誰も信じるな。
今回ご紹介する映画:『アトミック・ブロンド』
原題:『ATOMIC BLONDE』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年10月20日
上映時間:1時間55分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
イギリスの諜報機関であるMI6に所属するスパイ、ロレーン・ブロートンに新しい指令がくだる。それは何者かによって奪われてしまった、全諜報員の情報が網羅されたリストを奪還する、というものだった。
ベルリンを訪れたロレーンはベルリン支部の責任者であるパーシヴァルとともに、リストの行方を探る。しかし、リストを探し求めているのは彼女たちだけではない。
KGBをはじめ、各国のスパイたちがリストを巡り、動きを活発にしていく。
果たしてロレーンはリストを無事に取り戻す事ができるのだろうか?
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結構な前に予告編を観てから、とても気になっていたアクション映画が、この『アトミック・ブロンド』。
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』で人気が再燃したシャーリーズ・セロンが主演のハイテンションムービーでございます。
監督は『ジョン・ウィック』で共同監督を務め、『デッドプール2』の監督にも抜擢された方で、今ノリに乗っているチームで製作された映画。
久しぶりに何も考えないで鑑賞できる映画に、ワクワクしましたぜ。
という事で、今回は『アトミック・ブロンド』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
脚本・製作総指揮:カート・ジョンスタッド
原作:アントニー・ジョンストン
プロデューサー:シャーリーズ・セロン、A・J・ディックス、ベス・コノ、ケリー・マコーミック、エリック・ギター、ピーター・シュウェリン
製作総指揮:ニック・マイヤー、マーク・シェイバーグ、ジョー・ノーズマック、スティーヴン・V・スキャヴェリ、イーサン・スミス、デイビット・ギロッド
撮影監督:ジョナサン・セラ
プロダクションデザイナー:デヴィッド・ショイネマン
編集:エリザベト・ロナルドスドッティル
衣装デザイナー:シンディ・エヴァンス
音楽監修:ジョン・フーリアン
作曲:タイラー・ベイツ
スタントコーディネーター:サム・ハーグレイブ
役名:出演者
ロレーン・ブロートン:シャーリーズ・セロン
デヴィッド・パーシヴァル:ジェームズ・マカヴォイ
スパイグラス:エディ・マーサン
エメット・カーツフェルド:ジョン・グッドマン
エリック・グレイ:トビー・ジョーンズ
C:ジェームズ・フォークナー
デルフィーヌ・ラサール:ソフィア・ブテラ
メルケル:ビル・スカルスガルド
ジェームズ・ガスコイン:サム・ハーグレイブ
時計屋:ティル・シュヴァイガー
というのも、女性版ジョン・ウィックを楽しめるつもりで劇場へ足を運んだのですが、鑑賞後の印象としては、意外とストーリーがしっかりしたスパイ映画、というものでした。
オリジナル脚本だと思っていたのですが、原作が存在してまして、だからこそ、物語がかっちりしていたのかと納得しました。
スタイリッシュなアクションを楽しめつつ、さらに軽めの謎解き要素もちゃんとあるので、色んな方が楽しめるアクション映画です。
オススメですな。
綺麗ですし、芯の強い女性を演じると、すごくハマる女優さんですね。
そんな彼女がバリバリのアクション映画で主演というのだから、もう楽しみでしかありませんでした。
そして、本作では期待通りのアクションが目まぐるしく展開され、シャーリーズ・セロンの魅力が存分に発揮されておりました。
アクション映画が好きな方であれば、普通に楽しむ事ができる作品ですね。
ストーリーを気にしなければ、ポップコーン片手に鑑賞する事ができる、面白い映画でございました。
シャーリーズ・セロンがとにかく格好良いので、女性にオススメしたいというのが、おっさんの感想です。
アクション映画って、バリバリ女性が活躍する作品って、やっぱり少ないんですよね。
知的な活躍する女性の作品は、まだ多い印象ですけどね。
本作はシャーリーズ・セロンのスタイリッシュな動きを堪能する事ができるため、男性はもちろん、女性も面白く感じる事ができるのではないでしょうか。
観終わったら、「わたしも、あんな風に男たちをボコボコにしたい」って思ってしまうかもしれませんな。
彼女さんや奥さんと一緒に見る時は、もしかしたら、覚悟が必要かも??
