映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回の記事は、2016年10月7日に公開した記事を再編集したものとなっております。




本記事作成当時に、サメ系パニックムービー『パニック・マーケット』を、Huluで視聴しました。

劇場公開時は『パニック・マーケット3D』というタイトルで3D上映されていた映画です。
公開していた頃はなんとなく気になっていたものの、結局、鑑賞しませんでした。

今回は吹き替え版ではなく、字幕版を視聴。




ちなみに、ヒロインの女優さん、シャーニ・ヴィンソンさんって、どこかで観た事ある人だなぁって思っていたら、『パトリック 戦慄病棟』に出演されていた方でしたね。

ふむふむ。

そんなわけで、今回は『パニック・マーケット』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきたいと思います。




『パニック・マーケット』について

原題:『BAIT』

製作:2012年オーストラリア、シンガポール

日本公開日:2013年8月24日公開

上映時間:1時間29分

オススメ度:★★★★☆(四つ星!)

年齢制限:R15+




予告編動画





簡単なあらすじ

一度入ったら出られない!

突然、海辺の街を襲った大規模な洪水。

街にある、一軒のスーパーマーケットに海水が流れ込み、わずかな生存者を残して浸水してしまう。

海水で溢れた店内には、高圧電線が垂れ下がり、出入り口が塞がれ、絶体絶命の状況に陥る生存者たち。

さらには、海中に巨大で獰猛なサメが突如出現。次々と生存者を血祭りにあげていく。

果たして、サメの泳ぐ店内から脱出することはできるのだろうか。




本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『パニック・マーケット』

会員の方は見放題にて視聴可能です。

配信期限がありますので、ご注意ください。

本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。




Hulu

会員の方は、本作を見放題にて鑑賞することができます。

配信期限がありますので、視聴の際は注意してください。

紹介している作品は、2024年2月時点の情報です。

現在は配信終了している場合や、動画レンタル・動画購入対象作品に変更している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。




Amazonプライムビデオ『パニック・マーケット』

アマゾンプライム会員の方は、追加料金なしで鑑賞可能です。

会員でない方は、動画レンタルor動画購入にて視聴することができます。

配信期限がありますので、ご注意ください。

2023年4月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。




スタッフ・キャスト

監督:キンブル・レンドール

脚本:ラッセル・マルケイ、ジョン・キム

製作:ゲイリー・ハミルトン

音楽:ロバート・マッケンジー

出演者:ゼイヴィア・サミュエル、フィービー・トンキン、シャーニ・ヴィンソン、ダン・ワイリー、ジュリアン・マクマホン







おっさんのネタバレなし感想

全体的な感想

邦題から分かる通り、B級映画です。

地雷映画ではなく、ちゃんとしたB級映画で好感が持てました。




サメを使ったソリッドシチュエーションで、似た映画だと、『ディープ・ブルー』なんて作品がありましたね。



サメから逃げるというよりも、閉じ込められた状況から、サメをくぐり抜けて、どうやって脱出するかという点が、他のサメ映画と違うので、ユニークな仕上がりになっています。



B級映画の中でも、非常にクオリティーの高い作品で、かなり面白い部類の映画。

ただ製作陣は、もしかすると、メジャー作品として作ったのかなぁとも考えられます。

ひとつは最初から3Dを意識して製作されている点。

もうひとつは、セットに費用がかかっているような気配がある事。

B級映画としては、結構、破格の制作費用で製作されたのかもしれません。




まぁ、『ブレアウィッチ2』のように、無駄に制作費用かけた割には思い切り駄作みたいな事もあるんでね。

たまには、こんなB級映画があってもよいかもしれないです。

B級映画が好きならオススメ。メジャー作品好きならスルーした方が良い映画です。




『パニック・マーケット』の良いところ

とにかくテンポが早いはやい。

無駄なシーンもなく、非常にスピーディーなので、ラストまで退屈する事なく、鑑賞する事ができました。

シリアスなシーンや人間ドラマ、笑えるシーンなどのバランスが良く、見ていて飽きない楽しい映画です。




スーパーの店内で繰り広げられるストーリーは、サメに食べられないようにしながら、どうやって脱出するのかが描かれているシリアスパート。

地下駐車場で展開されるのは、おバカなカップルとオタクくんのコメディーパートとなっております。

ふたつの異なる物語がバランスよく進行するため、最後までハラハラドキドキの展開が楽しめます。




ちょっとしたラブロマンスや親子愛もちょいちょい入れ込んで、ストーリーを盛り上げており、いかに観客を飽きさせないか、工夫が施されていました。



『パニック・マーケット』の悪いところ

タイトルから察するに、サメ以外の海洋生物がたくさん登場し、スーパーマーケットにいる人々に襲いかかる映画を想像していたんですが、サメしか登場しなかったのは、ちょっと残念。

まぁ、おバカB級映画ではなく、意外と真面目な映画だったので、仕方がないのかもしれないですが。




また、津波のシーンが登場するなど、一部ショッキングなシーンもありますので、苦手な人は鑑賞しない方がよいです。

ちなみに、日本公開時では、津波のシーンが全編カットになったようです。




B級映画ですし、100分以内に映画を完結させないといけないため、ご都合主義的ストーリー進行しています。

そのあたりが許容できない人は、楽しめない作品。

あと、意外とグロ描写がありますから、苦手な人は要注意!




Yahoo!映画での口コミレビューや評価

ヤフー映画『パニック・マーケット』でレビューや評価をチェック!



今回のネタバレなし感想のまとめ

個人的には、サメ映画の中ではトップクラスの出来でした。

オススメですぜ!



一方、ツッコミたい!笑いたい!!っていう人には、不向きな映画です。

真面目にB級映画を製作しているので、目立ったツッコミ要素は、あまりありません。

いや、あるんですけどね、それほど気にならないっていう。

わたしは、かなり面白く楽しめました。うん、良かった。




という事で、ここまでは『パニック・マーケット』のネタバレなし感想でした。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!




この下にネタバレあり感想を書いております。

本作を鑑賞していらっしゃる方で興味のある方はお読みくださいませ。

まだ本作を観ていないという方は、まずは本作をご覧になってから、ネタバレあり感想をお読み頂けると幸いです。




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ネタバレあり感想

ラスト近く、駐車場にいる生存者を救出すべく、主人公が水中でサメと戦うシーンは、他の作品ではなかなか見る事のないシーンで、テンションがあがりました。

ラストは絶望的な結末ではなく、無事に脱出するという、王道であり、定番のパニックムービーですね。




変に捻ったストーリー、展開を持ってくることなく、素直なB級サメ映画に徹底していた点は、非常に好印象でございました。

逆に、一捻りや目新しいアイデアが欲しい!という方にはオススメできない作品。

ド定番のサメ映画を楽しみたい!という方にオススメ。



あと、登場人物の愛犬が最後まで無事だった点も良かった。

ワンちゃん好きは、別の意味でハラハラドキドキしてしまう映画ですね。




という事で、『パニック・マーケット』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!




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