映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回の記事は、2016年6月1日に公開した記事を再編集したものとなっております。
ネットでの評判は、とっても悪いPOVのホラー映画『アマゾン・クルーズ』。
本作を鑑賞した当時、インターネットで検索しても、クルージングのサイトしか出てきませんでした。2024年1月時点では、本作の情報もちらほら出てきております。
また、当時は「アマゾン・クルーズ 映画」というキーワードで検索をかけると、なぜか、トム・クルーズの情報が出現いたしました。
ちなみに、検索ワードによっては『ジャングル・クルーズ』の情報が出てくる事があって、ちょっと注意が必要です。
さてさて、今回はアルバトロスさんが日本へ持ってきた、フェイクドキュメンタリータイプの超マイナー映画『アマゾン・クルーズ』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
アマゾンが持つ自然の雄大さに圧倒されつつ、また道中、いくつかのトラブルに見舞われたものの、ついにチームは目的のカエルを採取する。
これでガンの特効薬を世界に届けることができる!
世紀の発見に喜ぶ一行。
目的は果たされ、あとは帰るのみとなった。
探検8日目。
一行は予想もしない出来事に遭遇する。
なんと朝に行方知れずになっていたクルーの一人が、動物かなにかによって、バラバラに食いちぎられた姿で発見される。
迎えにくるはずの船も来ず、今までつながっていたネットも遮断され、途方にくれるクルーたちは、陸路で近くの村を目指す事に。
動き出す一行に、絶えずつきまとう謎の音と気配。
これは原住民たちが警告していた森の精霊「アンヤンガ」なのだろうか??
ついには向かうべき方向も見失い、クルーたちは謎の存在と対峙することになる。
そして、ついに、アマゾンの奥地に生息する、あるカエルがいれば、癌の特効薬を作り出せるということを発見。
さらなる研究を重ねるため、カエルを捕獲しに、アマゾンへ突撃してきたわけです。
しかし、ラストで主人公の彼氏が、実は、癌患者ビジネスで潤っている会社のスパイで、主人公たちの研究を完成させないようにするために邪魔をしていたことが、唐突に明かされます。
では、この男が、クルーをの命を奪っていたりしたのかというと、そういう訳でもありません。
なぜなら、映画の結末には、悪魔のような「なにか」が登場するからです。
この「なにか」の正体について、劇中で度々指摘されていた<アンヤンガ>という精霊なのかどうかは、わかりません。
結局のところ、この「なにか」がクルーたちを襲っていたと思われるのですが、だったら、それだけで良いんじゃない?
わざわざ主人公の恋人を悪役に仕立て、社会派なメッセージを無理やり入れなくても良かったのに……と、それまで楽しく鑑賞していた者としては思ってしまいます。
主張は大切ですが、だったら、いろいろ伏線を張って、ミステリー映画として製作してほしかったかな?
最終的に謎の生命体の仕業というラストを持ってくるは良いのですが、掲げたい主張とキレイに合わさっていない感じがバリバリあって、チグハグなラストという印象です。
なんというか、この一点が本当に残念だなぁと思います。
これがなければ、私は割りと好きなんですけどね、この映画が持っている雰囲気。
Filmarks
映画.com
allcinema
これ以上にひどい映画をたくさん観ている身としては、ラストまで、普通に鑑賞できた作品なので、個人的には良かったんですけどね。
ラストにどんでん返しを持ってくるのであれば、最後に精霊を出さずに、人間が犯人のミステリーとして製作した方が良かったように思います。
精霊を犯人にしたいのであれば、ミステリー要素の必要はなく、素直に超自然的な存在に翻弄されるホラー映画として作ったら良かったのに……って感じですね。
私は好きな映画ではありますが、あまりオススメはしない作品。
「お、きたきた、アルバトロスさん!」っていう人には、オススメできますが、それ以外の方はスルーすることをオススメいたします。
という事で、今回は『アマゾン・クルーズ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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メインブログ(四十郎おっさんによる映画感想まがい)
今回の記事は、2016年6月1日に公開した記事を再編集したものとなっております。
ネットでの評判は、とっても悪いPOVのホラー映画『アマゾン・クルーズ』。
本作を鑑賞した当時、インターネットで検索しても、クルージングのサイトしか出てきませんでした。2024年1月時点では、本作の情報もちらほら出てきております。
また、当時は「アマゾン・クルーズ 映画」というキーワードで検索をかけると、なぜか、トム・クルーズの情報が出現いたしました。
ちなみに、検索ワードによっては『ジャングル・クルーズ』の情報が出てくる事があって、ちょっと注意が必要です。
さてさて、今回はアルバトロスさんが日本へ持ってきた、フェイクドキュメンタリータイプの超マイナー映画『アマゾン・クルーズ』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。
ネタバレなし感想
ネタバレなし感想では、You Tubeで投稿されている本作の予告編動画や、スタッフ・キャストの簡単な情報も掲載しております。ちょっとだけ詳しいあらすじ
密林に生息する、あるカエルから生み出される酵素を使い、ガンの特効薬を作り上げるため、ある製薬会社の研究チームとそのチームを取材するチームたちは、アマゾンの奥地に足を踏み入れる。アマゾンが持つ自然の雄大さに圧倒されつつ、また道中、いくつかのトラブルに見舞われたものの、ついにチームは目的のカエルを採取する。
これでガンの特効薬を世界に届けることができる!