ただ、この物語の部分、つまりスパイ映画の醍醐味ともいえる「一体誰が嘘をついているのか」という点に関して、一回鑑賞しただけではわかりにくい感じになっています。
というのも、予告編ではアクションオンリーのド派手な映画として宣伝されており、ストーリーはあまりない印象を観る者に与えてしまっています。
そのため、アクションを楽しみに、そこを重点的に鑑賞しにくる人が多い訳ですね。
ところが、アクションはもちろん、ストーリーもちゃんとしている事が途中からわかるため、嘘を見抜くための鑑賞ができていません。
ですので、「あれれ?」と話がややこしく感じてしまう。それが残念でした。
予告編で、そのあたりが触れられていれば、もう少し違った心持ちで鑑賞できたのになぁ。
人によっては「どこがややこしいの??」って思うかもしれないですが、わかりやすく答えが劇中で示されていないので、「結局なんだった?」という印象を抱く方もいらっしゃるし、そう感じる人もいるだろうと、わたしは考えました。
お酒、飲めないですけど。
これから鑑賞する方は、アクションだけではなく、ストーリーもしっかりした映画という認識で鑑賞する事をオススメします。
でないと、わたしみたいに「あれ、なんだっけ?」みたいな状態になりますから。
それでも、面白いのですけどね。
という事で、今回は『アトミック・ブロンド』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『アトミック・ブロンド』
原題:『ATOMIC BLONDE』
製作:2017年アメリカ
日本公開日:2017年10月20日
上映時間:1時間55分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
『アトミック・ブロンド』予告編動画
『アトミック・ブロンド』のあらすじ
ベルリンの壁が崩壊しようとしている時代。イギリスの諜報機関であるMI6に所属するスパイ、ロレーン・ブロートンに新しい指令がくだる。それは何者かによって奪われてしまった、全諜報員の情報が網羅されたリストを奪還する、というものだった。
ベルリンを訪れたロレーンはベルリン支部の責任者であるパーシヴァルとともに、リストの行方を探る。しかし、リストを探し求めているのは彼女たちだけではない。
KGBをはじめ、各国のスパイたちがリストを巡り、動きを活発にしていく。
果たしてロレーンはリストを無事に取り戻す事ができるのだろうか?
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結構な前に予告編を観てから、とても気になっていたアクション映画が、この『アトミック・ブロンド』。
『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』で人気が再燃したシャーリーズ・セロンが主演のハイテンションムービーでございます。
監督は『ジョン・ウィック』で共同監督を務め、『デッドプール2』の監督にも抜擢された方で、今ノリに乗っているチームで製作された映画。
久しぶりに何も考えないで鑑賞できる映画に、ワクワクしましたぜ。
という事で、今回は『アトミック・ブロンド』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
今回利用した映画館
TOHOシネマズなんば『アトミック・ブロンド』のスタッフとキャスト
監督:デヴィッド・リーチ脚本・製作総指揮:カート・ジョンスタッド
原作:アントニー・ジョンストン
プロデューサー:シャーリーズ・セロン、A・J・ディックス、ベス・コノ、ケリー・マコーミック、エリック・ギター、ピーター・シュウェリン
製作総指揮:ニック・マイヤー、マーク・シェイバーグ、ジョー・ノーズマック、スティーヴン・V・スキャヴェリ、イーサン・スミス、デイビット・ギロッド
撮影監督:ジョナサン・セラ
プロダクションデザイナー:デヴィッド・ショイネマン
編集:エリザベト・ロナルドスドッティル
衣装デザイナー:シンディ・エヴァンス
音楽監修:ジョン・フーリアン
作曲:タイラー・ベイツ
スタントコーディネーター:サム・ハーグレイブ
役名:出演者
ロレーン・ブロートン:シャーリーズ・セロン
デヴィッド・パーシヴァル:ジェームズ・マカヴォイ
スパイグラス:エディ・マーサン
エメット・カーツフェルド:ジョン・グッドマン
