爆撃まで、あとわずか。脱出することはできるのか?


今回ご紹介する映画:『デッドライジング ウォッチタワー』
原題:『DEAD RISING:WATCHTOWER』
製作:2015年アメリカ
上映時間:1時間58分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)


予告編動画




『デッドライジング ウォッチタワー』のあらすじ

ジャーナリスト、チェイス・カーター、彼の相棒の女性カメラマン、ジョーダンは、オレゴン州のゾンビパンデミックにより、政府機関、FEZA(ゾンビオーソリティ)によって、壁に囲まれたエリアの取材を試みる。そこでは抗ゾンビウィルス薬<ゾンブレックス>によって、ゾンビウィルスの治療が試みられていたが、その薬の投薬は失敗、逆効果となってしまい街中にゾンビウィルスが広がってしまった。
チェイス、ジョーダン、そして彼らとであった子供を探す母親のマギーそして謎の女性クリスタルは、政府がゾンビを消滅させるための空爆作戦の前に、この街からの脱出を図る。(ポニーキャニオン


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Amazonのプライムビデオで配信されていた映画『デッドライジング ウォッチタワー』。「なんか聞いた事あるなぁ」って思っていたら、カプコンのゲーム「デッドライジング」の実写映像化だそうです。へぇ。

原作のゲームは、Xbox360 専用なので、プレイした事がなく、どのようなテンションの作品なのか、わからないままの鑑賞でございます。

という事で、今回は『デッドライジング ウォッチタワー』の感想を書いていくんだぜ?



今回利用した動画配信サービス




『デッドライジング ウォッチタワー』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:ザック・リポスキー
脚本:ティム・カーター

出演者
ジェシー・メトカーフ
ミーガン・オリー
ヴァージニア・マドセン
デニス・ヘイスバート
ロブ・リグル
キーガン・コナー・トレイシー




deadrising_watchtower

『デッドライジング ウォッチタワー』の感想

先ほども書きましたけど、日本のゲーム会社であるカプコンがリリースしたゲームが原作です。という事で、実写映画化作品で、あまり期待しないで鑑賞したんですが、結構、面白かったです。楽しめましたよ。

映画好き、B級映画好きであれば、普通に楽しめる作品に仕上がっていました。



『デッドライジング ウォッチタワー』の良いところ

基本的なゾンビ映画になっていて、面白い作品でございました。ゾンビが全力疾走する作品ではないため、今時のゾンビ映画に比べると、恐怖心は薄いですが、どこからともなく現れ増殖してくる怖さは、きちんと描かれていて、ゾンビ映画として、ちゃんと成立しています。

ゾンビが認知されている世界というのは、なかなか面白い設定ですな。ゾンビになる事を抑制する薬が存在しているという世界観はユニークでした。

また、そこらへんにある重火器を武器にして戦うのではなく、使えそうなものを見繕って、武器を手作りする様子は、とても良かったですね。実際、銃は弾に限りがありますし、この点は良い味を出していて、印象的でございました。

トータルで、ゾンビ映画というよりは、純粋に映画としてのクオリティーが高い作品。オススメできる作品です。



『デッドライジング ウォッチタワー』の悪いところ

ストーリーはしっかりしている反面、ゾンビ映画としての恐怖や絶望感は、あまり出ていないですね。一定の怖さはちゃんと存在し、ゾンビ映画として成立はしているんですが、ゾンビ映画としての恐怖よりも、別の事を描写したいんだなって感じました。ゾンビよりも、非常事態を利用して自分の利益を優先させる人の業を描きたかったのかなって感じ。そうであれば、この物語構成、納得です。

ゾンビ映画特有のグロテスクさも、それほど多くありませんので、がっつりゾンビ映画を期待すると、NG です。



『デッドライジング ウォッチタワー』のまとめ

普通に面白い映画。よい時間つぶし・暇つぶしになりました。

最初は主人公にイライラしてしまいますが、ラストまで飽きる事なく鑑賞てきる良作。面白い映画でございましたなぁ。




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↓ここからネタバレあり。注意!↓





『デッドライジング ウォッチタワー』ネタバレあり感想

アメリカ軍が黒幕かと思っていたら、やっぱりアメリカ軍が裏で手を引いておりました。エンディングで示されたどんでん返しについては、特に驚きはありませんでした。

わたしとしては、軍が想定していた以上のアクシデントが発生し、ゾンビ抑制が失敗、パンデミックが広がっていく……みたいな事を想像していたので、あっさり終わっちゃったのには拍子抜け。

これはストーリー前半部分のように感じます。続編となる作品を、ぜひとも製作して欲しいですなぁ。



『デッドライジング ウォッチタワー』のレビューや評価

ダメな点は、ゾンビの演技がよくないこと。
ゾンビの演技を舐めてはならない。

全体的に必要ない場面が大杉!!悪党のボスはチンケな爆弾で外壁壊そうとするが、、、、イヤ、絶対無理やろ~、そんな貧相な爆弾では、、、、。

正統派ゾンビ脱出劇。

中だるみするから、そのへんのどーでもいいシーンを削って一時間半ぐらいの話にしとけば隠れた名作になれた。


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