生命は、新しい道を見つけ、進む。
今回ご紹介する映画:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
原題:『JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:2018年7月13日公開
上映時間:128分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
このままでは、島が沈み、そこにいる恐竜たちも死んでしまう。
果たして彼らを救うべきか否か。
アメリカは、国として恐竜を救う事をしないと決断する。
落胆したのは、かつて「ジュラシック・ワールド」の運営責任者であったクレアだ。
彼女は、今、恐竜の保護を訴える団体に所属していた。
そこに、極秘裏に恐竜を保護したいと考えているロックウッド財団からクレアに支援の申込みが入る。
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どーも、四十郎のおっさん999です。
公開日から遅れる事、1週間。
ようやく劇場で『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を鑑賞する事ができました。
前作は、それほど期待していなかったのですが、観てみると、意外と面白い作品で、「これはこれでアリやな」って感じに仕上がっておりました。
続編を製作するというアナウンスが前作公開してから早々に飛び出して、けれど、そうすると、もしかして、原作版の『ロストワールド』を意識して作るのかしら??って思っていたんですよねぇ。
どんなストーリーになるのか、楽しみにしていると、予想の斜め上の展開が用意されているようで。
なお、今回は4DX版ではなく、IMAX 版を鑑賞しましたよっと。
そんな訳で、今回は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
製作総指揮・脚本:コリン・トレヴォロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ
キャラクター原案:マイケル・クライトン
脚本:デレク・コノリー
監督:フアン・アントニオ・バヨナ
ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング/木村佳乃)
B・D・ウォン(ウー博士)
ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド/中田譲治)
テッド・レヴィン(ケン・ウィートリー/黒田崇矢)
ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ/満島真之介)
ジェラルディン・チャップリン(アイリス/池田昌子)
ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス/石川由依)
トビー・ジョーンズ(エヴァーソル/高木渉)
レイフ・スポール(イーライ・ミルズ/内田夕夜)
ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム/大塚芳忠)
でも、一緒に観に行った、わたしのおとんは「前の方(前作『ジュラシック・ワールド』)が良かった」って、言ってましたね。
これはこれで良いのだけれども・・・という感じ。
確かに、1作目に比べると、どうしても、ちょっと暗い感じになっちゃうんですよね。
これはスピルバーグ監督が手掛けた『ジュラシック・パーク』と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に似ている感じでありまして、1作目はエンタメバリバリに振り切れるのですが、2作目になると、それがちょっとできないというのが、このタイプの映画の難しさです。
作品のトーンがアレなんで、人によって、好き嫌いが分かれる映画かもしれません。
内容は、決して悪い訳ではなく、笑えるところも、怖いところも、ハラハラするところも、ちゃんと用意されています。
なので、エンターテインメント作品としては十分なんですけどね。
おっさんとしては、前作以上に楽しめた作品です。
恐竜の格好良さが楽しめるし、キュートな部分もあるし、わたしは『ジュラシック・パーク』を見て恐竜を好きになったのですが、本作を鑑賞して、恐竜が好きになるキッズもいるかもしれませんね。
恐竜の特性を活かしたシーンもありますし、古代に興味を持つためには、良い映画であると感じました。
これは前作は『ジュラシック・パーク』を踏襲しているのに対し、本作は『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』をテーマ的にリブートしているからだと思います。
『ジュラシック・パーク』はエンターテインメント作品である一方で、『ロスト・ワールド』は1作目よりも、踏み込んでテーマを掘り下げていましたからね。
本作では、恐竜を通して、人のエゴ、人の醜い欲望を、がっつり見せつける構成になっておりまして、シリーズでも珍しく、善人悪人がハッキリしている作品でもありました。
この部分もまた、本作の評価の分かれる要因のひとつになるのかもしれません。
その演出は、さながらホラー映画のようでございました。
わたしは、ところどころで、「うぉっ!!」って小さく声を上げてしまいましたからね。
お恥ずかしい限りです。
ハラハラドキドキの展開になっても、一人で「おぉ~どうなるのぉ~??」って、ビクビクしておりました。
パニックムービーのような要素は、あまりありませんけれど、ホラー映画に通じるものがあって、そこはユニークだなって感じましたね。
なんたって、「命」ですからね。
しかも、その「命」は、自然発生したものではなく、人が金儲けのために生み出した人工的な「命」なわけです。
そして、本作では、都度、観客に語りかけてくるのです。
「その<命>をどうすべきかと」。
これは、答えがポンっと出せるような問いかけではなく、人によっては、とても重苦しく感じる人もいらっしゃるかもしれません。
軽いテイストのエンタメ映画を楽しもうと考えている人には、ちょっときつい映画であるかな?と感じました。
とても苦しい内容でございました。
もし、仮に、このような状況が現実に起きたのなら、どうするか。
そう思った時、心がとてもざわつきました。
でも、考えなければいけない時が、来るかもしれませんね。
という事で、今回は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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今回ご紹介する映画:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
原題:『JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:2018年7月13日公開
上映時間:128分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
あらすじ
数年前に崩壊した「ジュラシック・ワールド」のあるイスラ・ヌブラル島の火山に、噴火の兆しが見られ始めた。このままでは、島が沈み、そこにいる恐竜たちも死んでしまう。
果たして彼らを救うべきか否か。
アメリカは、国として恐竜を救う事をしないと決断する。
落胆したのは、かつて「ジュラシック・ワールド」の運営責任者であったクレアだ。
彼女は、今、恐竜の保護を訴える団体に所属していた。
そこに、極秘裏に恐竜を保護したいと考えているロックウッド財団からクレアに支援の申込みが入る。
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どーも、四十郎のおっさん999です。
公開日から遅れる事、1週間。
ようやく劇場で『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を鑑賞する事ができました。
前作は、それほど期待していなかったのですが、観てみると、意外と面白い作品で、「これはこれでアリやな」って感じに仕上がっておりました。
続編を製作するというアナウンスが前作公開してから早々に飛び出して、けれど、そうすると、もしかして、原作版の『ロストワールド』を意識して作るのかしら??って思っていたんですよねぇ。
どんなストーリーになるのか、楽しみにしていると、予想の斜め上の展開が用意されているようで。
なお、今回は4DX版ではなく、IMAX 版を鑑賞しましたよっと。
そんな訳で、今回は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のネタバレなし感想を書いていくんだぜ?
