今回ご紹介する映画:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
(原題:CAPTAIN AMERICA:CIVIL WAR)
オススメ度:★★★★★(五つ星!)


予告編動画




『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のあらすじ


アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。


公式ホームページ



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4月29日より公開された『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を、MX4D-3D字幕版で鑑賞してきました!本当は公開日に見に行きたかったのですが、席が割りと埋まっていたため、翌日の4月30日に行ってきました。いやぁ、かなりの大盛況でした。

前回『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を吹き替え版に鑑賞したんですが、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の吹き替えが米倉涼子さんで、聞くに堪えなかったんですね。クリント・バートン(ホークアイ)の宮迫博之さんは、ちゃんと吹き替えを意識してお芝居されていたので、特に気にならなかったんですが、米倉涼子さんが厳しかったので、今回字幕版で本当に良かったです。

ということで、今回は『キャプテン・アメリカ』シリーズ完結編にして『アベンジャーズ2.5』とも呼べる大作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の感想を<ネタバレなし>で書いていきます。



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の概要


マーベルコミックスの人気キャラクターを実写映画化した『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3弾。アベンジャーズのメンバー同士でもあるキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を、あるテロ事件と絡めて活写していく。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に引き続き、監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ。キャストにはロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンら、一連のシリーズでおなじみの面々が結集する。ハイパワーを繰り出して激突する2大ヒーローの姿に圧倒される。


『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のスタッフとキャスト

スタッフ
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
原案:マーク・ミラー、スティーブ・マクニーブン『シビル・ウォー』
原作:ジャック・カービー、ジョー・サイモン
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ヴィクトリア・アロンソ、ルイス・デスポジート、アラン・ファイン、スタン・リー、ネイト・ムーア、パトリシア・ウィッチャー
音楽:ヘンリー・ジャックマン
撮影:トレント・オパロック
編集:ジェフリー・フォード
製作会社:マーベル・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

キャスト
トニー・スターク=アイアンマン:ロバート・ダウニー・Jr
スティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカ:クリス・エヴァンス
ナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン
クリント・バートン=ホークアイ:ジェレミー・レナー
バッキー・バーンズ=ウィンター・ソルジャー:セバスチャン・スタン
サム・ウィルソン=ファルコン:アンソニー・マッキー
ジェームズ・“ローディ”・ローズ=ウォーマシン:ドン・チードル
ヴィジョン:ポール・ベタニー
ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ:エリザベス・オルセン
ブラックパンサー:チャドウィック・ボーズマン
アントマン:ポール・ラッド



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の感想

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期待しまくりで観に行った結果、無茶苦茶、面白かったですよ!!『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より面白かった!脚本が非常に上手で、今回初登場のヒーロー、ブラックパンサーとスパイダーマンの登場を上手く演出していました。

派手なシーンもたくさんありますが、「正義とは何か?」を軸に展開される物語は、今までのマーベル・シネマティック・ユニバース作品とは異なる重厚なストーリーで、アクションシーン以外の満足度も半端ありません。

とても完成度の高いエンターテインメント映画になっていました。



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の良いところ

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今回は多くのヒーローが登場しますが、それぞれに見どころがあったり、長所短所がちゃんと出ていて、誰も霞むことなく描写されていました。マーベル・シネマティック・ユニバースの作品群は、本当にシナリオが上手に書かれていて、今回、特に初登場のブラックパンサーやスパイダーマンについても、ゲスト扱いではなく、ちゃんと一人のヒーローとして現れるのは良いところ。ブラックパンサーは最初からバンバン登場するし、スパイダーマンも彼ならでは戦い方と性格がにじみ出ていて素晴らしかったです。

ちょくちょく笑えるシーンもあり、映画館でも笑いが聞こえる楽しい映画でした。面白く楽しい映画、しかも深いメッセージが込められたクオリティーの高いエンタメ映画ですよ。

また『アベンジャーズ2.5』といえるくらいの規模で展開されるストーリーなので、前置きはほぼなしです。初参戦のブラックパンサーとスパイダーマンについては、一応の前置きはありますが、説明ナッシングで、はじめからフルスロットルです。もちろん、この作品から観ても、それなりに楽しめますが、やっぱりマーベル・シネマティック・ユニバース作品を一回おさらいしてから鑑賞した方が楽しめますよ。



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の悪いところ

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内容そのものには、これといって悪いところはありません。強いて挙げるのであれば、今回はわかりやすいヴィラン、つまり敵役が不在という事でしょうか。これにより、ウィンター・ソルジャーを嵌めた目的が、最後までわからず、いまいち物語に入り込めない人もいるかな?

それよりも気になったのは、映画そのものではないところ。今回MX4Dで鑑賞したんですが、あまりMX4Dでの演出が活かされていないかなという印象でした。『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』では、MX4Dの演出と映画の中身がマッチしていて満足度の高い作品でした。しかし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』よりもアクションが少し抑えめなので、もし鑑賞するならIMAXシアターで楽しむのもありかと思います。4D演出は映画の中身によって大きく左右されてしまうので、仕方がないですけれどね。



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のまとめ

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非常に満足度の高い映画でした。マーベル・シネマティック・ユニバースを鑑賞している人は、絶対チェックしてください。派手なアクション満載なので、映画館での鑑賞をオススメします。

ちなみに、入場者特典グッズ?としてポスターカードセットをいただきました。
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私は『ダイヤのA』でしたが、他に『FAIRY TAIL』、『七つの大罪』の3作品のいずれかが封入されているようです。このポストカードセットが欲しい人は、早めに映画館へ足を運んだ方が良いかもしれません。

マーベル・シネマティック・ユニバースの次回作は『ドクター・ストレンジ』となります。日本では12月公開なので、今から楽しみです。



↓ネタバレあり感想↓

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