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