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今回ご紹介する映画「逃走車」(原題:Vehicle 19)
オススメ度:ちょっと酔うかもしれない 

予告動画


劇場公開当時、観に行く事ができず、またDVDレンタルをし忘れていたのですが、Huluで配信していたので鑑賞しました。
今回は「逃走車」の感想です。

Amazonよりあらすじ
アメリカ人マイケルは、別れた妻に会いに南アフリカ共和国のヨハネスブルグへたどり着く。予約と違うレンタカーが手配されたが、先を急ぐマイケルは、その車で妻の元へ向かう。
そんな中、車中にあった見知らぬ携帯電話が鳴り、刑事と名乗る男から、配車は間違いで、ある場所まで交換しに来るようにと言われる。
指示に従う道中、座席の下から拳銃が見つかり、さらに後部座席から縛られた謎の女が飛び出してくる。彼女は、ある重大事件の秘密を知ったため誘拐されたのだという。
さらに指示された場所で待っていたのは突然の襲撃だった…。追いうちをかけるように、自分が指名手配されたニュースまで飛び込んでくる…。
誰が敵で、何が真実なのか?彼はこの絶対絶命のピンチから、女を、秘密を守り、無事逃げきることはできるのか! ?

この映画は、「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みのポール・ウォーカー出演作品です。
彼は2013年に事故で他界しました。
これからどんどん活躍していくだろう俳優さんだったので、とても残念です。
今作では、彼はプロデューサーとしても参加しています。

評価も半々に分かれているようですね、この映画。
その原因は、おそらく撮影手法にあるかと思います。

この映画は、全編、車内に搭載されているカメラで撮影がおこなわれています。
そのため、ドラマは車の中だけとなります。
主人公と同じように、観客は限られた情報だけで、物語についていかなければなりません。

また意外とカット割りも激しく、後半になるとアクション要素も加わるため、画面そのものが揺れます。
ですので、乗り物に弱い人は、おそらく酔います。少なくとも、私は酔いました。うへー。

ストーリーは少しひねりのあるストーリーで、アクション要素の強いソリッドシチュエーションだと思えばいいのでしょうか。
予想を少し斜め上を行ったので、個人的には面白かったです。
もう少し単純なストーリーにしても良かったと思いますが、舞台をアメリカではないところに置いて、さらに主人公は仮釈放中のため、ちょっとした不注意も命取りになる緊張感。
それが画面から、ひしひしと伝わってきて、見ているこちら側もドキドキしてしまいました。

万人受けはしないと思いますが、短めの映画ですので、アクション映画が好きな人には、オススメできるかもしれません。