今回利用した映画館
109シネマズ大阪エキスポシティ 次世代IMAXレーザー 3D 字幕版スタッフ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮・脚本:コリン・トレヴォロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ
キャラクター原案:マイケル・クライトン
脚本:デレク・コノリー
監督:フアン・アントニオ・バヨナ
キャスト/役名:(出演者/日本語吹き替え版声優)
クリス・プラット(オーウェン・グレイディ/玉木宏)ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング/木村佳乃)
B・D・ウォン(ウー博士)
ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド/中田譲治)
テッド・レヴィン(ケン・ウィートリー/黒田崇矢)
ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ/満島真之介)
ジェラルディン・チャップリン(アイリス/池田昌子)
ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス/石川由依)
トビー・ジョーンズ(エヴァーソル/高木渉)
レイフ・スポール(イーライ・ミルズ/内田夕夜)
ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム/大塚芳忠)
おっさんのネタバレなし感想
この映画、わたしは好きでした、正直なところ。でも、一緒に観に行った、わたしのおとんは「前の方(前作『ジュラシック・ワールド』)が良かった」って、言ってましたね。
これはこれで良いのだけれども・・・という感じ。
確かに、1作目に比べると、どうしても、ちょっと暗い感じになっちゃうんですよね。
これはスピルバーグ監督が手掛けた『ジュラシック・パーク』と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に似ている感じでありまして、1作目はエンタメバリバリに振り切れるのですが、2作目になると、それがちょっとできないというのが、このタイプの映画の難しさです。
作品のトーンがアレなんで、人によって、好き嫌いが分かれる映画かもしれません。
内容は、決して悪い訳ではなく、笑えるところも、怖いところも、ハラハラするところも、ちゃんと用意されています。
なので、エンターテインメント作品としては十分なんですけどね。
おっさんとしては、前作以上に楽しめた作品です。
良いところ
恐竜の描写が良い
本作では、前作以上に恐竜の持つ神秘性や獰猛さ、野性味、そして愛嬌などが、存分に描写されていて、恐竜が好きな人には、たまらない映画になっています。恐竜の格好良さが楽しめるし、キュートな部分もあるし、わたしは『ジュラシック・パーク』を見て恐竜を好きになったのですが、本作を鑑賞して、恐竜が好きになるキッズもいるかもしれませんね。
恐竜の特性を活かしたシーンもありますし、古代に興味を持つためには、良い映画であると感じました。
人の醜い欲望が随所に登場
本作は、前作以上にテーマがしっかりしています。これは前作は『ジュラシック・パーク』を踏襲しているのに対し、本作は『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』をテーマ的にリブートしているからだと思います。
『ジュラシック・パーク』はエンターテインメント作品である一方で、『ロスト・ワールド』は1作目よりも、踏み込んでテーマを掘り下げていましたからね。
本作では、恐竜を通して、人のエゴ、人の醜い欲望を、がっつり見せつける構成になっておりまして、シリーズでも珍しく、善人悪人がハッキリしている作品でもありました。
この部分もまた、本作の評価の分かれる要因のひとつになるのかもしれません。
恐竜の怖さ、改めて
本作では、前作以上に、恐竜の怖さが描写されております。その演出は、さながらホラー映画のようでございました。
わたしは、ところどころで、「うぉっ!!」って小さく声を上げてしまいましたからね。
お恥ずかしい限りです。
ハラハラドキドキの展開になっても、一人で「おぉ~どうなるのぉ~??」って、ビクビクしておりました。
パニックムービーのような要素は、あまりありませんけれど、ホラー映画に通じるものがあって、そこはユニークだなって感じましたね。
悪いところ
テーマが重すぎる
これは、続編製作決定の時に思った事ですが、本作はテーマがハッキリしている分、正直、そのテーマが重いです。なんたって、「命」ですからね。
しかも、その「命」は、自然発生したものではなく、人が金儲けのために生み出した人工的な「命」なわけです。
そして、本作では、都度、観客に語りかけてくるのです。
「その<命>をどうすべきかと」。
これは、答えがポンっと出せるような問いかけではなく、人によっては、とても重苦しく感じる人もいらっしゃるかもしれません。
軽いテイストのエンタメ映画を楽しもうと考えている人には、ちょっときつい映画であるかな?と感じました。
今回のネタバレなし感想のまとめ
また、本作のストーリー上、動物が好きな方には、結構辛い映画である事も書いておきますね。とても苦しい内容でございました。
もし、仮に、このような状況が現実に起きたのなら、どうするか。
そう思った時、心がとてもざわつきました。
でも、考えなければいけない時が、来るかもしれませんね。
という事で、今回は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のネタバレなし感想でした。
それでは、今日はこの辺で。
しーゆー!
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