世紀の発見に喜ぶ一行。
目的は果たされ、あとは帰るのみとなった。
探検8日目。
一行は予想もしない出来事に遭遇する。
なんと朝に行方知れずになっていたクルーの一人が、動物かなにかによって、バラバラに食いちぎられた姿で発見される。
迎えにくるはずの船も来ず、今までつながっていたネットも遮断され、途方にくれるクルーたちは、陸路で近くの村を目指す事に。
動き出す一行に、絶えずつきまとう謎の音と気配。
これは原住民たちが警告していた森の精霊「アンヤンガ」なのだろうか??
ついには向かうべき方向も見失い、クルーたちは謎の存在と対峙することになる。
ネタバレあり感想
母親をガンで亡くした主人公は、ガンの特効薬を研究・開発すべく、ずっと頑張ってきました。そして、ついに、アマゾンの奥地に生息する、あるカエルがいれば、癌の特効薬を作り出せるということを発見。
さらなる研究を重ねるため、カエルを捕獲しに、アマゾンへ突撃してきたわけです。
しかし、ラストで主人公の彼氏が、実は、癌患者ビジネスで潤っている会社のスパイで、主人公たちの研究を完成させないようにするために邪魔をしていたことが、唐突に明かされます。
では、この男が、クルーをの命を奪っていたりしたのかというと、そういう訳でもありません。
なぜなら、映画の結末には、悪魔のような「なにか」が登場するからです。
この「なにか」の正体について、劇中で度々指摘されていた<アンヤンガ>という精霊なのかどうかは、わかりません。
結局のところ、この「なにか」がクルーたちを襲っていたと思われるのですが、だったら、それだけで良いんじゃない?
わざわざ主人公の恋人を悪役に仕立て、社会派なメッセージを無理やり入れなくても良かったのに……と、それまで楽しく鑑賞していた者としては思ってしまいます。
主張は大切ですが、だったら、いろいろ伏線を張って、ミステリー映画として製作してほしかったかな?
最終的に謎の生命体の仕業というラストを持ってくるは良いのですが、掲げたい主張とキレイに合わさっていない感じがバリバリあって、チグハグなラストという印象です。
なんというか、この一点が本当に残念だなぁと思います。
これがなければ、私は割りと好きなんですけどね、この映画が持っている雰囲気。
口コミレビューや評価
下記サイトで『アマゾン・クルーズ』レビューや評価をチェック!Filmarks
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allcinema
今回のネタバレあり感想のまとめ
さすがのアルバトロスクオリティーといったところでしょうか。これ以上にひどい映画をたくさん観ている身としては、ラストまで、普通に鑑賞できた作品なので、個人的には良かったんですけどね。
ラストにどんでん返しを持ってくるのであれば、最後に精霊を出さずに、人間が犯人のミステリーとして製作した方が良かったように思います。
精霊を犯人にしたいのであれば、ミステリー要素の必要はなく、素直に超自然的な存在に翻弄されるホラー映画として作ったら良かったのに……って感じですね。
私は好きな映画ではありますが、あまりオススメはしない作品。
「お、きたきた、アルバトロスさん!」っていう人には、オススメできますが、それ以外の方はスルーすることをオススメいたします。
という事で、今回は『アマゾン・クルーズ』のネタバレあり感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
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