野菜のつぎ、お前!
今回ご紹介する映画:『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』(原題「BASKIN」)
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』のあらすじ
ある夜、仲間からの応援要請を受け、地元では不吉な噂の絶えない、人里離れた森へ向かった5人の警官たち。現場に到着すると、不気味な廃屋があり、パトカーが止まっていた。無線も壊れていて使用できない状況で、さらに応援を要請したはずの同僚もいない。不審に思いながらも、5人は廃屋に足を踏み入れる。廃屋の中には、なぜか肉塊のようなものが吊るされており、異臭に満ちていた。明かりは懐中電灯だけ。声をかけながら、廃屋の奥へと進んでいくと、ある部屋で男が言葉なく佇んでいた。ショック状態で会話ができない男に5人は何が起きたのか問いかける。すると、男は地下室を指さすのだった。
意を決して地下室へ向かう警官たち。そこに待ち受けていたのは地獄のような場所だった。
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『グリーン・インフェルノ』でおなじみのイーライ・ロス監督が絶賛し、一部ではトルコ版ヘルレイザーと呼ばれている本作。わたしは、そんな前情報一切なしに、テンション高めの邦題に惹かれ、DVDをレンタルしました。
という事で、今回はトルコ発の残酷系ホラー映画『ヘルケバブ〜悪魔の肉肉パーティー〜』の感想を書いていくんだぜ?
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』のスタッフとキャスト
監督:ジャン・エヴェノル出演:ムハレム・バイラク、マフメット・アキフ・ブダク、ファディク・ビュルビュル、デリン・チャンカヤ、マフメット・チェラホグ
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』の感想
邦題から導き出されたイメージとは全くかけ離れている、落ち着いたテイストのホラー映画でした。さて、面白いかどうかと問われれば、面白くはありませんでした。うーん、なんなんでしょうねぇ、この映画。。。
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』の良いところ
雰囲気は不気味なもので、とても良かったです。また後半で登場するゴア描写の数々は、なかなか痛い描写で、力が入っていました。
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』の悪いところ
前半は伏線を張りまくるドラマパートなんですが、これが約40分程度続く上に面白くないという、かなり退屈で苦痛な時間でした。このあたりをもう少しマシに仕上げていれば、まだ良かったんですけどね。後半になって、ようやく物語が動き出しますが、期待していたような「ヘルケバブ」も「肉肉しいパーティー」もなく、軽いタッチの拷問シーンと謎の儀式が繰り広げられる「ナニコレ?」感がハンパなかった。後半は特に説教くさく感じてしまい、全く楽しめませんでした。
またラスト近くになっても、説明部分がかなり抽象的なので、しっくりこない、なんか奥歯に何かが挟まったような、そんな気持ち悪さが残ってしまいました。後半の部分を広げた方が良かったのに、色々と残念でした。
『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』のまとめ
もっとドバドバのハイテンションのZ級映画を期待していたのに、残念でした。ゴア描写もそうですが、嫌悪感むき出しの場面が後半続くので、そういうのが苦手な人はスルーした方が賢明です。
確実にオススメはできない映画。Z級映画を愛好している変わり者の方は、鑑賞してみてください。
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『ヘルケバブ~悪魔の肉肉パーティー~』ネタバレあり感想
ラストで、なんと時間がループしてしまうという訳のわからないオチが待っている本作。本当に「はっ??」ってなりました。いきなりSFになるとは、もう訳がわからないよ!この唐突さは『オープン・ユア・アイズ』って映画を思い出しました。意味がわからない事をひっくるめて、受け入れる事ができるか否かで、本作の評価が分かれますなぁ。
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トルコ映画はあまり見たことないけど、グダグダしてあまり面白くなかったです。
スタートが非常に良かっただけに、映画が進むにつれ、オリジナリティが一気に失われていく展開が非常に惜しい作品でした。
YAHOO!JAPAN映画