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今回ご紹介する映画「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」(原題:Attack of the Killer Tomatoes!)
オススメ度:映画が好きな人なら時間があればどうぞ
        

予告編動画

<あらすじ>
ある日突如として全米に殺人トマトが現れ、次々と人間を襲い始めた。犠牲者が続出し、この事態を深刻とみた軍は会議を開き、対トマト用に開発したアンドロイドのテストを行うがあっけなく失敗。今度は対トマト要員のスペシャリストたちを召集し、トマトたちと戦わせるが全く歯が立たない。日に日に増え続けるトマトたちは巨大化し、ついには軍対巨大殺人トマトたちの全面戦争が勃発、街は大パニックに陥る。by Amazon

世の中は「スターウォーズ」の話題でいっぱいでしょうが、私は体調が芳しくないため、家でとんでもない映画を見る事にしました。幼少時に一度だけ見た事があり、あまりの内容に、幼い頭では理解が追いつかなかった映画。

映画が好きな人なら、一度は名前を聞いた事があるはず。伝説のB級カルト映画「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」。今回はこの映画の感想を書きたいと思います。

私はB級映画と思っているのですが、世間一般では、どうもZ級映画になっているようです。クソ映画とも駄作とも言われています。そして、悲しいかな、それを否定する事がとても難しい。しかし、この映画の前では、それらの言葉すら賛辞になってしまう。それくらい、この映画はパワーがある。パッションがあります。これは昨今の映画には失われつつあるものです。ぜひとも見習って欲しいものです。あくまで映画製作のスピリッツの部分を。

これでもか!と思うくらい、映画製作の様々なアイデアが詰め込まれている映画で、そのあたりを見ると、違う視点で楽しむ事ができます。自主製作映画の心得みたいなものが垣間見える稀有な映画です。



さて、真剣に見ると後悔しか残らない、この映画。

おバカな映画を心底楽しむというスタンスで鑑賞すると、とても面白い映画です。

オープニングに観客の心を攻撃してくるテーマソング、全編に散りばめられているけれどなんとも言えないジョーク、唐突にインサートされるミュージカル風演出。

さらには突然テロップでコマーシャルが入る。ラジオでもコマーシャルが入る。なんじゃ、こりゃ。しかもそのコマーシャルは、実在する店と何も関係がないというオチ付き。

このあたりはニコニコ大百科が詳しいです。


アタック・オブ・ザ・キラー・トマト(ニコニコ大百科)
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88



この映画、冒頭にヘリコプターが墜落してしまうシーンがあります。その墜落シーンに違和感を感じます。

あまりに何の脈絡もなく墜落してしまうんですよね。劇中では空飛ぶトマトがなんやら……みたいなセリフがありましたけど。

妙だなーと思っていたら、Wikipediaに書かれていました。
序盤、ヘリコプターが今ひとつ前後の脈絡無く墜落する場面は、実は撮影現場で発生した本物の墜落事故の映像である。幸い死者は出なかったが、スタッフはこの事故映像を映画の一場面として流用したうえ、「撮影中にパイロットが死亡」という嘘のコピーまでつくり、ちゃっかり宣伝に利用した。
あー、納得。そういう事か。なんか、すごいですね、このスピリッツ……。



さて、ストーリーの方ですが、ひたすらトマトVS人間の戦いが繰り広げられ、その度に人間が負けてしまいます。しかし、ラストはきちんと人間が勝利しますので、ご安心を。

とにかく、突っ込まないシーンを探す事が困難なくらい、ツッコミ要素満載の映画。

ここまで真剣に徹底的にバカをやっている映画を心の底から楽しめるという人には、オススメの映画です。



ちなみに、この映画には続編があります。

私が高校生くらいのころに、深夜にオンエアされていた事がありました。その時、ちょうど、ジョージ・クルーニーがカウンターにいるシーンが流れていました。

ん??

そうですよ、あのジョージ・クルーニーです。

下積み時代に出演していたようです。続編の「リターン・オブ・ザ・キラー・トマト」に。

この「リターン・オブ・ザ・キラー・トマト」は残念ながら、私は見ていないし、ディスカスにもレンタルされていないんですよね。

三作目もあるそうですが、これは知りませんでした。レンタル落ちのショップに、探せばあるかな??

それにしても、笑った。本当に、パーティー向けの映画だと思います。

DVD、買うかどうか、迷うなぁ……。

いろんな意味で、今の時代では製作できない映画ですね。





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