エリック・グレイ:トビー・ジョーンズ
C:ジェームズ・フォークナー
デルフィーヌ・ラサール:ソフィア・ブテラ
メルケル:ビル・スカルスガルド
ジェームズ・ガスコイン:サム・ハーグレイブ
時計屋:ティル・シュヴァイガー
『アトミック・ブロンド』の感想
『デッドプール』『ジョン・ウィック』とは違って、予告編の印象と本編の印象が異なる事に、まずは驚きました。というのも、女性版ジョン・ウィックを楽しめるつもりで劇場へ足を運んだのですが、鑑賞後の印象としては、意外とストーリーがしっかりしたスパイ映画、というものでした。
オリジナル脚本だと思っていたのですが、原作が存在してまして、だからこそ、物語がかっちりしていたのかと納得しました。
スタイリッシュなアクションを楽しめつつ、さらに軽めの謎解き要素もちゃんとあるので、色んな方が楽しめるアクション映画です。
オススメですな。
『アトミック・ブロンド』の良いところ
とにかくアクションが格好良い
おっさんは、もともと主演のシャーリーズ・セロン、大好きです。綺麗ですし、芯の強い女性を演じると、すごくハマる女優さんですね。
そんな彼女がバリバリのアクション映画で主演というのだから、もう楽しみでしかありませんでした。
そして、本作では期待通りのアクションが目まぐるしく展開され、シャーリーズ・セロンの魅力が存分に発揮されておりました。
アクション映画が好きな方であれば、普通に楽しむ事ができる作品ですね。
ストーリーを気にしなければ、ポップコーン片手に鑑賞する事ができる、面白い映画でございました。
女性が楽しめるアクション
先ほどの話と関連して。シャーリーズ・セロンがとにかく格好良いので、女性にオススメしたいというのが、おっさんの感想です。
アクション映画って、バリバリ女性が活躍する作品って、やっぱり少ないんですよね。
知的な活躍する女性の作品は、まだ多い印象ですけどね。
本作はシャーリーズ・セロンのスタイリッシュな動きを堪能する事ができるため、男性はもちろん、女性も面白く感じる事ができるのではないでしょうか。
観終わったら、「わたしも、あんな風に男たちをボコボコにしたい」って思ってしまうかもしれませんな。
彼女さんや奥さんと一緒に見る時は、もしかしたら、覚悟が必要かも??
『アトミック・ブロンド』の悪いところ
ストーリーが入り組みすぎ?
本作はグラフィックノベルが原作として存在しているため、アクションのみではなく、ちゃんと物語性もあります。ただ、この物語の部分、つまりスパイ映画の醍醐味ともいえる「一体誰が嘘をついているのか」という点に関して、一回鑑賞しただけではわかりにくい感じになっています。
というのも、予告編ではアクションオンリーのド派手な映画として宣伝されており、ストーリーはあまりない印象を観る者に与えてしまっています。
そのため、アクションを楽しみに、そこを重点的に鑑賞しにくる人が多い訳ですね。
ところが、アクションはもちろん、ストーリーもちゃんとしている事が途中からわかるため、嘘を見抜くための鑑賞ができていません。
ですので、「あれれ?」と話がややこしく感じてしまう。それが残念でした。
予告編で、そのあたりが触れられていれば、もう少し違った心持ちで鑑賞できたのになぁ。
人によっては「どこがややこしいの??」って思うかもしれないですが、わかりやすく答えが劇中で示されていないので、「結局なんだった?」という印象を抱く方もいらっしゃるし、そう感じる人もいるだろうと、わたしは考えました。
『アトミック・ブロンド』のまとめ
なぜか観た後にお酒が飲みたくなる映画でございました。お酒、飲めないですけど。
これから鑑賞する方は、アクションだけではなく、ストーリーもしっかりした映画という認識で鑑賞する事をオススメします。
でないと、わたしみたいに「あれ、なんだっけ?」みたいな状態になりますから。
それでも、面白いのですけどね。
という事で、今回は『アトミック・ブロンド』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
『アトミック・ブロンド』のネタバレあり感想
『アトミックブロンド』のネタバレあり感想:終盤になって色んなものがひっくり返される映画この記事がイイネ!と思ったら下のブログランキングボタンをクリックして頂けると嬉しいです☆
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