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そこから帰還した者はいない。



今回ご紹介する映画:『アナイアレイション -全滅領域-』
原題:『ANNIHILATION』
製作:2018年イギリス、アメリカ
日本公開日:2018年3月12日(Netflix配信)
上映時間:1時間55分
オススメ度:★★★★★(五つ星!)




予告編動画





あらすじ

特務任務に向かった夫のケインから連絡が途絶えて1年が経過し、喪失感に悩まされるレナ。

ある日、突然、ケインが帰還。

しかし、ケインの様子が明らかにおかしい。話を聞こうとした矢先、ケインは危篤状態に陥ってしまう。

ケインとレナは、救急車で病院に搬送される最中に、軍隊によって拘束され、サザンリーチにある研究施設へ連行されるのだった。

目覚めたレナの前に、心理学者のヴェントレスが現れ、ケインについての話を聞かされる。

ケインは、施設の外に広がる謎のエリア<シマー>からの唯一の帰還者であり、そのケインは、非常に危険な状態である事も、あわせて告げられた。

数日後にヴェントレスは数人の専門家を引き連れて、<シマー>に調査へ出向く事をレナは知り、ヴェントレスに相談して、その調査隊へ志願するのであった。




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どーも、おっさんです。

『エクス・マキナ』で監督と脚本を務めたアレックス・ガーランドが、SF作家のジェフ・ヴァンダミアによる「サザンリーチ三部作」の第一作を映像化したのが『アナイアレイション -全滅領域-』です。

元々、劇場公開用に製作された映画であったのですが、色々あって、アメリカでは映画館で上映され、その他の国ではNetflixでの配信となりました。

Netflixでは、本作以外にも気になるSF映画を配信。おっさんは『タイタン』という作品が、すこぶる気になります。




原作小説は、日本でも翻訳されているのですが、わたしは未読でして、前知識は全くない状態での視聴でございます。

主演はナタリー・ポートマンで、あの独特のストーリーと映像美を紡ぎ出した監督が、本作で、どのような才能を見せてくれるのか。

非常にワクワクしながら、鑑賞しましたよ。




そんな訳で、今回は『アナイアレイション -全滅領域-』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?



今回利用した動画配信サービス

Netflix ネットフリックス
Netflix




スタッフとキャスト・吹き替え版声優

監督・脚本:アレックス・ガーランド
原作:ジェフ・ヴァンダミア
製作:スコット・ルーディン、アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ、イーライ・ブッシュ
製作総指揮:ジョー・バーン、デヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー


役名:出演者(日本語吹き替え版声優)
レナ:ナタリー・ポートマン(坂本真綾)
ヴェントレス博士:ジェニファー・ジェイソン・リー(藤本喜久子)
アニャ・ソレンセン:ジーナ・ロドリゲス(宮澤はるな)
ジョシー・ラデク:テッサ・トンプソン(木下紗華)
キャス・シェパード:ツヴァ・ノヴォトニー(七緒はるひ)
ケイン:オスカー・アイザック(小松史法)
ロマックス:ベネディクト・ウォン(板取政明)




annihilation



おっさんのネタバレなし感想

いやぁ、凄かった。

この映画はですね、あれです、映画館で鑑賞したかった。

本作は、『エクス・マキナ』と同じく、視覚的ではなく、ストーリーがすごくグロテスクなんですね。

ストーリーだけでなく、作品全体に漂う雰囲気がグロテスク。

そのいびつさが、とても心地よく、そして美しい。

そんな映画となっていました。




『エクス・マキナ』もそうでしたけど、盛り上がり的なものが、ほとんどなく、人を選ぶ作品です。

盛り上がりはないのだけど、目が離せない。

不思議な魅力を発している映画でしたね。




SF映画好き、というよりも、映画好き、とりわけ風変わりな映画を好む映画好きの方にオススメしたい一品。

Netflix配信作品なので、おそらくDVDやブルーレイは出ないのでしょうが、それがとても残念です。

もし、発売されたら、間違いなく購入してしまうであろう、おっさんの激好みな映画でございました。

というか、大きなスクリーンで鑑賞したいので、どこかの映画館さん、Netflixと手を組みませんかねぇ。




良いところ

ひたすら静か

ストーリーと映像、そして演出で見せる映画となっていて、何を描写したいのかが、はっきりしている点が好印象でした。

起伏の少ない作品で、派手なエンターテインメント作品に慣れ親しんでいる方には、とても辛い作品かもしれませんけど、映画好きであれば、この作品の面白さがわかるのではないでしょうか。

ストーリーも独特ですが、なにより抑えめの演出が印象的で、ずっと心の中に余韻が漂う、不思議な映画です。

このあたり、『エクス・マキナ』と似たような感じですね。

わかりやすい盛り上がりを設置しない事で、本作の空気感について来れる人だけついてきて、という開き直りがはっきり示されている本作。

映画の趣味が幅広い方だけが楽しめる、なんともいえない不思議な映画でございます。




バランスが良い

海外の監督さんは、自分の作家性とエンターテインメント性を両立させる事に長けていますね。

残念ながら、日本の監督さんは、そういった方は、ほとんどいないので残念です。

さて、アレックス・ガーランド監督も、『エクス・マキナ』と同様、本作でも自分自身の作家性を発揮させつつ、ちゃんとエンターテインメントを考えてシナリオと映像を構築されています。

そのバランスが絶妙で、結果、とても印象深い作品に仕上がっています。




悪いところ

人を選ぶ作品

派手な演出や展開が盛り込まれていないため、淡々と進む静かな映画が苦手な方には退屈に感じる映画になっています。

作品的には、ちゃんと盛り上がりが設置されているのですが、それでも他の作品に比べ、非常に地味であるため、人を選ぶ映画に仕上がっております。




解決しない

本作の凄いところは、オチが存在しない点です。

謎はそのままで、何一つ解決しないという、すごい映画。

そのため、このあたりがスルーできない方には、まったくもって、オススメできない作品となってしまっています。

スルーできるのであれば、全く問題ないのですが、受け入れる事ができないと、「なに、この映画??」ってなっちゃいますね。




今回のネタバレなし感想のまとめ

おっさん的には、非常に満足度の高い映画でございました。

不気味なんだけど、妙に惹きつけられるという、素敵な映画です。

風変わりな映画が好みの人であれば楽しめる作品。

Netflixに入っている方は、ぜひともチャレンジしてみてください。




という事で、今回は『アナイアレイション -全滅領域-』のネタバレなし感想でした。

それでは、今日はこの辺で。

しーゆー!




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ネタバレあり感想

淡々と現象を綴るだけの玄人向けSF映画『アナイアレイション -全滅領域-』のネタバレあり感想


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