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ホラー通信さんというサイトがあります。こちらはホラー映画の情報を取り扱っているサイトです。あまり表に出てこない映画の情報も掲載していて毎日楽しみにしています。

今回は何とも不気味な映画の情報が掲載されていました。以前も一度情報がのっていたのですが、今回の記事では予告編がありました。その予告編を見ると……これは、イイ!!

“それ”に捕まると必ず死ぬ―― タランティーノも賞賛した新感覚ホラー『イット・フォローズ』日本上陸
http://horror2.jp/12312

【ジェイうしろ!】新感覚ホラー『イット・フォローズ』――“それ”がついてきまくる恐怖の予告編解禁
http://horror2.jp/12485

19歳のジェイはある男と一夜をともにするが、その後男が豹変。縛り付けられたジェイは「それ」に殺される前に誰かにうつせ、と命令される。ゆっくりと歩いてくる「それ」はうつされたものにだけにだけ見える。「それ」はゆっくりと歩いて近づいてくる。「それ」は人にうつすことができる。「それ」はうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。「それ」は他の人には見えない。そして、「それ」に捕まったら必ず死が待っている。果たしてジェイは、いつ、どこで現れるか分からない「それ」の恐怖から逃げきることができるのかー。



予告編を見るとわかるんですけど、このアイデアは西洋ホラー感覚だけでなく、東洋ホラーの感覚も含まれています。というのも、西洋ホラーは視覚的な恐怖をメインに置き、クリーチャー等の超自然的な存在がすぐに現れ登場人物に襲い掛かってきます。対して東洋ホラーは雰囲気を重視します。超自然的なものが登場しますが、いきなり現れるのではなく、ゆっくりゆっくりと登場人物との距離を詰めていく形です。西洋ホラーは「呪怨」、東洋ホラーは「女優霊」で例えると、わかりやすいですね。「呪怨」は白化粧の人たちが、はっきりと登場し、はしゃいでいるのに対し、「女優霊」は女性が現れたり消えたり、はっきりしません。どちらも邦画ですが、演出方法が異なるんですね。

この「イット・フォローズ」は上手いぐあいに、西洋ホラーと東洋ホラーをミックスした映画みたいです。はっきりと「なにか」はいるのに、ゆっくりと近づいてくるというのは、東洋ホラーの特徴です。

近年、「パラノーマルアクティビティ」のヒットにより、欧米映画でも、雰囲気を重視した映画が多いです。アメリカの面白いところは、東洋的ホラー感覚を上手に取りこみ、自国で売れるために今まで製作されてきた西洋ホラーと合体させる点です。日本でも出来そうなんですが、残念ながら、まだ日本には、そういった映画はないですね。というより、こういう実験的な映画がほとんどありません。

「イット・フォローズ」は来年1月公開ですが、上映する映画館は少ないですね。大阪だとTOHOシネマズなんばで公開予定でした。今から予定に入れておくとしよう。

ところで、ナタリーさんによると、

「イット・フォローズ」は口コミで話題を集め、全米4館のスタートから1600館にまで上映劇場を増やしたホラー映画。

という事で、何やら良いじゃないですか。こういう映画、嫌いじゃないよ。来年のはじめから、面白そうな映画を見る事ができるかも。それはとても、すごく幸せな事です。面白かったなら、きっと、2016年も良い映画の一年になります。

2016年1月16日追記:映画館で鑑賞したので感想をかきましたよ。
ネタバレなし/イット・フォローズ 新しい恐怖を描く新鮮なジュブナイルホラー映画

ネタバレあり/イット・フォローズ ネタバレあり 個人的に大満足の怖いホラー映画




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